2009年8月1日土曜日

あくは排除するべきだ

いや、すくい取るべきなのだ



料理の話。



上舞です。



「アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風」の「アンブロークン アロー」まで一気に読み終えた。

連載で一度読んでいるとはいえ、最高に面白い。

オスカー・ワイルドの言ったことって「道徳は、われわれが個人的に好かない人たちに対してとる態度だ。」のことかな。

断言してもいいが後年、より神林長平は評価されることになるに相違あるまい。

ここまでわけのわからない状況にもかかわらず、懇切丁寧にこれでもかというくらい見方によれば相当くどく(功徳?)心情を掘り下げる、しかもウェットにではなくドライにそれを成せる作家はなかなかいまい。

イマイはバンダイガンプラの礎となったのだ。(関係ない話)




あ、途中で寝落ちしそうになって頚椎にダメージ。

危うく雪風に振り落とされそうになりましたよ。

ジャムのせいだな。

2009年7月31日金曜日

小さい頃は神様が

イデ
 



カーシャ:「みんな星になってしまえーッ!!」
また魔女の宅急便やってたようで。



津田です。



飛行17日目のエンデバー、もうすぐ若田さん帰ってきますね。

米国東部夏時間7月31日午前10時48分(日本時間7月31日午後11時48分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定。

今、NASA TVの中継見てるですよ。

地球に帰ってくるまでが宇宙旅行。

無事帰還を待ってます。



おお、無事ランディング。

いつ見ても感動する。

しかし出てくるまでが長いんだよな。

若田さん4ヶ月も行ってたんで、さぞかし身体が重いことでしょう。



日本人宇宙飛行士の誰だったか、地球に戻るとペンやコップが机に吸い付くように感じると言ってたらしい。

普段、我々があまり意識しない重力をより身近に感じるのだなぁ。

そういえば幼少の頃、トランポリンで遊んで地面に降りると、脚が全く別物のように上がらなかった不思議な感覚のことを思い出しましたよ。

ともあれ若田さん、お疲れ様でした!

2009年7月30日木曜日

眼で見ているんじゃない

心で感じているんだ。



宇宙のコンラッド、北方。



サン=テグジュペリ「星の王子さま」のバラの花、まじツンデレっすね。




それはともかく「JOJO顔Maker 」を遊んで面白かったんで紹介。

http://v-room.net/g/gallery.html

アバターつくる感覚で楽しかった。

画像は北方多聞想像図






ダレコレ


そうそう、密林から「武装神姫マガジンVOL.1」が届いてた。



話題のオールベルンの記事もあるし、じっくり読みたい。


設定画とかデザイン稿とか沢山なのでうれし。

だが結構値も張るので頻繁に出ると困るなぁ。





そして昔懐かし新田真子「RUSH」「RIOT」が100円で死蔵されてたんで救出。

「RIOT」は特に運命の一冊といってもよかっただろう。

先日亡くなった金田伊功さん(ご冥福をお祈りいたします:一同)の作画は、まるで画面の外側が見えてくるかのような広がりの感じられる世界を提示して魅せてくれていた。

同様に新田真子も限られた枠内でその物語の外側を感じさせる世界を構築していたといえよう。

続きが出ないとわかっていても、望まざるを得ない。

2009年7月29日水曜日

光速度無量化

無量大数すら小さい単位の仏教すごいな。



津田です。



仏教といえばサンスクリット語ですが、「お盆」の意味が『手足を縛られ逆さ吊り』だと知って衝撃を受ける俺はまだまだ悟りが浅いヨーデル。

というわけでスーパー宗教大戦にイスラムが参戦したら混迷を極めたのだろうかとも思われる光瀬龍『百億の昼と千億の夜』は一度は読むべき。

ナザレのイエスはヤな奴でシッタータと対立するけど「聖☆おにいさん」では仲良し。

阿修羅王はツンデレ。

今思いついたけどツンデレって陰陽思想なのかね?(違います)

