2009年1月3日土曜日

あの娘をペットに

したくって by小林旭「自動車ショー歌」




津田です。

深夜TVで「ブレードランナー」やるようですね。

フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が原作(原案?)なのは有名ですが、作中では生ペット(生きている生物)を飼うことが一種のステータスシンボルになっていて、主人公のデッカードはロボット動物しか飼えない事を嘆いていたような気がします。

電気カメを飼ってたんだっけ?確認したかったんだけど本が行方不明。

ちょっと前までなにかとペットブームとか言われていましたが、不況のあおりでかわいそうなことになるペットが増えないことを祈ります(人間はどうでもいい)。

以前耳にしただけなので真相は不明ですが、子供たちの「ままごと遊び」で人気役は赤ちゃん役だったのが最近ではペット役が人気なのだ、とか聞いたときはさすがに驚きました。

かのキティちゃんがペットに子猫を飼うって聞いたときも、悪い冗談だろうと思いましたがホントでしたね。



さて、SF作品中でアンドロイド(人造人間)がペットを飼うって事例はもたくさんありそうです。

  • データ少佐(スタートレックTNG)         スポット(猫)
  • ブライキング・ボス(新造人間キャシャーン)   スワニー(白鳥ロボ)
  • キャシャーン(新造人間キャシャーン)      フレンダー(犬ロボ)
  • アートルーパー慧慈(膚の下)           サンク(人造犬)
  • グラッグ(キャプテン・フューチャー)        イイク(月犬)
  • オットー(キャプテン・フューチャー)        オオグ(隕石モグラ)

などなどちょっと考えただけでも結構あるかな。



例に挙げるにはちょっと異なりますが、フランケンシュタインの人造人間は、伴侶となる異性の人造人間を造るように要求したそうです。

人造物に感情移入能力を与えることで、ヒトには感情移入能力が備わっていることを表現したいということなのかもしれませんね。

ヒトとは自己を認識し確たるものにするために、実に他の存在を必要とするものなのだなぁ。



ペットが異常に増えているということは、それだけヒトの感情移入能力を自らが実感しにくくなっているということの表れかもしれません。

2009年1月2日金曜日

血で飛ぶの?

上舞です。


親類一同が集まる機会があり、血液型の話題になった。

昨年、血液型関連の書籍が話題になったこともあり、みなの血液型を調べる流れになった。

結果、二十数名のうち一番多い血液型がなんとAB型であった。

A型が一番少なく、ついでO、Bの順であった。

確か日本人の血液型分布の割合はまったく逆だったはず。

そのことから考えるとなんだか異様な気もする。

統計は本当に正しいのだろうか。



まぁちょっと考えれば、このくらいの割合になっても特に珍しいことでもなんでもないことはわかるだろう。

特殊でも特別でもなんでもない。

似たような感じの、血液型による性格の云々は科学的には根拠のないこととされている。

にもかかわらず日本人はなぜか血液型に関する話題が大好きである。

日本人に限らず、占星術とか占いのような類は結構みな関心が高いように私には見受けられる。

科学よりオカルトなのか。


しかしながらもう少し考えてみよう。

この現象は、自然科学的にではなく、人文科学的に捕らえることによって、違う観点からの面白みを増すのではないだろうか。

血液型を例にとってみると、現在まったく根拠がないとされている性格分けなども、このように意図的に流布させることで、徐々に後天的に性格分けされてしまう、という可能性である。

いってみれば洗脳に近いものがあるだろう。

となると自然科学的にはまったくでたらめで根拠がないものとしても、人文科学的な見地に立ってみれば、十分有効な分析の手段となりえないだろうか。

そういう意味では、科学的だといえるかもしれない。




つまりハリ・セルダンの心理歴史学の手法として我々人類を導くための手段のひとつだったんだよ!!!



