2009年8月29日土曜日

大和よ永遠に

『男たちの大和/YAMATO』がTVでやってたんでちょっとだけ見ましたよ。

松山ケンイチは今度「カムイ外伝」で主役ですね。

俺の印象はやっぱり「セクシーボイスアンドロボ」なんですが。




津田です。




DVDで観たんでいいやと思いつつ目を惹きつけられる思い。

疲れてなかったら最後まで観てたなぁ。

広島県尾道市向島町の日立造船向島西工場跡地の戦艦大和ロケセットを見学に行ったのは良い思い出。

そういえばバスツアーで行ったんだった。

日本のシンボル、象徴になりうる存在だということを再認識でしたよ。


大和といえば「ヤマタイカ」。

大雑把な話の分類で言えば「シャングリ・ラ」と似ているにもかかわらず、「シャングリ・ラ」に面白みを感じないのはなぜだろう。

まぁアニメしか観てないんで小説は面白いのかもだが、友人は所詮ラノベ(キャラ小説)だからと言っていたんでまぁそんなもんか。

多分、嘘が下手なんだと思う。

あぁ、そうか。若い頃なら下手な嘘でも上手にだまされてそれなりに楽しめていたのかも、ね。



ちょっと昔までは夏休みに大和のプラモデルを作らない男の子なんていないよ、っていった感があったものですが、今はプラモ自体が子供たちの興味の対象から遠ざかっているようで哀愁。

そういえば日本のプラモメーカーは協定や暗黙の了解があるのかどうかは知りませんが、B-29の模型は作っていないようですね。

韓国のアカデミーから72で出てましたが。144でもどっか出してたよなぁ。

エノラ・ゲイ(広島に行った)が有名ですが、もうひとつはボックスカー。



ウォーターラインシリーズやニチモのモーターライズ艦船、マブチ水中モーターの似合う夏も、もう終わろうとしています。

2009年8月28日金曜日

最強決戦、夏の陣。

『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』観てきた!



上舞です。



ストーリーはどうでもいいとして、楽しかったっす。

殺陣の迫力がTVとは大違いで痺れる痺れる。

しかしディケイドの闘い方ってホントせわしないな~。

ディエンドはいつも通り強いくせに卑怯(インビジボー)。

ユウスケは最強ライジングアルティメットフォームが出たくせに弱っ。らしいけどね。

最も邪悪な力を一番優しいライダーが持っているという構図はクウガらしい感じ。



しかし「世界の破壊者」とはよく言ったもので、実は現代の世情を良くも悪くも写し取っていると考えることも出来るのですな。

深く考えればかなり危なく危うい作品であるとも言えるでしょう。



それにしても、映画館へ行きがけに西鉄バス車中で「匋冥の神」を読み終えたのだが、ディエンドって全然違うことは百も承知なのだが、なんだか伝説の海賊王・匋冥を連想させるトコがあることに気づいて、ディエンドに興味がいくことに納得。


明日あたりフィギュアーツのディエンドが出てると思うので買ってしまいそうなんですが、買うと必然的にディケイドも欲しくなる罠。

おのれバンダイ、家計をも破壊する悪魔め!


とにもかくにも、仮面ライダーに心惹かれたことがある人ならば楽しめるんじゃないかな(特に大きなお友達が)。

私はポイント使ってタダで観ましたがね、フフフ(卑怯者)。

イカでビールは飲まないものの、一杯飲みたくなる夏の・・・夏休みの良い映画でした。




写真は悪魔型武装神姫:パーソナルネーム“アートゥラ”、パーシカの姉(脳内設定)。

ディエンドライバーを手に、異なる世界を旅するのか。

 

 

アートゥラ:「痛みは・・・一瞬だよ!」 

2009年8月27日木曜日

ロボットの夜明け

気軽に宇宙旅行には間に合いそうにないですが、ロボットとの共存には間に合いそうですかね。





津田です。




  • アイザック・アシモフ「ロボット三原則」の更新を科学者が提案

米大学科学者らが、実情のロボットはアシモフ作品に登場するロボットのような自律性がなく、「問題はロボットではなく、ロボットを使う人間の側にある」として、ロボット三原則を現実的なものにアップデートするよう唱えているそうです。

