2010年7月10日土曜日

し:シュレーディンガーはほっとけ(猫を)

物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが提唱した、量子論に関する思考実験で有名な「シュレーディンガーの猫」であるが、そこから得られる結論の異常さを批判してこれパラドックスじゃね?というのは結構なのだが、そもそも猫とか生死とかただでさえ理解しづらい概念を例えとして持ち出しちゃうんでその言葉だけが独り歩きしてしまい、猫を箱に閉じ込めるなんてとんでもない!とか猫かわゆすなぁとかなるほど猫は重なりあった状態で生きているんだなぁとか100万回生きるんだから1/2回死んだくらいであわてるような問題じゃないとか猫がどこにいるかは常に不確定性ですよこれ常識とかシュレーディンガーは猫を虐待する極悪人の代名詞ですとかになっちゃったりしてますます混乱を極める量子論。
責任者は誰か。



津田です。



結論:猫を例えに使ってはならないにゃ~ん。

2010年7月9日金曜日

でーじ超ヤバイですよ

先日レンタルしてまだ聞いてなかった「琉神マブヤー ミニ・アルバム」をようやく聞きながら吉田秋生「YASHA -夜叉-」とその続編「イヴの眠り」も読みきってしまいやらなきゃならないことが全て後回しででーじやべぇ。



津田です。



そして「YASHA -夜叉-」での重要な舞台が沖縄で魂“マブイ”とも関連深かったので変なテンションが上がったり体力は下がったりパラメーター調整がむずかしい夏、皆様は耳を澄ませていたりご健勝のことと存じます。

つうか日曜日はてぃーだ(太陽)の力で是非とも雨は避けていただきたいホント、選挙なんで。

吉田秋生はその昔「BANANA FISH」を読んだことがあり、その絵の上手さとストーリーの巧みさに舌を巻いた記憶があるのだが借り物だったので肝心の内容はほとんど忘却の彼方、しかしYASHAにシン・スウ・リンが成長して出てきた時はなんだか懐かしく思ったよ。
吉田秋生の絵柄というか作風は、けっして似てるわけじゃないんだけどどこか大友克洋を俺の中では思い起こさせるところがある、不思議。

この作品の核となるアイディアの一つに遺伝子操作で作られたインフルエンザに似た初期症状を持つウィルスが出てくるんだけど、 現実世界でも最近新型インフルエンザなんてあったよねーとか。
遺伝子操作された新人類というまぁいってみればありふれた手垢の付いたアイディアをリアリティあふれる表現力で描き出す手腕は並大抵のものではないと思う。

アニメ化とかは難しいだろうなぁとか思ったんだが実写ドラマ化されてて吹いた。
無理がありすぎるだろ正直。
でも阿部寛のケン・クロサキはちょっと見たかったかも。

そうだ、吉田秋生は「桜の園」は文庫版だけど持ってるんだった。
1990年版の映画を深夜放送で見たのがきっかけだったかなぁ。今は音信不通のNMR先輩に進められたからだったか。

というわけで長編SFサスペンスドラマの大傑作、「YASHA -夜叉-」「イヴの眠り」を読むと沖縄とかハワイとか行きたくなって困りますよ。
(「BANANA FISH」も読み返したくなるし)
あとやっぱり双子っていうか兄弟ネタは定番だけどオイシイよね。
だけにいかに料理するかって所がキモなんだろうなぁ。

散漫になってしまったのでこのへんで。
あ、そういえばマブヤーにも生き別れの兄が敵方として出てきますな。

2010年7月8日木曜日

オーバー・ザ・レインボー!

ま…まさしくアッパー・カットの常識を超えた…。
それはウイニング・ザ・レインボー。



津田です。



樹なつみ「OZ」(全4巻)は、1992年OVAとしてアニメ化(全2巻)、1993年第24回星雲賞コミック部門受賞、同年NHKFM青春アドベンチャーにてラジオドラマ化、また2005年には舞台化もされている、「オズの魔法使い」をモチーフとしつつガチSFな漫画作品である。
トレーズ・クシュリナーダ総帥の地球圏統一連合軍特務機関の黄道帯機構(Organization of the Zodiac)とはちょっと違う(ちょっとじゃねぇよ)。
四畳半神話大系の小津とも以下略。

