2011年6月18日土曜日

日々のロボット

ロボットというものは人がそうではないように万能なのではない。



津田です。



九州職業能力開発大学校(九州ポリテクカレッジ、北九州市小倉南区)の学生らが、干潟に生息するカニの巣穴を遠隔操作で調べる「干潟航行観測ロボット」を開発。
14日に同区の曽根干潟で実証実験をしたようです。
カニは干潟生態系の頂点に位置するようで、生息状況調査から干潟全体の環境が推測可能。
実用化されれば大規模生態調査も見込めるとのこと。
従来は人がスコップなどを持って干潟に入るしかなく、危険なうえ調査範囲も限られていたらしい。
そういうとここそロボットの出番ですな。
まぁ実証実験中、車輪が泥に絡まって立ち往生する場面も、ということでまだまだ改良を加えてこれからの実用化を目指すんでしょうが。
干潟環境劣化がデータで裏付けられれば、水産資源回復のきっかけになるかもしれませんしね。

しかし、日本ではロボットを“実用化”ってとこまでこぎつけるには相当に高い壁が一部人々の心の中に存在しているようです。
東京電力が引き起こした福島原発事故現場にも、ようやく国産ロボットが投入さたようですが、当初「実戦経験がない」と信用されず、まず現場に入ったのは米国製だったのは記憶に新しいところ。
まぁとりあえず投入してみて失敗したら俺が責任取ってやるよっていう、いわゆる上の立場の人物が仕事しないってとこでしょうが無能なんだから致し方ないしその無能を放置してきた国民全員に責任があることは明白の事実。
こういってはなんですが、いい教訓になれば幸いと思います(でもならないんだろうな)。

そんななか大和ハウス工業が、東日本大地震で被災した地域で生活している高齢者への支援活動の一環として、岩手県・宮城県・福島県の高齢者向け施設(特別養護老人ホーム、仮設住宅に付設するサポート拠点など)に、セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」50体を2年間無償で貸与すると発表。
さすがダイワマンの大和ハウス。
大和ハウス工業は、自立動作支援ロボットスーツHAL福祉用の総販売代理店ということもあり、今後も注目のSF企業ですな(違う違う)。

2011年6月17日金曜日

シュバー シュバ シュバ シュバー

うなーるエンージンンー



津田です。



北九州空港を本拠地とするご存じスターフライヤーが7月1日、福岡-羽田線に1日5往復で参入することが決まったようです。
気になるお値段は他社よりゃ安いがスカイマークよりはお高めってところ。
しかしながら、黒で統一された室内は全席革張りで座席間隔を広げた快適性を誇り、北九州・福岡どちらの空港でも利用できる「マルチエアポートチケット」など他社にないサービスはもちろん、なによりその見るものを魅了する漆黒の機体は、飛行機ファンならずとも一度は乗ってみたいと思わずにはいられないだろう。
市街地に近い福岡空港に舞い降りる、SFロゴも優美なこの漆黒の機体を、福岡市民にも是非味わってもらいたい。
http://www.starflyer.jp/

黒い機体といえば、自衛隊が偵察任務用に開発した無人小型偵察飛行機が話題になってましたね。



これ、地上回転移動可能なところに驚く。
ほとんどの部品は秋葉原で調達、約11万で作ったらしいからスゴい。
自律航行機能とかを付加させれば軍事用としてはけっこう恐ろしいものになりそうなんだが、なんか丸いってかわいいよな、ハロかよ!(あとゼロ軍曹)

最後に、エアバス社提唱の近未来旅客機コンセプトデザインの動画でも。
一部天井がスケルトン構造でちょっと怖い気もするけど、夜間の星空は美しいだろうなぁ。
まさにジェットストリームの世界か。



人類には常に空想の翼を広げ、空を、宇宙を目指していてもらいたいものです。

2011年6月16日木曜日

光を閉じ込めて

小さな部屋で 時を止め



上舞です。



北九州イノベーションギャラリーで2011年6月19日(日)まで、
「カメラの進化展~古き良き時代から現代まで~おもしろ写真スタジオ」
http://www.kigs.jp/kigs/kikakuten/kikakunow.html
という企画展をやってるようなので行ってきました。

