2009年2月7日土曜日

燃えろアーサー

は、あまり記憶に無いんですが、声優陣が今から見ると超豪華。

アーサー:神谷明
ランスロット:玄田哲章
トリスタン:井上真樹夫
ガラハッド:喜多道枝
パーシバル:長堀芳夫
ギネビア:潘恵子
ケイ:田中秀幸

他にも永井一郎、古川登志夫、内海賢二など。



上舞です。


ハヤカワ文庫FT(ファンタジー)から出ていた「アヴァロンの霧」四部作。

著者はダーコーヴァ年代記で知られるマリオン・ジマー・ブラッドリー。

女性視点から描いた「アーサー王伝説」なのですが(女太閤記?)、特にそう意識しなくとも十分楽しめます。

当時はこれがアーサー王伝説のスタンダードになるかなと思いましたがすでに絶版なのですね。

といっても私は、ちくま文庫の「アーサー王の死」(トマス・マロリー著)くらいしか読んでないので、

いつかは完訳を読まなければなと思っています。

また2001年にTVのミニシリーズ「アヴァロンの霧(前後編)」として映像化もされていたらしいですね。

全然知らなかった、レンタルあるかな。


表紙カバーイラストは、まつざきあけみ。

調べたら耽美派系(少女)漫画家らしい。いかにもですが、童話系レディースコミックなる単語を発見。

ネットでなくとも、世界は広大だわ。



好きなキャラはアーサー。

三国志でも劉備が好きなので共通点があるのかないのか ないのかあるのか みにいこう。

うわっ、マーチング・マーチを思い出してなんか怖くなったので寝る。

2009年2月6日金曜日

君はクオリア

鷺色の風に踊る妖精さ(それはエオリア)

鷺色って何色なんだろう・・・



北方だろう。


共感覚というものをご存知だろうか。

ひとつの刺激に対して通常ひとつの感覚が知覚されるわけだが、

ひとつの刺激によって異なる種類の感覚をも生じさせているという、一部の人に見られる特殊な知覚現象を指すのだそうだ。


例えば、数字を見ると数字であると認識するのと同時に、その数字に色をも知覚しているという状態なのだ。

共感覚には様々な種類があって、音に色を感じたり、形に味を感じたりする現象が知られている。

このような人々は、共感覚を持たない人には感じられない独自の感覚を、主観的な知覚現象 (クオリア) として生々しく感じているらしい。

この共感覚現象をもとに、主観的な心の世界と客観的な脳との関係を探る手がかりにしようと研究が進められているようだ。

一説には200人に一人はいるともいわれる共感覚だが、幼生時における五感等の異なる種類の感覚が未分化な知覚を生み出しており、通常成長による感覚の分化発達にともなう脳の変化によって共感覚は失われていくとされる。

成人しても共感覚を保持している人は、何らかの原因で発達過程の脳の他の感覚部位への結合が保たれた結果、複合した知覚もそのまま保持されているという説もあるようだ。




この研究が進めば、霊感が強いとか、オーラが見えるとか、なにか感じる系の人々の原因のひとつとして認識されるようになるのではないでしょうか。

共感覚を持っている人は、いわゆる芸術家肌の人や天才気質の人が多いともいわれています。

まぁ左利きの人が云々と近いのでしょうか。

ダ・ヴィンチやナボコフ、ランボーや賢治もそうだったのではないかということですが、ありそうなことではあります。




おんなじ世界を見ているつもりでも、感じ方は異なることもある。

しかし異なる世界を見ているにもかかわらず、同じように感じることもまた出来ないことではないのだ。


違いこそが重要なのだろう。



というところから宇宙やそれを形成する素粒子の対称性の乱れが現在の存在様式と時空間連続体を形成しておりきっと誰かとめぐり逢うそんな朝を信じているわけだ云々かんぬんはまた別の話。

2009年2月5日木曜日

今、飛び出してGO!

宇宙航空研究開発機構JAXAニュース!

「はやぶさ」イオンエンジン再点火 地球帰還へ向け第2期軌道変換を開始へ

2005年に小惑星「イトカワ」に到着し、2010年6月の地球帰還ヘ向けて運用を続けている小惑星探査機「はやぶさ」は、2月4日11時35分にイオンエンジンを再点火し、動力飛行を開始。

2010年3月頃までイオンエンジンによる加速を徐々に行い、地球帰還へ向けた第2期軌道変換を実施予定。



津田です。



今、最も泣ける探査機「はやぶさ」のニュースに歓喜ですよ。

1年4か月ぶりにメインエンジンを起動、地球帰還を目指す旅の最終段階に入ったとのこと。

ここまで、イオンエンジンの宇宙作動合計時間は31000時間、軌道変換量1700m/s

地球帰還までの残り軌道変換量は、400m/s。

推進性能も推進剤残量もまだ十分に余力があるらしい。

だが満身創痍。

総飛行距離は45億キロ・メートル。

現在置は地球のはるか3億Km先。

続出するトラブルのため一時は帰還断念かと思われた「はやぶさ」ですが、JAXAプロジェクトチームのあきらめない努力と技術力の確かさで、地球帰還は2010年6月に予定されています。

当初帰還予定より3年遅れましたが、今やっと目覚めた「はやぶさ」

北九州SF研究会は小惑星探査機「はやぶさ」を応援しています。




がんばれ「はやぶさ」

超がんばれ!




