2011年2月6日日曜日

Fang -牙の記憶-

きーばー



キバっていかない北方。



SFじゃないけど白い牙は名作ですよ。藤岡弘のじゃないですよ。
牙といえば太陽の。いい感じの政治劇が素晴らしいけど暗い。今見ると非常に面白いと思うのだが、ボトムズばかりにスポットが当たってしまうのはメインが元タカラだから?

本題に戻って、牙っていうと堀晃「マッド・サイエンス入門」の第四章キバ民族説というのが思い起こされる。
出ッ歯は牙の一種ではないかという耽美派吸血鬼ファンが激怒しそうな説が展開されてるんだけど、紹介されてる“Rat Race”っていう作品の中でアメリカ、日本、中国をモチーフにしたであろう惑星間関係にて、攻撃的で狂暴、繁殖力旺盛なネズミに似ているとして描かれている種族が日本とみなして話されておる。
1986年ごろの本なので、今となっては隔世の感がありますな。

まぁ一部の人々にとっては牙といえばキャラ的にはラムちゃんなんだろうけど、八重歯や牙がかわいいなんて感性を持ってたのは日本人くらいのものだったんじゃないかな。
そういえば単に牙っていうと男性的イメージなんだが、毒牙っていうと女性的に感じる、なぜかしら。

「オレにだって……わからないことぐらい……ある……」キバヤシ