「第二ファウンデーションの方から来ました」

2009年1月1日木曜日

謹賀新年

ねすぐとも

はつひのあかり

うしなわぬ

平成二十一年 元旦

北方多聞



年賀状は全部手書きで十枚書いた。

ガンダムマーカーフル使用。

せっかくなんで各人にそれぞれ一言でもコメント入れればよかったなぁ。



後輩からの年賀メールに銀河新年と書いてあった。

負けられない気がした。

今年もよろしくお願いしまスタートレック(苦しい)

2008年12月31日水曜日

変な日

大晦日には「ストレンジ・デイズ」を思い出します。

津田です。

今年をあらわす漢字がたしか「変」でしたよね。

私にもいろいろな変化が訪れたように感じます。

変化は恐れず受け入れ、来年は飛躍の年にしたいものです。

丑年だけに牛歩にならないよう気をつけたいですね。

さて、今から“書庫”で借りてきた「仮面ライダーSPIRITS」(1~14巻まで)を読んで感動する予定です。


では、良いお年を~

2008年12月30日火曜日

ア・オタクコミケ

上舞です。



コミケ75閉幕 3日間で51万人来場
 
日本最大の同人誌の祭典「コミックマーケット(コミケ)75」が30日閉幕。

3日目の入場者数は19万人、3日間では昨年冬より1万人増の計51万人が来場。



今年は大晦日をはずしたんですね。しかし今でも大盛況のようで素晴らしいことです。

今は東京ビッグサイトで開催されているんですね。

私は晴海時代に数回行ったことがあるのですが、なんだかとても懐かしいです。

ムーンライト九州にはお世話になりました。




最近読んでいる作家さんは「イタロ・カルヴィーノ」です。

  • 不在の騎士
  • 冬の夜ひとりの旅人が
  • 見えない都市
  • 宿命の交わる城
  • 柔らかい月
  • レ・コスミコミケ
  • くもの巣の小径
  • 魔法の庭(読んでる途中)

以上読んだ順。

レ・コスミコミケだけハヤカワ文庫SFから出ていましたね。

以前から読みたいとは思っていたのですが、すべての作品を読みたい作家さんのひとりになりました。

特に不在の騎士、アジルールフォは騎士の中の騎士。尊敬せざるを得ない。

「不在の騎士」は’我々の祖先’三部作のひとつなので、次は「まっぷたつの子爵」「木のぼり男爵」を入手したいですね。

一作ごとに作風が異なる作家と評されることもあるイタロ・カルヴィーノは、自分の魂に触れる作家さんです。


あと最近文庫落ちしていたので読んだ田中啓文「蓬莱洞の研究」にカルヴィーノという人物がちらっと出てきてもうニヤニヤ笑いが止まりませんでした。

田中啓文はイカン。本当にイカン。早く続きも文庫で出してください。

2008年12月29日月曜日

ボードゲームいろいろ

遊んできた、津田です。



  • 宇宙戦艦ヤマト(の同人ゲームらしい)

    冥王星会戦をやりました。「バカめ」と言われるほうでした。

    

     

     

  • DUNE(デューン 砂の惑星)

    スパイス(メランジ)採掘が命。ポール・アトレイデでプレイ。

     

  • TAITAN(モンスターを召喚して戦う)

     系統立った召喚が出来ず敗北、無念。

     

    

詰め込んでやったので駆け足気味でしたが、実に興味深いものでした。

次はひとつのゲームをじっくり遊んでみたいですね~

明日は忘年会だ!

2008年12月28日日曜日

指宿温泉にもいるよね

「デューン 砂の惑星」2巻目の途中までしか読んでない。

やばい、どうしよう津田です。

こんなこともあろうかとTTYで映像作品を借りてきて観ましたよ、てへ。

カイル・マクラクランがムアドディブだったのか~とか思ってるといきなりなじみの顔が。

艦長なにやってんですか!

パトリック・スチュワートがガーニイ役だったなんてビックリだよ。

ちょっとぜんぜん変わらないんですが(主に頭部が)。


劇場版もあったんですがTV放映の長尺版ってのがあったんでこちらを借りました(189分)。

しかし幼少のころ一度観てるはずなんですが、ほとんど覚えてないという。

あ、でも変なとこはところどころ記憶にあって(音波銃とか)妙な感覚。

小説をがんばって丁寧に映像化してあるんだなぁと感心しました。

最近の小奇麗なCGにはない良さを久々に堪能して満足満足。

あとス テ ィ ン グ(笑)。Shape Of My Heartは名曲。




4本で千円だったのであとの三本のラインナップは下記のとおり。

  • 地球の静止する日
  • 12モンキーズ
  • 海底超特急 マリンエクスプレス

候補にシャイニングと時計仕掛けのオレンジがあったんだけど次の機会に。

べ、別に一人で観るのが怖いからじゃないんだからね!