カメラ誕生前史の光学機器としてカメラの語源ともなった「カメラ・オブスクラ」は、展示場外に実際に触って楽しめるものもあり、なるほど遠近感(パースペクティブ)正しくリアリズムに富んだ絵が描けるために発展していったというのはうなずけます。
だいたい時代順の展示なんで、大戦期に急速に発展していったように感じられることは、なんともモノ悲しいところも感じさせるなー。
粉砕じゃない方のバットもあったしマミヤもあったぞ(光画部)。

変わりカメラってのが面白くて、鳩カメラ(タイマーでの空撮。ブレブレだったようだ)とかローマの休日にも出たオイルライターに内蔵された隠しカメラ、夜間には専用マグネシウム閃光弾で撮影できるピストル型カメラとか、トランジスタラジオに内蔵された(なぜ?)カメラとか、バズーカみたいな射撃訓練用ガンカメラとかあってとても興味深かった。

そうそう、フィルムは入ってないものの実際操作出来るカメラも用意されていて、昔懐かしのデカいヤツとか二眼カメラ、カタカタ音が懐かしいハンディビデオとかバシバシ操作できるぞ。
ガイドさんが親切に教えてくれるのも嬉しい。

おもしろ写真スタジオの方はまぁちょっと微妙ながら、昔ながらの一分間ジッと我慢しての記念撮影は龍馬さん(パネル)との撮影なんでなにかとタイムリーか。
立っての撮影したんだけどすっごくブレてた。人として軸がブレているらしい。

あと、魚眼レンズカメラで撮った写真をキーホルダーに工作するものづくりミニ体験コーナー(有料)もあり、なかなかに頑張っていると思う。


見たものをほぼ見たままに他者へと伝達できる手段がここまで急速に身近になり、いまだ加速し続けている現代ですが、その潮流のただなかにいると普段は気がつきにくいものです。
しかしこうしてカメラの歴史をたどることで、人類だけが持つその能力の一端をあらためて感じ取ることができるのではないでしょうか。

2011年6月15日水曜日

これはSFですか?

はい、ライトノベルです



上舞です。



アニメ本放送は前季節で終わってて、第二期シリーズ「これはゾンビですか?地獄変(仮題)」の製作が発表されてるようだが、まぁ本筋は置いといて。

しゃべらないヒロインの言動を主人公が妄想する場面があるんだけど、各回ごとに異なる声優さんを起用しており面白かった。
面子は豪華に、
三石琴乃・かないみか・金田朋子・皆口裕子・こおろぎさとみ・丹下桜・松岡由貴・日高のり子
となっている。
うち7人は私でも知っているくらい。
来期は大谷育江とか小桜エツコとか出ないかなー。
んで、第13話(TV未放送)を見る機会に恵まれたんだが、なんと平野文が出ててびっくりした。
ご存命なら川上とも子さんも、とも思うにつけ遅ればせながらお悔やみ申し上げます。
天上ウテナ役が代表作になるんだろうけど、私的にはTLS2の七瀬かすみ役が印象深いですかね。

声優さんってすごいね、びっくりだね(それは君子)。

↓平野文は出ません


LOVEよりLIKEだねっ

2011年6月14日火曜日

もし高校野球の女子マネージャーがアルハザードの『ネクロノミコン』を読んだら

ああ!甲子園に!甲子園に!(以下判読不能)



津田です。



流行りモノに即便乗すげぇ!
リンク先は宗教関係なんで注意 http://www.irhpress.co.jp/detail/html/N0195.html
まぁ表現の自由が確保されてるのはいいんじゃないですかね。

パロディってったら最近アルソックのCMが流れるとつい反応してしまうんですがクッシーですよね。
綜合警備保障「安心戦隊ALSOK」:http://www.alsok.co.jp/sentai/




仮面ライダーオーズで変身ベルトの音声ってのにもびっくりしたけどね串田アキラさん。
迫力のパワーボイスボーカルは印象に残るなぁ。
新ガンダムのOPかEDでも歌わないかな!(無理だろ)

オーズって言やぁ夏の映画http://www.ooo-gokai.jp/、まさかの松平健さん演じる徳田新之助ことご存じ徳川吉宗役での出演の報には、度肝を抜かれましたね。