「サイバノイド」と呼ばれるアンドロイドが道中OZへ到る案内役として重要な役所で登場するのだけれど、宇宙鉄人キョーダインかなと思ったけどそっちはサイバロイドだった。
氷河戦士ガイスラッガーがサイバノイドか。

このサイバノイドシリーズは劇中何度かアップグレードされたバージョンが出てくるのだが、モデルとなる人物がいるので顔とかほとんど同じなわけです。
こういう作られ系での同系統機は兄弟として双子として、17と18(大鉄人17)とかアンドロイド・データとローアとかSFではほんとオイシイネタなのですが、ゆえに作り手の力量が問われるところでもあります。
その点、この作品はさすがといわざるをえない。

「獣王星」に比べ多少前半の構成が散漫な気もするが、一気に読ませてくれる魅力的な作品であることに違いは無い。
非常に満足感をおぼえる良質なSF漫画でありました。
人間のヒロインはちょっとあれだが。
登場人物ではネイト少尉が渋くて良い。ヒゲサングラスだし。
ラストシーンの情感は少女漫画ならではのところでしょうか。

門司の今は無き「中野模型」で、なぜかOZのバッジをもらった記憶があるのだが(記憶違いかもしれんが)、デザイン的にOZってちょっとカッコイイ。探せば今も持ってるかも。
あと神林長平「蒼いくちづけ」の主人公は無限心理警察刑事OZです。
当時このネーミングには相当違和感があったんですが、今だったらそれなんてラノベって感じでしょうか。

虹の彼方に。

2010年7月7日水曜日

最初に言っておく、笹の短冊は飾りだ!

さーさーのーはーさーらさらー



津田です。



ササとタケとバンブーって植物学上一応の区別があるんですな。

ま、それは置いといて七夕といえばベガ、アルタイルです。
デネブを加えて夏の大三角形を形作る星々としても有名で、夏の天体観測の指標となるほど明るく見つけやすい、ド近眼でも。

ベガには我が太陽系とよく似た惑星系が存在する可能性があるかもー、ってんで話題になったこともありましたな。
またベガには原始惑星系円盤があるのではないかとも考えられており、カストル運動星群と呼ばれるほぼ同じ空間運動をしている恒星フォーマルハウトとは、かつて同じ星間雲から生まれたのではと考えられているらしい。
フォーマルハウトには惑星の存在が推測されていたんですが、ハッブル宇宙望遠鏡による観測解析の結果、視覚的にその惑星を発見。可視光による太陽系外惑星直接観測としては史上初となったようです。
なんとも壮大な話ですな。

一方、アルタイルの方には、日本人による初のMETI (Messaging to Extra-Terrestrial Intelligence) = Active SETI(能動的な地球外知的生命体探査)が行なわれたというエピソードがあるようです。

少年ジャンプの企画だったらしいんですがほんまかいな。
1983年8月15日に送ったらしいんで16光年近く離れているアルタイルから返信があるとすれば2016年過ぎ。
まぁハッブル宇宙望遠鏡による調査では、残念ながらアルタイル周囲には観測可能な大きさの木星型惑星すら確認されていないようなのですが。

最後にデネブですが、アルタイル16光年、ベガが25光年ほど地球に対して離れているのに比べ、約1800光年彼方にあってなお一等星として輝く、恒星としては最大級の明るさを持つ星として知られています。
デネブが一日で放射するエネルギーは、我らが太陽が140年かけて放射する量に等しいとか。
銀河系のかなり広範囲(半径3万光年程度)にわたって肉眼視が可能な星らしいんで、銀河大航海時代の暁にも灯台星として役立つかもしれませんね。

しかし都市の明かりのなかで見ることが出来る星々は、案外近いんだなぁ。
我らが天の川銀河から最も近い銀河であるアンドロメダ銀河が、約230万光年離れているのに比べればね。




天仰ぎ 人の近さ知る 夏の星 -北方多聞-

2010年7月6日火曜日

夢操作しかもワンってなんだろう

敵はスーパー・ヘビー・ウェイト(ダイエットのことかな)



