2011年7月16日土曜日

火星で一番おひめさま

デジャー・ソリス(卵生)



津田です。



1917年初版であるエドガー・ライス・バローズのSF冒険小説で、その後も続く火星シリーズの第1作、
「火星のプリンセス」がディズニー・ピクサー映画として2012年6月8日公開を目指して制作中らしいですが、予告編があったんで。



そういえば2009年にもDVD映画として邦題「アバター・オブ・マーズ」ってのがあったようです。



まぁ……比べるのもなんですが。
でもそうか、映画「アバター」って火星シリーズにもインスパイアされてたのね。

あと2012年7月20日全米公開予定の新生バットマンシリーズ第三作「ダーク・ナイト・ライゼス」の予告編も。



でも実はこちらの「怪鳥人間バットマン」も好きさ。



なぜかバットはしごとかバットサメ撃退スプレーとか珍妙なアイテムばかり覚えてますよ。
ヒーローも時代に即して変化していくものなのだなぁ。

こっちのが危ないわよ

2011年7月15日金曜日

さらにできるようになったな

ナショジオ!



上舞です。



あの「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」がニワンゴ運営のニコニコ動画でサービスを開始したようです。
○ドキュメンタリー専門チャンネル「ニコニコ ナショジオ チャンネル」
http://ch.nicovideo.jp/channel/natiogeo

毎週土曜日午後11時から生放送形式での配信で、初回は「宇宙サイエンスシリーズ」4エピソード
・「サイエンス・ワールド7『月の無い地球』」
・「ザ・宇宙『~神秘と驚異~ 地球外生命体』」
・「宇宙の果て スペース・トラベラー」
・「サイエンス・ワールド7『月で暮らす』」
を、7月23日(土)午後11時に無料生放送。
放送を後から視聴できる「タイムシフト機能」は7日間有効。タイムシフト期間終了後は、有料配信なんで注意だ。

FOXインターナショナル・チャンネルズ運営のドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」は、自然や宇宙、ミステリーとさまざまなジャンルのドキュメンタリー番組を放送していることで知られていますよね。

あとNHKの宇宙チャンネルもご紹介。
○NHK宇宙チャンネル
http://www.nhk.or.jp/space/
コンテンツ盛りだくさんで楽しめます。
特に「コズミックフロント」は8月9日(火)から11日(木)BSプレミアムにて、これまでの放送全12回を集中的に放送ということなんで、視聴可能で興味のある方はお見逃しなく。

この夏、お子さんのいる家庭ではこういう良質のサイエンス番組をぜひともご覧いただきたいものです。

What Kind of World Do You Want?

2011年7月14日木曜日

谷の深さを知らずして越えることはできない

東京ビッグサイトにて7月13日(水)~15日(金)まで開催中の「次世代ロボット製造技術展ROBOTECH2011」において、香川大学が研究開発している「発話ロボット」が話題ですね。



津田です。



2007年に香川大学工学部:澤田研究室で開発されたこの自律的に発話動作を獲得する「発話ロボット」は、そのインパクトある見た目と呪われそうな「発話」で不気味さと気持ち悪さだけで話題となっているようで非常に残念ですが、これは非常に意味のある画期的な研究成果であり、実にオリジナリティのあるアプローチだといわざるをえません。



見た目からはわからない特徴として、このロボットには聴覚フィードバックを用いた学習機能がある、という点が挙げられている。
たしかにお世辞にも見目が良いとは言い難いし、まだまだ全然「発話」には程遠いかもしれない。
だが「初音ミク」以降を知る我々には、もうすぐその先を垣間見ることはとても容易に思えるのだ。

不気味の谷は深く暗い。
しかしどれだけ深いのか、暗さはどのくらいなのか、それを知らずしてその隔たりを越えてゆくことは容易ではない。
部分部分の研究成果が一つになる時、そこにはオーバーヒューマンが誕生するのではなく、人類のヒトに対する最も詳細な組立新書が立ち現われてくるのであろう。

香川大学 澤田研究室
http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~sawada/index.html

2011年7月13日水曜日

SF50年

「歴史を未来へ SF作家 小松左京展」が開催されるそうですよ。
神戸文学館でだけどな。



津田です。



http://www.geocities.jp/miyamoto_tadao/komatuposter.JPG

詳しくは上記なんだが、会期は2011年7月22日(金)~9月25日(日)。
小松左京作家生活50年を記念し、半生と作品の数々を紹介。
他に企画展記念講演として、
・8月6日(土)「SF を書きはじめたころ」講師:眉村 卓
・8月27日(土)「 神戸・人・小松左京 」講師:かんべ むさし
を予定。

北九州市立文学館にも巡回してくれないかなぁ(まぁ無理だろうけど)。
そういえば2月くらいにあったNHKドラマ「TAROの塔」には、お笑いのカンニング竹山が小松左京役で出てて、結構雰囲気が良かったようですよ。
再放送があれば見ようかな。

小松先生、現在御年80歳。
いつまでもってわけにはいかないんでしょうけど、まだまだ元気でいてほしいもの。
今回の震災や原発事故、現在の宇宙開発についてのコメントを、やはり聞いてみたいと思うのでした。

2011年7月12日火曜日

きみはなにをねがう?

