2011年8月6日土曜日

鮭って白身魚だったなんて

白なかったよ!



聖☆北方学園



「波打際のむろみさん」の4巻読んだついでに、むろみさんのせいで打ち切り(休止?)となった前作も読んでみた。


まずは4巻目。
各登場人物の過去話が多く、キャラクターの造形を深めているといえる。
人類側も前作からのゲスト出演があったりする反面、人間側の主役の少年の生い立ちなどが多少薄い気がする。今後の展開待ちか。
長く続いてほしいなーと思う反面、今のご時世下の少年誌ギャグ漫画としてはきわどいとされるネタを扱ったりもしている(らしい)ので、ちょっと作者が心配になる。あまり自虐に走らないでいてほしいものだ。
キャラクター配置としては「ヨコハマ買い出し紀行」に類似する感も見受けられるので、着地点を見誤らず続けていってほしいもの。
とはいえ、昨今の事情から実はアニメ化もあり得ない話じゃないような気がしてくるので怖いとこだ。
シャフトあたりがやってくれないかなー。
イーアネイラが手に入ったら、むろみさん型神姫でもこさえてみようかなと思うくらいにはハマってるといえよう。


で、前作というか、むろみさんが始まったために休止を余儀なくされた「聖☆ピスタチオ学園」の方であるが、まぁこの作者あんまり絵が上手くないなーってのを再認識。
味はあり自分は好きな絵で好感は持てるんだけどね(枕崎さんの絵に似てるし)。
特に手元に置いておく必要性は感じなかったんだけど、次の一コマを見てその心意気を買おうと思った。





最近もいましたよね九州人でB型政治家。

 



今後も楽しみです、むろみさん。

2011年8月5日金曜日

The Falcon has landed

先月末に筑波宇宙センターで、古川聡宇宙飛行士が滞在するISS(国際宇宙ステーション)にて、映画「はやぶさ/HAYABUSA」の史上初となる宇宙試写会が行われたようですよ。



上舞です。



映画「はやぶさ/HAYABUSA」:http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html

まぁ約9分間のダイジェスト映像鑑賞だったようですが。
もう映画の予告も始まってます。



かなり実在の人物に似せたキャスティングのようで、佐野史郎とか似てるよね。
んで、7月30日(土)より特典付き特別鑑賞券が全国先着10000名様限定で発売開始中。
ちょうどリストレストを新調しようと思ってたとこだったんで買ってきた。

"はやぶさ&イトカワ リストレスト"付き特別鑑賞券
 
          うっすらとわかりにくいが「はやぶさ」入り(動く)↑
イトカワを描いた台紙に透明なリキッドタイプのリストレストであり、中にはちゃんと小惑星探査機「はやぶさ」がゆらゆらしてます。
なかなか考えましたね!
実用的ないい特典だなぁ。

どうせ観に行こうと考えているのならば、今すぐ劇場へゴーだ!

2011年8月4日木曜日

ふたつの月が

天窓に浮かび上がる(それは風のファンタジア)



津田です。


地球の唯一の衛星“月”が、かつて二つあったのでは、とする説が出てきているようですね。
月は、表側の地形は比較的高度が低く平坦なのに対し、裏側は高い山が多く地殻がはるかに厚いという、両半球の違いは長らく天文学者の間で謎となっているしSFでもよくネタにされてる。

この説によると、月より小さな“随伴衛星”が初期のころに月の裏側に衝突し、非常に硬い岩石物質が月の裏側に飛び散った結果、現在の月の高地を形成しているというのだ。
この説が事実なら、小さいほうの月は大きいほうの月に時速約7100kmで衝突した計算になるらしく、天体クラスの衝突にしては非常にゆっくりとした遅いものといえるらしい。
2つの月は8000万年ほどの間は共存してそれぞれ安定した軌道上にあったとしている。

最近では月の形成はジャイアント・インパクト説が定説となりつつあるが、同時に形成されたであろう随伴衛星たちの行方を示唆する可能性も出てきたわけだ。
そういえば、以前は無いとされていた月内部の金属核と磁気の存在が徐々に明らかになってきており、調査対象の月の岩石が42億年の間に加熱と冷却のサイクルが2回しか行われていないことがわかったというニュースもあったな。

まぁいろいろ問題点もある説らしいけど、ビジュアル的にはファンタジックでいいよね、ふたつの月というのは。

地球を見守るかのようなこの神秘に満ちた巨大な衛星は、一括で作られたのではなく、こうして徐々に形作られていったところから、月賦払いという言葉がつくられたのです。
嘘だけど。

2011年8月3日水曜日

これからが小松左京の活きる時代だ

『小松左京追悼トーク「巨星、宇宙に逝く」(仮)』ってのが8月17日(水)に、新宿GEISHAで開催されるようですよ。



津田です。



http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=33790973

詳しくはリンク先で(最近多いな)ってことなんだが、出演に大森望、山田正紀、高橋良平などが予定されていますね。  小松左京追悼トーク緊急開催ってことらしい。
以下引用。

「先日、逝去されたSF界の巨人・小松左京氏を偲んで空想力と思索力の可能性を押し広げた「SFコア作家」としての小松左京を、関係者とファンが共に語る会を開催したいと思います。既に、各方面で「日本沈没」や「首都消失」など現実社会とSF的想像力を融合させた“思弁的作家”としての小松左京は多く語られていると思いますが、今回は日本のSFを文学ジャンルとして大きく展開させた「SF作家」としての小松左京をど真ん中に据えて、小松SFの育てられたファンがその魅力を大いに語り合える場としたいと思います。オールドファンはもちろん、これから小松SFを知りたいビギナーファンもご参加ください。皆で、作品の魅力を確認する機会にしてください。」

