2010年11月20日土曜日

Guns N' Memories 6

The single killer



浪漫北方



モデルガン編

MGCローマンはMGC(日本の遊戯銃メーカー)が1975年に発売したABS樹脂製モデルガンである。
モデルはコルト社のLAWMAN MK3 357Magnum、回転式拳銃であり日本人にも馴染み深い形状のためか、プロップガンとして「あぶない刑事」「太陽にほえろ!」「西部警察」などの番組に登場したという経緯を持つ。

自分が所有するのはHW(ヘビーウエイト)樹脂(プラスチックに金属粉を混ぜて重量を増加させたもの)製の組み立てキットのニューローマン2インチ、エキストラクターロッドシュラウド有りのタイプだ。
後年、SRHW(スーパーリアルヘビーウエイト)として再販された時はその磁石が着くし錆びるとまで言われた金属粉混入率の高さから規制がかかったんだっけかな、まぁそのぶんモロいんで実弾発射など出来ようも無いんだが外見は判断材料になるんだからいたしかたのないところではあろうか。
あとグリップをマルベリーフィールドの木製に変更してあり、経年による質感はかなりいい。

さて、戦闘武装集団MK-Ⅲメンバーズも年を経て結婚という段階に到るものが既に大半。
んで、結婚式の催し物の一貫としてMK-Ⅲでは披露宴会場を占拠、祝儀や料理・酒類を強奪のうえ、モテない我々にも女性を紹介しろと要求する、といった小芝居を毎回やってたんだけど、そのとき花婿の反撃の際、ボスに止めを射す銃としてローマンが使用されていた、だいたい前半の公演では。

前回公演ではメンテ不足もあり突入時に未発火という不手際を起こしてしまったが、幸い他の銃を借りていたため多少のタイムラグでその場を乗り切れた。
しかしながら近年、既婚者が大半という突撃部隊なんでもうシナリオ変更が必要だろって言われてることもあり、すでにローマンのsingle killerとしての役割も終わったなあという感慨である。

組み立てキットってやはり愛着がわくもんなんであるよ。
今もあるのかな。

2010年11月19日金曜日

地球滅亡まであと何日?

やったーヤマトくじでクリアファイル当たったよー!



無限に広がる大北方



ミンティアや一本満足バーを買いつつくじを引いてたんだけど、ステッカーシート、付せんメモセットに続きようやく(その後ボックスティッシュも)。
でもクリアファイルはもう一種類あるんでもう少し引いてみるかな。

実写映画がもうすぐ公開ってことで色々関連イベントがあってるようですが、先日映画館に置いてあった千羽ヤマト折り紙企画は九州地区限定だったのね。大和が沈んでる地だからかな。
超合金魂 GX-57 宇宙戦艦ヤマトも発売されるそうで、あれ?以前出てなかったかなと思ったんだが、「ビッグスケール ポピニカ魂 BPX-01 宇宙戦艦ヤマト」と勘違いしてたよ。
このアイテムも北九州にしてはかなり売れた記憶があるが、2001年発売ってことだからもう既に10年も前のことなんだな。感慨深いことよ。
完全新規造形でのリニューアル、2010年11月下旬発売予定で価格は23100円(税込)、対象15才~となってるけど30才以上の間違いだと思うよ。
出すたびに「これが最高のヤマト」ってのはお約束、ヤマトらしい。
おっ、参考出展ながらアンドロメダまで2月に予定されているのか。

しかしまぁ先日、所有の船『YAMATO』から転落、死亡した西崎義展プロデューサーが実写版ヤマトを目にすることはなくなりましたが、多分追悼がテロップで流れそうな予感。
良くも悪くも“プロデューサー”って職種を世に知らしめた存在であったことは間違いのないところであろうか。アイマスだったらどんなプロデューサーになってたんだろ、西崎P。
お悔やみ申し上げます。

さて、地球滅亡といえば2012年人類滅亡説がタイムリーであろうが、マヤ文明の暦が元ネタのこの説、アセンションやフォトンベルト、はたまた最近の流行りではオリオン座ベテルギウスの超新星爆発に伴うガンマ線バーストが来るとか話題に事欠かない。
ベテルギウスの件は「宇宙のステルヴィア」っぽいぞ。
マヤ暦云々は眉唾だとしてもユカタン半島付近には実際に隕石落下跡があり、恐竜絶滅の直接的原因になったとされる説が有力なのは確か。
遊星爆弾をイメージするなって方が無理だわな。
そうそうこれって兵器としての効用だけでなく、テラフォーミングならぬガミラスフォーミングなのよね。

そういえば暴れん坊将軍で「江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖」という伝説の回があるそうです。
時代劇は特撮だなぁ。

2010年11月18日木曜日

ほんとのことだけしりたいよ

外国為替証拠金取引じゃありません。



津田です。



だいぶん疲れが溜まってきたのでアニソンで回復を図るよ。

蒼い巨人といえば巨神ゴーグですが、元祖ロボットである鉄人28号だって好きさ。
その流れで「超電動ロボ 鉄人28号FX」もすごく好きだったなぁ。
双葉を見てたわけじゃありません(声はNHKBSのななみちゃん(サイズ的な意味で共通点ががが))。
いろいろ評価は分かれている作品のようですが、正当な続編ということで旧鉄人との夢の饗宴だってあるし俺は面白かったと思うがなあ。
FXのデザインもかっこよく、現代でも通じるレベルだと思う。
MGでとはいわんからプラモで出して欲しい。いや超合金魂でなら期待できるか。