日産ともセレナとも何の接点もないんですが、現在ISSで任務遂行中の古川宇宙飛行士がみんなの「ねがい」を星に届けてくれるという「星にねがいを!」というプロジェクトをJAXA協賛でやってるようです。

http://www.nissan.co.jp/EVENT/SERENA/KODOMOMIRAI/



上舞です。



八月七日の仙台七夕の日に、WEBなどから受け取った宇宙短冊を、古川宇宙飛行士がISSから天の川へ届けるといった趣向。
なかなか夢があっていいんじゃないでしょうか。
古川宇宙飛行士の作業の一つとして他のクルーと協力の下、先日打ち上げられたスペースシャトル:アトランティス搭載の多目的補給モジュール2「ラファエロ」をISS第2結合部「ハーモニー」下側(地球側)に取り付けるという作業も、そのネーミングからなかなかにロマンティックな感じがしますよね。

また上記サイトには商品プレゼントもあり、A賞は船外活動用宇宙服レプリカと豪華。
B賞はスペワ招待券というなんとも北九州市民として若干申し訳ないような感じ。
まぁショーはレベル高いし、今だとウルトラマンワールドとかプールも花火もある。
そうそう世界最大クラスのスクリーンを誇るギャラクシーシアターでは、7月16日(土)~9月28日(水)の予定で「ガンダム グリーンダイバーズ」も上映予定だ(日時は要確認)。

http://www.spaceworld.co.jp/events/2011summer/

北九州で夏宇宙を楽しむのも、そう悪くないのかもしれんね。

2011年7月11日月曜日

Σの仕業が多すぎる

そんな昨今、いかがお過ごしでしょうか。



津田です。



現代社会はすでに悪に支配されているディストピアなのかもしれませんね。
それはさておき、リメイク話を聞いたときは正直またかって感じで期待薄だったんですが、予告を見てかなりいいんじゃないかと思いましたよ!



なんたって主題歌とか効果音、必殺技の数々がそのまんまなのが嬉しい。
ホントに変なアレンジを加えてないアップデート作品のようで、ザボーガーのダサカッコよさも失われずに洗練。

そもそも“電人”なる言葉は、江戸川乱歩の「電人M」で広まったと思われる由緒ある冠詞であり、後の上山徹郎「電人ファウスト」にも連なるカルト名作たるあかしでもあろうか。
ロボットでも機械でもない、“電人”という甘美なる響きはどうだ。
決してしゃべることはないが、バイクに変形するこの相棒との絆のモノ語りが、今から楽しみですよ。

井口昇監督作品 『電人ザボーガー』公式サイト:http://www.zaborgar.com/

2011年7月10日日曜日

速報:2011年 第42回星雲賞

まぁ実際書いてるのが遅れてるんで速報も何もあったもんじゃねぇんだが。



津田です。



http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2011info.html

詳しくは上記リンクを。
第50回日本SF大会では、4月から6月にかけて参加者による第42回星雲賞の投票がおこなわれ、7月10日に決定。
投票が少なかったせいかはしらんが、期日が伸びましたよね。
例年、SF大会当日に発表と授与式が行われるけど、本年は大会開催時期が9月と遅く、世界SF大会が日本SF大会より早い時期にあることとネット時代に即した発表方法の試行のため、特例として発表が早まったらしい。
以下コピペ。

2011年第42回星雲受賞作

【日本長編部門(小説)】
『去年はいい年になるだろう』
著者:山本弘 発行:PHP研究所

【日本短編部門(小説)】
『アリスマ王の愛した魔物』
著者:小川一水 発行:早川書房「SFマガジン2月号」掲載

【海外長編部門(小説)】
『異星人の郷』
著者/訳者:マイクル・フリン/嶋田洋一 発行:東京創元社

【海外短編部門(小説)】
『月をぼくのポケットに』
『宇宙開発SF傑作選 ワイオミング生まれの宇宙飛行士』(ハヤカワ文庫SF)収録
著者/役者:ジェイムズ・ラヴグローヴ/中村融 発行:早川書房

【メディア部門】
『第9地区』
監督:ニール・ブロムカンプ
製作総指揮:ケン・カミンズ、ビル・ブロック
製作:ピーター・ジャクソン、キャロリン・カニンガム

【コミック部門】
『鋼の錬金術師』
著者:荒川弘
発行:スクウェア・エニックス

【アート部門】
加藤直之

【ノンフィクション部門】
『サはサイエンスのサ』
著者:鹿野司
発行:早川書房

【自由部門】
探査機「はやぶさ」(第20号科学衛星MUSES-C)の地球帰還
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

以上。
まぁ順当だろうけど、アート部門は連続受賞すぎだろ。
そろそろ岩郷重力さんでいいように思うんだがどうか。
「異星人の郷」は“書庫”にも入荷済みらしいんで、そのうち読んでみるかな。

今回は行けないけど、また機会があればSF大会に参加してみたいな!