アニメ「牙」のエンディングのひとつだった「solar wind」(シュノーケル)を贈りたい。

http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/366374/Y035150

2009年2月4日水曜日

プレゼント・デイ プレゼント・タイム

嘲笑に続く空電音の画面奥に映る、顔

serial experiments lainのTVアニメは毎回こんな風に始まる。



北方です。


だけど今回はゲームの方の話。

シリアルエクスペリメンツ・レインはいわゆるメディアミックスの手法で制作された作品群である。

ゲーム作品は企画中最も早くから進行していたが、発表は最も遅かったようで、私はこのゲームが初見でした。

「アタッチメントソフトウェア」と銘打たれていはするものの、これはゲームと呼んでいいものかは議論が分かれることと思う。

しかしながらこのLainは、ゲームでしか表現し得なかった作品であった、ともいえるだろう。



システムは単純。プレイヤーは名前を入力した後、ワイヤード(電脳空間?)にログインする。

どうやらインターネットのような開かれている空間ではなさそうだ。

オルゴールのような音色とあたかもPCファン回転音のような低雑音が流れる中で・・・

物言わぬ案内人なのか、ペルソナLainはプレイヤーの指示に従いこの空間に点在する情報、記録、データをプレイヤーに伝えてくれる。

それはカウンセリングの報告書だったり玲音や誰かの日記の断片だったり口述された録音音声だったり、はたまた動画の断片だったりする。

私はただこの空間の階層を上下し、データを再生してゆくだけだ。

過去のデータは下に、上の階層ほど現在の時間に近いようだ。

そして大半のデータを開いた後、ある特定の記録を再生すると、エンディングを迎える。


レスポンスは遅い操作性は悪い。だがそこもひとつの要素でありえたのだろうと思う。

あと放置していると突然短い動画が流れ出す。

この静止性と動きの演出は「ラ・ジュテ」ほどではないが近いものがあるのかもしれない。



記録の中の玲音の笑顔が怖い。微笑が怖い。

そしてなにより恐ろしかったというか、本当に“ぎくっ”としたのはエンディングの一番最後。

ニコ動にこのゲームをほぼ抽出した動画がアップされていますが、ここだけはゲームでないと絶対体感できないところなのです。




攻略本もあって、階層Cがあるようなことが書かれてあったと思うのですが、今になってそこがどこにあるのかわかった気がするのでした。

現在中古市場では目の出るような値段で取引されており、ちょっともったいなかったかなぁとも思うのですが、多分手放さなければ感じ取れないところもあったのだろうと今は思えます。








your memory?

your record?










snake foot:lainの中の人が社会的に抹殺とか最近話題になってましたね。

2009年2月3日火曜日

小倉の奇妙な御祭

伝奇物語のネタ的なものが北九州にも数多くありますよね。

安徳ちゃんとか。


津田です。



星野之宣さんの『宗像教授伝奇考』を今一度まとめて読みたいです。

続編の『宗像教授異考録』は現在も連載中なのかな。こちらはまだ全然読んでない。

糟屋人に借りようか。


さて、
小倉には通称『小倉三奇祭』、尻ふり・しびきせ・わいわい、というものがあります。


○井手浦の尻ふり祭
 

お尻をピンピン振って豊作を祈る祭り。

結構有名らしいんですがしりませんでした尻だけに。

  「昔、平尾台に大蛇がいて悪さをするので、神様がこれを退治した。

ところが尻尾が井手浦に落ち、ピンピン尻尾を振ったそうな。

その年は10数年ぶりの大豊作に恵まれた」

ということに因み、始まったとか。

脈絡が良くわかりませんがこの大蛇、TVのニュースを流し聞きしてたら「ヤマタノオロチ」が云々って言った気がしたのでえええ?と思って調べたけどそんな情報ないよね?