鉄人なんで武器を持たないことは言うまでもないが、強い、強いぜ超電動パンチ(キックも)。
見た目もマッシブで、最近のヒョロいロボなんて目じゃない。
操縦も銃型のコントローラー:グリッドランサーでアップデート。
キャリアーからくるっと回転して出てくるとこはパトレイバーとかのさきがけだし、飛行メカ17号との合体シーンには誘導ビームが出てたりもする。
各国にロボット(鉄人)が配備されているって設定も今でこそ新しい。
内部メカが見える演出だって熱いぜ!
FXのデザイン的には肩の辺りとか、なんといっても角が無くたってカッコイイ頭部かな。
胸のシンボルマークもイカすぜ。
あとライバル機のブラックオックスは可変機で、ダブル主役機といっても過言ではないほど。
だが・・・主役の声は気にするな。
あ、正太郎パパンは田中秀幸ね。
余談だがメカニックデザインの村田護郎さんは北九州市出身。

無限機関 - Eternal Engine : 村田護郎 - Goro Murata http://gorobo.jp/



21世紀。
ロボット工学は飛躍的な進歩を遂げた。
悪のゾーン総統はこれを利用し、巨大ロボット使って人類に宣戦布告をしたのである。

だが、正義を守る伝説のヒーローが、今ここに立ち上がった。
超電動システムを組み込まれたスーパーロボット。
その名は鉄人28号FX!
The Iron Hero Twenty Eight Future X
超電動パワー・オン!!

2010年11月17日水曜日

Guns N' Memories 5

隠匿携帯妖精



北方さん・18



そういえば「エルフ・17」って好きだったな。

ガスガン編2

見本市に行った際、東京マルイブースで試射したのがきっかけで購入したのが、「グロック26」。
「トリガープルが素直ですね」って褒められたよ(お世辞)。

実銃界に衝撃を与えたグロック・シリーズはポリマーフレーム拳銃の代表格であるが、破裏拳とは関係ない。
いわゆるプラスチック製のこの銃は表面上はトイガン化しやすいらしく各社ラインナップしているわけだが、ホンモノのグロックは反動吸収の為に質感の柔らかいプラスチック素材を用いてる。
しかしほとんどのトイガンの主要な材質はABS樹脂やヘビーウェイト樹脂なんで、フレームが実銃よりも硬い、というなんとも面白い現象が見受けられる。

そういえば日本のトイガンの方が実物の銃よりキレイで値段も高いって話を聞いたことがある。
まぁリアルなトイガン、なんて他国ではありえない商品なんだろうから、ここら辺もガラパゴス化ってことになるんかいな。
精巧な玩具銃が許容されているうちは、平和な国だと思っていい。

さて、グロック社の代名詞、グロック17は別に17歳女子高生が開発したというわけではなく、かようにグロック26も妙齢の女性FBI職員携帯用に作られたというわけではない。
コンシールドキャリーピストル、隠匿携帯用銃器として非常にコンパクトかつ9mmパラベラム10+1発を発射可能というパワフルさを併せ持つ実銃に劣らず、ガスブローバックガンとして高レベルに完成されたメカニズムと価格を両立させた、現在の眼で見ても最強のサイドアームと言っても過言ではないこのグロック26。
うん、優秀すぎて書くこと無い。
ネタ的には面白みも何も無いトイガンなんだけど、そこがメーカー:東京マルイの恐ろしさ。
遊戯銃メーカーのバンダイって感じだ。
ラジコンを扱ってたということもあり、いち早く電動エアーガンを実用レベルまで推し進め、電動ハンドガンをも開発。
そのアフターサービス体制も他社遊戯銃メーカーとは一線を画していた。
撃って安心、売って安心の信頼ブランド東京マルイ。
そういえばBB弾発射機構搭載のラジコン戦車は飛ぶように売れたなぁ(戦車なのに)。

で、今なにやってんのかなーと思ったら、電動ecoスクーターなんぞを作っててビックリした。
モビルフォース ガンガルとかでパチモン商売してたメーカーからは隔世の感である。

この「グロック26」以降、エアーガンは購入していない。

2010年11月16日火曜日

おみやげ、たくさん

小惑星イトカワから1500個も!



津田です。



見事地球帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったサンプルカプセルから見つかったイトカワ由来と思われる微粒子は、大きさ0.001~0.01mm前後。
電子顕微鏡調査の結果、大半がイトカワの岩石と同じような成分であり、「微粒子はイトカワのもの」と結論したようだ。

月より遠い天体の表面から試料を持ち帰ることに成功したのは、人類史上初の快挙。
つうか「月の石」以来なのか。
太陽系の成り立ちをひもとく重要な成果として、全世界から注目されているとのこと。
いっぱいあるから少しはわけてあげてもよろしくてよ、って感じか(チガウカ)。

一部の粒子からは地球にない結晶構造の物質も見つかったらしいんで、まだまだ「はやぶさ」さんの成果からはまだまだ目が離せないところ!