時代劇初の3D映画ってことでもあり、大スクリーンに飛び出す上様の暴れっぷりを堪能できるかと思うと今から胸熱ですな。

ところでタイトル「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」ですが、「エロ将軍と二十一人の愛妾」(こっちは徳川家斉だけど)のパロディだってうわさを小耳にはさみました。
たしかに「将軍と21の(コア)メ」までは一緒だし。
ほんまかいな。

話が二転三転したところで暗転即了。

2011年6月13日月曜日

ギネスで乾杯したいね

世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として、
小惑星探査機「はやぶさ」がギネス認定ですよ。



津田です。



はやぶさ地球帰還一周年記念のこの良き日に。
すでにJAXAに認定証も届いてるみたい。

NEC特設サイト「太陽系大航海時代の幕明け」:http://www.nec.co.jp/ad/cosmos/
では、帰還1周年企画を展開中。
「はやぶさ帰還1周年記念キャンペーン」:http://www.nec.co.jp/ad/hayabusa/
が開始されており、ビデオメッセージやツイッター上でも「はやぶさ帰還カウントダウン」(終了)など多数のコンテンツが用意されています。
「はやぶさ」帰還1周年記念Wプレゼントとかあるので、応募してみるのも(注:期間限定)。

持ち帰った星のかけらは今後、長い時間をかけて分析が進んでいくだろうし、新発見もあるに違いありません。
この「はやぶさ」以降の素晴らしいSF小説が生まれてくる日も、そう遠くはないと信じています(野尻さんとかに期待)。

「はやぶさ」の志は、まだまだ我々の心の中で飛翔してゆくのでしょう。

ところで、ギネスブックはアイルランドビールのギネスと由来が同じなんやね。
狩りの獲物のうち世界一速く飛べる鳥で議論になったおり、なかなか結論が出なかったため、もしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないか。
そうギネス醸造所の代表取締役が発想し、発行したのがギネスブック(ギネス・ワールド・レコーズ)というわけ。
最も速く飛ぶ鳥、そして地球上で最も高速な動物はハヤブサであるとの声が高いことからも、ギネスブック入りは約束されていたようなものだったのかもしれませんね。



行きつけの、というほども行ってないけどギネスが美味い雰囲気のいい店↓

小倉にただ一つの本格アイリッシュパブ Irish Pub Booties:http://irishpub-booties.net/

2011年6月12日日曜日

You are a general.

この世はすべてSFなんだ



上舞です。



大森望責任編集「NOVA3 書き下ろし日本SFコレクション」(河出文庫)に収録されてる、とり・みきの「SF大将特別編 万物理論[完全版]」が、今日まで河出書房新社のウェブサイトで無料公開されてましたね。
作品が今年の第42回星雲賞参考候補作に選ばれたことを記念する特別企画で、5月31日までの公開予定だったらしいんだけど、星雲賞の投票締め切り自体が延期したので同調したかたち。
……星雲賞、投票少ないんかいな。

内容は、イーガンの「万物理論」を下敷きに繰り広げられるSFマニアを大罪題材としたパロディ。
“SF”を定義できる理論を完成させた、といううわさを聞きつけるとこから始まるのだが、これを楽しめるようならようやくSFの初歩といったところか。

「SF大将」自体は第29回星雲賞コミック部門を受賞していることもあり欲しいんですが、いまだ縁がないなぁ。
コミック部門では今回「鋼の錬金術師」がノミネートされてるんでテッパンなんだろが。

星雲賞のお手本、世界SF大会参加者投票で決まるヒューゴー賞では、ショート・ストーリー部門、ノヴェレット部門、ノヴェラ部門、コミック部門などにノミネートされた作品を版元や著者がネット上で無料公開、投票権を持つ参加者に広く読んでもらう慣習があるらしいんだけど、星雲賞参考候補作を投票期間中に版元が無料公開するのは、おそらく今回が初めてとのこと(大森望さん談)。
今後、追随するところが出てくるといいのだけれどね。

“SF”が好きってのはもはや“スポーツ”が好きっていうのと表現的には同じようなもので、実際にプレイするのが、観賞するのが、応援するのが、メジャーなのが、マイナーなのが、個人競技が、団体競技が、陸上が、水中が、空中が、道具を使うものが、実際のスポーツを模したゲームがと好きといってもいったいどれが?というように多種多様な広がりを有しているのだ、“SF”というジャンルも。

あんたがSF!

わたしたちはようやく登りはじめたばかり
このはてしなく遠いSF坂をよ…