人間がロボットに対して負う責任を強調する形での三原則更新の提案のようです。

提案された三原則は以下の通り。


第1条:人間は、人間の法律および職業上最高の安全・倫理基準を満たすシステムを備えていないロボットを配備してはいけない。

第2条:ロボットは自身の役割に即した形で人間に対応するよう設計されなくてはならない。また、ロボットは限られた数の人間からの特定の命令にしか応対できない。

第3条:ロボットは自身の存在を守れるだけの十分な自律性を持つべきだ。ただし、第1条、第2条に反せず、人間とロボットの間の意思決定の権限受け渡しがスムーズにできる場合に限る。



  • 乗り降り簡単、車椅子ロボット「Rodem(ロデム)」開発

テムザック、九州大、早稲田大などでつくる「ベーダ国際ロボット開発センター」(福岡県宗像市)は、足腰の弱い高齢者や障害者らが気軽に外出できる新しい電動車椅子「Rodem(ロデム)」を開発。

26日、東京都内で試作品を発表。

前傾姿勢で搭乗し、胸やひざで搭乗者を支えるように設計。乗り降りが簡単なのが特徴。

センター理事は「1年後に、50万円程度の値段で販売したい」と話す。


ロデムは4輪の電動車椅子の一種。全長1m22cm、幅69cm、高さ1m17cm、重さ約100kg。

前進や方向転換などの操作はジョイスティック。最高時速は6km/h。1回の充電で約4時間走行可能。

障害物をセンサーで感知して避けたり目的地までの自動走行などロボット機能も追加可能。

従来の車椅子は背もたれがあり、搭乗者が車体前方から体を反転させ後ろ向きで乗り込むため、転倒原因にもなっていた。

背もたれのないロデムは車体後方から前向きに搭乗できるため、足が不自由な人が介護無しでもベッドから乗り移りやすい。

また座ったままの状態で椅子の高さを上下に移動させることが可能で、棚など高い位置にある物も楽に取ることが可能。

実用化に向け、免許なしで公道を走行できるよう国に要望していく予定。

センターは今年5月、日本やドイツ、イタリアの大学や企業など11機関が参加して発足。

医療、介護、生活支援分野のロボットの開発を進めており、ロデムがその第1弾となる。

ロデム動画 http://www.yomiuri.co.jp/stream/press/movie.htm?id=811&feed=811



  • 人を抱き上げる介護ロボット、「リーバ」公開

独立行政法人理化学研究所(埼玉県和光市)と東海ゴム工業(愛知県小牧市)は27日、開発中の人型介護ロボット「リーバ」を公開。

腕に似せたアームで人を抱き上げ、車椅子やベッドに移す。リフトなどを使った従来の介護機器より手軽に使えるとのこと。

リーバは高さ1m40cm、重さ180kgで自走用車輪付き。介護する人が声をかけたり、表面に軽く触れたりして操作。

腕などに付いたセンサーで重さを感知、腕や腰を動かしてバランスを取り、体重61kgまでの人を安全に運べる。61・・・ロボットならもうちょっとがんばって欲しいところですが。

愛着を持ってもらえるようにと容姿がなぜか白クマ風の顔。「こんにちは」などのあいさつや握手もできるそうです。

10年以内に数百万円での市販を目指し、開発を続けるとのこと。こちらは気が長いなぁ。


  • ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2009 東京大会が開催

ABU(Asia-Pacific Broadcasting Union(アジア太平洋放送連合))ロボットコンテストは、大学生向けロボットコンテストのアジア・太平洋大会。

2002年第一回大会が開かれ今年で8回目。

過去、東京、バンコク(タイ)、ソウル(韓国)、北京(中国)、クアラルンプール(マレーシア)、ハノイ(ベトナム)、プネ(インド)でと開催、7年ぶりの日本開催となった。