聞き違いってことにしておこう。

春の農作業を始める1月8日、村人が当番座元の庭先(近年は井手浦公民館前広場)に集まり、

ワラで長さ4メートル、高さ3メートルの大蛇を作り祭壇を設け、

その前で神主さん、当番座元、翌年の座元の三人が腰をかがめお尻を振ります。

大きく振るほど大豊作らしく「もっと振れ、もっと振れ!」と賑わうらしい。

この後、神官が大蛇を三本の矢で射とめ、太刀で3ヶ所を斬るしぐさをして大蛇退治は終了。



○隠蓑のしびきせ祭


小倉南区隠蓑の里に古くから伝わるまつり。

源平合戦で敗れた平家の一門は、安徳帝は入水したと偽り、安住の地を求め隠蓑の里にさしかかる。

源氏の追っ手が迫っているのを知った里びとは、ワラの中に安徳帝をかくまい、追っ手の目をくらますことができた・・・という伝説にちなむ祭り。

毎年12月15日、安徳帝を偲ぶ祭と農村の収穫儀礼行事を合わせた祭として行われる。

神主がお祓いをした後、子どもたちがお互いにワラをかぶせ合い賑わうらしい。



最後は唯一の北区です。

○綿津美神社わいわい祭

1月16日は萩崎町鎮座の綿津美神社『わいわい祭』の祭礼日。

北九州メディアドーム近くにある萩崎町の中ほどにあり、妙見宮の飛び地境内神社のひとつらしい。

元々、三萩保育所が建ってる場所にあり、八大龍王社と呼ばれていたが、明治43年に妙見神社合祀。

鬼門除けのお祓いが主な行事。

正保2年(1645年)村に疫病がはやったとき、神徳によってようやく止んだので祭の締めくくりに「祝う祝う」と言っていたのが、「わいわい」の形になったと言われています。

太鼓を打ち鳴らしながら神主さんの先導で、賽銭箱を担いだ子供を従えて、町内を巡行。

四つ角に来ると神主がお払いをして「おーい、一つ祝うてくれ」と言う。

世話役は持っている堤燈を高くかざして「わーい、わーい」と応える。

また神主の「もう一つ祝うてくれ」の声に、再び皆で「わーい、わーい」と大声で応える。

このように順次旧萩崎村の区域を一周するようです。





北区と南区を合わせれば結構広い小倉とはいえ、三つも奇祭があるとは。


いやはやなんとも、

やっさヤレヤレだぜ。

2009年2月2日月曜日

Internet Killed The Video Star?

ボーカロイド三人目、バイリンガルの巡音ルカの歌声がそろそろ流れていると思ってうろうろしてみました。

上舞です。


最初に聞いたのがホント懐かしのThe Buggles「Video Killed The Radio Star」、日本では「ラジオスターの悲劇」として有名ですよね。

多分誰もが一度は耳にしたことがあろう名曲ですア~ワア~ワっ。

明るくもどこか切なげなメロディーに、進みすぎる機械テクノロジー文明を皮肉った歌詞を乗せて歌うボーカロイドは実に感慨深いものがありますよ。



英語のデータベースを持っているだけに洋楽カバーもこれからが期待できる新人でしょう。

アニソンも英語が各所に入ってるからねぇ。

バイファムのOPとか期待。マリンエクスプレスは無理でしょうかね知名度的に考えて。


あと聞いたのはスペースコブラのOPとED。EDの雰囲気が良かったよ。

「封印(盗賊達の塔)」のボーカルVer.「Sorcerian」は森口博子より声質は合っているかもね。



予想通り発音が良いと思われるんですが(自分が聞き取れないから)、英語が得意な人やネイティブの人の評判を聞いてみたいものです。







Network came and broke your heart?

2009年2月1日日曜日

トコブシの味がする

ムツゴロウさんこと畑正憲さんが書いたSFジュブナイル(児童文学)

『海からきたチフス』は『ゼロの怪物ヌル』の書名でも出てたようですね。


津田です。


『ゼロの怪物ヌル』の方でよかったんじゃあと思いますがいずれにせよなんだかなぁなタイトルです。

チフスってチフス性疾患と発疹チフスの全然別の病気があって総称ではありません。

作品中のチフスは多分、腸チフス。サルモネラが病原体のやつですが、実は作中では全く出ません。

発疹チフスはリケッチアと呼ばれる生物と非生物の境界領域に位置するウイルスとも似たような性質を持つらしいです。

去年『生物と無生物のあいだ』(著:福岡 伸一)を非常に興味深く読みましたが、ここらへんもSFテーマとして重要かつメジャーなものです。

Wikiによると、一般的に生物が無生物と違う点は、

  1. 自己増殖能力
  2. エネルギー変換能力
  3. 恒常性(ホメオスタシス)維持能力

という3つの能力をもっていることとされています。

Gガンダムに出てくるガジェットのDG細胞はここからの発展なのでしょうね。

『海からきたチフス』にも無細胞生物「ヌル」(表面がぬるぬるしてるからとドイツ語でヌルはゼロをあらわすから)と呼ばれるようになる面白いものが出てきますが、みんな食べる食べる(笑)。

外見的には「ぷよ」みたいなイメージだし、海産物だから抵抗無いんでしょうかね~

古い作品ですが、今読んでもとても良質な物語だと思います。

小学校の図書館には是非おいて欲しい感じです。



自分は本の隅々まで見る方なんで当然カバーをめくって見ます。

漫画とかだとカバー裏にも漫画があってうれしくなったりしますが、

これは怖いよ!