津田です。



「じゅうおう」違いですが樹なつみの「獣王星」を“書庫”から借りて読みましたよ。

いやー少女漫画枠なんだけどしっかりしたSFで読ませてくれるなぁ。

でも連載で追ってた人は続きがそうとう気になったであろうな、まとめて一気読みできて良かったよ。

設定はガチSFだけどキャラ的に少女漫画として好まれそうな要素もポイントで押さえられており、とても高度にバランスが取れている作品なんじゃないかな。

星系図の解説とか未来史年表とかあるとほんとうっとりするよね。誰もが一度は架空惑星系を考えたりするよね。

あと軌道エレベーターも出てくるしね。

キャラクターがそれぞれ魅力的なことはもちろん、タイトルどおり一つの星についての物語であるという点をしっかり押さえており、すっかり引き込まれてしまいましたよ。


ラジオドラマとかになってそうだなぁとおもったら、ノイタミナ枠でしっかりTVアニメ化までされてたんですね。どうだったのかな。

ともあれ、少女漫画枠へ踏み出すにはなにかと敷居が高いので、こうしてよい作品に出会えることは貴重な機会なぁと思います。

光子企画さんへ感謝です。

次は同作者の「OZ」を読みましょうかね。


柔王丸、セーットアーップ!(無関係)

2010年7月5日月曜日

人は誰も真夏のランナー

9分で十分ですよ。



上舞です。



チャチャで二週間限定上映の「9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」を観てきたわけですが、ティム・バートンは最近ダメダメだな。

まぁファンタジーにストーリーは求めませんという人なら映像的には面白いのでそれなりに楽しめるのかも。

中途半端にテーマ性や設定を付与するととたんに凡作化してしまうのは、なんだか「第9地区」の時にも感じたよな。

こんなんだったら9人じゃないけど「ガンバの冒険」のがよっぽど見る価値がある。


ダークファンタジーとして仮に好意的に考察するなら、

知性はあるが感情を付与しないまま軍事利用されてしまったマシーンを開発した科学者がいた。マシーンは人間に反乱、その暴走によりもはや人類世界が壊滅を免れないことは明白だった。科学者はセーフティーとして自らの感情→魂的なものを封じた9体の人形を製作。彼ら人形が人間の感情や魂的なものを人類絶滅後も永遠に保存してくれることを願うのだった。たとえ人形が全て破壊されても人形にはマシーンが捕食欲求を生じさせる装置を組み込んであるので、その生命→魂的なものはマシーンに吸収同化されるという仕組みなのだ。人間性を持った新たな存在としてマシーンを生まれ変わらせることは科学者の贖罪にもなるのだ。しかし、それぞれの人形は互いに独自の自我を持つようになり、結果的に彼らはマシーンを破壊。マシーンに吸収されていた一部の人形の生命はそのまま昇華。荒廃と絶望が支配する生命無き世界の中で、欠乏した不完全な人間性のデータを宿した人形は、ただ朽ち果てるまでこの辺獄をさまよう運命となったのだ。

というお話。

しかしここまでの解釈は画面からは微塵も感じさせない演出なんで、ティム・バートン版はダメだろって話だ。

9というよりneinですよ。

参考までに原作を下に貼っておきます。

2010年7月4日日曜日

ソフィラの冒険

世界は暗闇である。
導きの灯火を持つものは幸いである。 ソフィラ:「ティンダー!」




上舞です。





というわけでソフィラにファンタジックな格好をしてもらいました。

メイジってか聖職者というよりはシスターっぽいかな。
アゾン(ドール服メーカー)のロングメイドという商品なんだけどエプロン脱着可能だったんで、このようにも楽しめるという優れものだったよ。
小物は色々。

ただ首が寸詰まりになっちゃうので、なんかアダプターをかましてやる方がしっくりくるけど。
聖職者ということで武装もしてもらいました。ホーンスナイパーライフルがなじむかな。

ソフィラ:「来てっ!ビアンカお姉さまっ!」
  
「ホーリーナイトミサッ!!」




蛇足:ビアンキーナ(ビアンカ)・ジャルディニエラ
最初に購入した神姫。
スペースシャトルの擬人化と思って購入したのがきっかけだったなぁ。
なんで名前はシャトルにない頭文字(A:アトランティス・C:コロンビア、チャレンジャー・D:ディスカバリー・E:エンタープライズ、エンデバー)から。
ビアンカは確か白って意味もあるしね。
ビアンからではない。


では以下適当に。

ソフィラ:「ではお約束の“今日のおy・・・お召し物”のコーナー」
  
 ブーツを脱いで・・・






さぁ、スーパーネイキッドタイムだ!