九州国立博物館で開催中の「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」、見に行けるといいな。

アッシュールバニパルとも関連があるようなのでギルガメシュ叙事詩につながり、ひいてはドルアーガの姿が似ているのもうなずけますか。

最高神アフラ・マズダーに対応するといわれる阿修羅は超人気のようです。

まさに

スター、スター、われらのアヴェスター、アヴェスター。





修羅場穴場女子浮遊 身を寄せりゃカモなる不可説不可説転

2009年7月28日火曜日

た:ダイソン球語って掃除機一台

ダイソン球がいかに壮大で素晴らしい発想であるかということを語ろうと、当分は掃除機一台の有用性には敵わない。

感動的でロマンあふれる空想話がいつの間にか日常的で実用重視の会話になってしまうものの、その近未来的外観やGフォース型サイクロンとかの機能に心惹かれてしまう。

心が虚構と現実をうろうろ移り彷徨うこと。



津田です。



ダイソンさんは吸引力の変わらない掃除機を発明したりスカイネットを開発したりダイソン球をはじめとする気宇壮大なアイディアでSF界にも多大な影響を与えてみたりとマジ多忙。

(当然全員別人ですが)

フリーマン・ダイソンの著書群は読んでみたいものの手が出せていない。

「宇宙をかき乱すべきか ダイソン自伝」は小倉中央図書館にあったなぁ。

ていうかダイソンさんまだご健在ですのね。

つかwikiの写真がヴァルカン人に見える件。

ダイソン球の実写映像化はスタートレック:ネクストジェネレーション第130話『エンタープライズの面影』くらいかな。

あまりにデカイからね。

規模は違うけど実はペルシダーなどの地球空洞説世界に似てるよね。

2009年7月27日月曜日

孤独の要塞

秘密基地にいる時はね誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ

独りで静かで豊かで・・・(カル=エル)




津田です。



月刊PANJA買ってたんでリアルタイムで読んでたよなぁ「孤独のグルメ」。


さて、絶賛放置中だった結晶を取り出してみました。

紙パック展開

じゃん

おお!クリスタルっぽい(いやそのものなんだが)。

玄関に置いといたので「振動が少ない所」という条件に合ってなかったのか、小ぶりの結晶です。

あと内壁に沿って成長していたものが剥離して落ちたせいで、底面に育っていた結晶の成長が妨げられているようにも見えました。

500mlの紙パック2個に分けて実験すればよかったと反省点。

植物と同じで剪定作業が必要だったのかもしれませんね。

ともあれなかなか綺麗にできた。

黒いボードに置くと海に浮かぶ氷山のようで良い感じ。



以下クローズアップ(北海)

←壁面に沿って成長していたもの。

↓剥離した壁面だったものと底面の間に隙間が見える。

以上、結晶の成長記でした。

2009年7月26日日曜日

神林長平デビュー30周年記念作品

アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風

絶賛好評発売中!

(当店の入荷はありませんがご注文いただければ月曜日以降に・・・とか言われて凹んだりしたがきっとジャムのせい)




津田です。



連載時からの加筆訂正もあるようなのでこれから楽しみ!

読むの遅いけどそのぶん、じっくり存分に味わえるぞ。

ちょっと買いに行けない状況だったのですが、代理で購入していただきました。

本当にありがとうございます!




今回の構成は各章ごとに一人の登場人物の一人称で語られる形式になっているようです。

(アンブロークン アローのみ三人称)


目次:

ジャムになった男

雪風帰還せず

さまよえる特殊戦

雪風が飛ぶ空

アンブロークン アロー

放たれた矢


帯取ってカバー裏はこんな感じ。

カバー取るとこんな。




エピグラフも健在で、



すべては変わりゆく

だが恐れるな、友よ

何も失われていない



は、我らが信条「変化を恐れない」と図らずも似ているのでなんだか心強い。

あとフムンも健在だがフムもあるよ。

ともあれ、俺も闘わなくては、という気にさせてくれる一冊になることは間違いないだろう。

エンゲージ!