ミノフスキー粒子とかガンダリウム合金とかもここからですよ!(間違い)

2010年11月15日月曜日

バベルへの旅

話しがまとまらない会議のことをバベルに例えるようだけれど、なかなかに皮肉なタイトルであるととるか、それでもそれに向き合う前向きな姿勢ととらえるかはひとそれぞれである。


上舞です。



TV版邦題「惑星オリオンの侵略」は異星人がたくさん出てきて楽しいエピソードであると共に、スポックの家族間のホームドラマとしての側面も持ち合わせており、TNGの雰囲気を感じさせるエピソードでもある。
ヴァルカンの挨拶である、人差し指と中指、薬指と小指をくっつけてV字を形作る超有名なアレの初出であると思われる。
当時のトレッキーたちによって考案され、各々の指がヴァルカン哲学の意思を表示しているといわれており、小指はIDIC(無限の多様性による無限の調和)、薬指はノーム(全ての意)、中指は感情を克服した論理優越の信条、親指は個性の尊敬である、とされてるようだけどホントかにゃー。
決してメイドのMの形ではありませんよ。

2267年、惑星コリードの連邦加盟を承認するかどうかをめぐり、小惑星バーベル(TV版)で開催された星間会議の出席者は、アンドリア、テラライト、ヴァルカンなど32名の大使を含む140人の連邦代表。
かくしてエンタープライズ号で二週間をかけての会議場バベルへの旅路で、事件が起こらないわけはないのであった。

スポックが子供時代、セーラットという肥ったテディ・ベアのようなお気に入りの動物をかわいがっていた(ただし6インチの牙を持つ)という話や、小説版ではジェフリー管の名称が早くも登場していたり興味深い。
ちなみにジェフリー・チューブってのは宇宙艦内の作業用連絡通路のことなんだけど、船かなんかで本当にある専門用語かと思ってたら、初代エンタープライズ号をデザインした美術監督マット・ジェフリーズの名に由来するって知った時にはたまげた。

サレック大使の手術や正体不明の高速船の攻撃、カーク船長も刺されたりするしかなりの緊張感をもったエピソードなんだけど、最後はなんだかほのぼの。いつもは言うことを聞かない2人をベッドに寝かしつけてご満悦のマッコイも見られるよ。

しかしヴァルカン人、というかサレックとスポックの父子関係ってなんだか海原雄山と山岡士郎の関係を思い起こさせるとこもあるな。

TNGの「英雄症候群」で再演するサレックは老いて病魔に犯された姿での登場となるんだけど、長年続いてきたシリーズならではの重みっていうものが感じられますよね。

スポック「感情的なんですね、彼女は?」
サレック「(アマンダは)いつもこうなのさ」
スポック「本当ですか?なぜ結婚なさったのです?」
サレック「その当時はね、そうするのが論理的と思ったもんでね」

2010年11月14日日曜日

Guns N' Memories 4

いきなりくるなよデリンジャー



いくぞ若さの北方



ガスガン編

ガスガンは連射性が高い、ということは当然のようにBB弾代もかさむしガス代だってバカにならない。
そんなわけで敬遠していたんだが、レミントン・ダブルデリンジャーは買った。
当時カナマル商事とマルシン工業が出していて、どっちにしようか悩んだような記憶がある。
マルシンの方はホップアップバレル搭載等のマイナーチェンジを経て、さらには8mmBB弾仕様のものも発売され、人気のロングセラー商品となっているようだ。
ここまで書けばわかるように、自分はカナマルの製品をチョイス。マイナー志向なのか。

どちらの製品もブレイク・オープン(中折れ)はできないし上下のバレル(銃身)から弾が発射されるわけではなく、上部バレルがマガジンになっており下部バレルが銃口になっている。
マルシンのやつは多少見栄えは悪いがしっかりした蓋付きのマガジン構造、カナマルのは頭からパチパチ押し込んでのまたかよって思うだろうが自重落下の給弾方式。今時こんな給弾方法はさすがに絶滅してると思うんだが、よくまぁそんな銃ばかり選んで買っていたものよ。
そういえば光子企画さんとこでマルシン製のデリンジャー(シルバー)を見たな。

時代だなぁって思うのが説明書の他に組立方と「かんたんなチューンナップ方法」が書かれたペラ紙が付属していること。
トリガープルを軽くするためにハンマー下部やシアを削れとか、ノズルの戻りが悪ければバリを削れとか平気で書いてある。ガス漏れ時はタンクを新品に替えろとか。
サイト調整もリアかフロントを削ったり盛ったりしろという指示、トッテモカンタンデスネ。

この頃から自分の中ではエアーガンからモデルガンへの指向性も見えてきていて、モデルガンでデリンジャー欲しいなとは今でも時々思うことよ。

この銃もまだ手元にあるが、箱の中に怪しげなプラスチック片が落ちてるんで、壊れているのかもしれない。