以上。
新宿なんでどうせ見に行けねぇよ、と思いきや、この「Live Wire」ってUSTREAMで動画中継もするみたい。
ただで見れるのかな?いちおリンク。

http://www.ustream.tv/channel/go-livewire
また、小松左京の絶筆を序文として収録した、笠井潔・巽孝之監修『3.11の未来 日本・SF・想像力』(作品社)が、アマゾンさんで予約可能になりました。 (おいコピペやめろ)
8月23日ごろ発売みたい。

主な著者:小松 左京・豊田 有恒・新城 カズマ・・瀬名 秀明・谷 甲州・小谷 真理・田中 秀臣・仲正 昌樹・新井 素子・押井 守・野尻 抱介・大原 まり子・桜坂 洋
監修:笠井 潔・巽 孝之

そうそうたるメンツですね。

3.11と銘打たれてるんで、なにかと科学技術やテクノロジーなどの文明批判になりそうでもあるけど、批判だけでなくSFとして、では次にどうあるべきかというビジョンの欠片でも示されていればよいと思う。

小松左京は科学文明だけを批判しているのではなく、有事に対し良心的に対処する政治家・科学者・マスコミ・国民といった空想の産物でしかないような人物像を描くことで、現人類を批判しているともいえるんじゃないかな。

2011年8月2日火曜日

へうげろぼ

そんなに人形やロボにお茶を入れてもらいたいのか日本人。



津田です。



以前、コーヒーを入れてくれる少女型ロボ「雛」を作ったよという動画があったが、今回のは本格派。

自分で考えてお茶を入れるロボット


東京工業大学 長谷川研究室グループは、人工知能を用いて、自ら考えて行動し、学習するロボットを開発。
このロボットは、川田工業の研究用ロボット「HIRO」を改良。
研究室が独自に開発した、学習と推論が可能なプログラム「自己増殖型ニューラルネットワーク(SOINN)」によって動いている、とのこと。

まだまだ実験研究段階とはいえ、このSOINNのスゴイところは、ロボットの視覚、聴覚、触覚といった感覚情報のほか、インターネット上にある情報や他のロボットのモータの制御信号などから知識を得て徐々に賢くなっていくという機能を備えているところだ。
しかしお茶くみ人形からずいぶん進化したものであるよ。
あとしゃべるとこが萌えポイントかな。

デザインもカッコいいし、ますます未来が近いですよね!

このロボットはノンフィクションにて候。

2011年8月1日月曜日

地デジでしょうか、いいえ、ネットで。

そういえばNHKがネット課金を画策しているようで。



津田です。



東映株式会社が今日からYouTubeに公式チャンネル「東映特撮 YouTube Official」を開設。

http://www.youtube.com/TOEIcojp

仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズなど特撮TVシリーズのほか、特撮劇場映画、有料配信限定だったスピンオフネットムービーなど、様々なコンテンツを順次無料配信していく予定だと。
TVシリーズは毎週更新なんで、見たい時にいつでもってわけじゃないけど(建前上)。
画質は、まぁ残念な感じですが見られればいいって人には朗報かな。

現時点では計120本の動画がYouTubeの公式チャンネルで視聴可能。
劇場版コンテンツには「遊星王子」・「海底大戦争」・「ガンマー第3号 宇宙大作戦」・「宇宙からのメッセージ」とかもあるんで、わざわざ借りるほどでは……って忙しい人にも重宝。
良い時代になったものですね。

またバンダイチャンネルでも今日から有料ながら月額1000円(税別)で見放題サービスが開始されてます。

http://www.b-ch.com/contents/feat_monthly/

新作から名作まで、初回導入110作品・2700話以上で一日あたり30円ちょっとで見放題。
視聴期限を気にせず見れて、スマホ・タブレット対応となれば課金しようかなって気にもなろう。
これはすでにバンダイアニメライブラリーといっていいんじゃないかな。
巨神ゴーグが加わったら誘惑に勝てないかも。

「アニメ見よう」っていうと
「アニメ見よう」っていう。

2011年7月31日日曜日

魔導書:ウス異本

タイトルはYMDさんのネタで悔しいですわ!



葉山ですの



明神台さんが多数所有しているというコレクションの一部が“書庫”へ貸し出されていましたので、読んでみましたの。

↓SBヤマト本「だって古代君が!古代君がキ○タク!!」
 ←映画「シャーロック・ホームズ」本

なんともうしましょうか、みなさん昔から今までヤマトを愛していらっしゃったんですのね。
「ベーカー街の二悪人」の方は、シャーロック・ホームズ像に新たな一面を加えたあの映画がネタ。
ホームズものこそその筋にも歴史深いので、このジャンルも活気が出ていることでしょうか。
映画二作目でモリアーティが出ればまた大変なことになるんではないかしら。

SBヤマトデスラー本「なんとなく、クリスタル」
ネタバレ表題ですわよ!

オールヤマト総集編本「さらばというのはさらにばんばん続くって意味」
「さらば」の真意を知り目から笑みがこぼれましてよ!

出来のいい同人誌はピンポイントで狙ってくるので、心地よいですわね。

半年ごとに膨大なウス異本:断章が生み出され経済が消耗されゆく異界門、帝都虚大光景。
晴れの海には行った、ような……