今回の大会テーマは「旅は道づれ 勝利の太鼓を打て」。

毎年、開催地の文化や伝統を反映した独自ルールで実施されるこの大会で、今回は駕籠屋の動きを意識したレースが採用。

使用するロボットは3台。うち2台は駕籠をかついで運ぶロボット、もう1台は駕籠に乗って運ばれる旅人ロボット。

駕籠屋ロボが旅人ロボを所定の位置まで運び、旅人ロボが駕籠を降り太鼓の前まで移動。縦に積み重ねられた3つの太鼓をすべて打ち鳴らすとゴールとなる。

駕前方を担うロボはコースを認識し自動で動き、後方は前者の操作に従って動く手動ロボ。

旅人ロボは、駕籠の乗り降りや太鼓前までの移動、太鼓の打ち鳴らしなどすべての動作を自動で行うというルール。

かなり難しいんじゃ。ていうか人間でも駕籠担ぎはそうそう出来るもんじゃないですが。

大会の模様は9月21日19:30~NHK総合テレビ、10月11日16:00~NHK衛星第2テレビで放映されるようなので興味ある方は是非。

次回の開催国はエジプトカイロ。複数のロボットが共同で3つのピラミッド(クフ、カフラー、メンカウラー)を作り上げる競技となるようです。

2009年8月26日水曜日

拡張する感覚

世界をダイレクトに認識することは人間には難しい。

なので自意識というソフトウェアが身体というハードウェア上に走っているのかもしれない。



上舞です。



「戦闘妖精・雪風 アンブロークンアロー」で似たようなこといっていましたが、道具を使うということは拡張した身体を使うということなので、あるとき道具が自分の意のままに操れる様に感じられた時、道具にも意識があるのではないだろうかという人間特有の感情移入能力が発現することもあります。

自分の身体はすでにソフトの一部なので肉体にも意識があることは普段は忘れがちですが、例えば身体が思うままに動かない時などはそれと認識されやすいのではないでしょうか。

バイクを操っていると人機一体感が生じてくるのはよくある話でしょう。

しかし雪風と違って相互リンクではなく、常に一方的な人間の感覚投射のフィードバックによるものであることを忘れないよう心掛けなければなりません。

マジンガーの頃から言われているように、神にも悪魔にもなれるのですから。




さて、人間を乗り物にする異星生命体の話「70億の針」の二巻が出てたんで購入。

つらつら読んでみて、どうかなぁと思ってたらインスパイア元の小説や寄生獣とも若干異なった展開に。

今後が楽しみかもしれない。



でもこのネタは電王だよなぁ。









だから気をつけよ世の母親たち。

子はあなたの一部であり、そうではない。

2009年8月25日火曜日

敵について

「敵は海賊、考えるまでもない」
海賊課には茨木のり子は理解できないかもしれませんね。



上舞です。



「敵は海賊・短篇版」著:神林長平、が出てたので購入。

内容は、

・敵は海賊

・わが名はジュティ、文句あるか

・匋冥の神(コレのみ書き下ろし)

・被書空間

あとがきとして、『等身大の「敵海」世界』。

・・・なんかだまされたような気もしないではないですが、書下ろしを素直に楽しみましょう。

文庫落ちしてた「獣の奏者エリン・闘蛇編、王獣編」も欲しかったんですが今回は見送り。

アニメが終わってからにしよう。


なんだか読んでない本がたまってる気もするが、積読も読書のうち(違います)。




そうだ、お土産のクッキーをいただきました。

クッキーというよりサブレっぽいかな。

黒糖まんじゅうは表紙だけ。

やっぱ定番どこのお土産ってどこにでもあるんだなぁ。

高橋留美子展オリジナルプリントクッキーと味がそっくり。

同じメーカーなのかな。

あと門司港西海岸ビーチフェスタ、ポスターすごいっすね。


2009年8月24日月曜日

パワー・オブ・バランス

はっきりいって日本は他国からナメられていますよね。

そんな時はこう言ってやるんですよ、

「リメンバー・パールハーバー」ってね。

あまり日本を怒らせないほうがいい。




津田です。



今週末は選挙ですが当日は仕事なのできっちり期間外投票を済ませます。

結果がどうあれ、持てる力を行使しないことには文句を言う筋合いもないというもの。

しかし本当の問題は選択肢を選ぶことではなく、選択された世界をどう生きてゆくかにあるのだ。

適応能力が重要視されるわけだな。

この点、日本人は民族的になぜか被支配能力が高いように見受けられる。


新しい政治形態や経済形態を模索し、その方向性を検討し誘導してゆく。

空想的な政治科学の物語こそそれが可能であるのではないだろうか。

SFで人が想い描いた未来。

現実から物語は生まれ、物語から現実が形作られてゆくのだ。



ところでオバマの核廃絶宣言は、アメリカはついに核以上の戦略兵器の開発に成功したのだというオカルトめいた見方をしてみるとどうだろう。

2009年8月23日日曜日

旅に出る理由は

ライダー大戦の世界、来週で最終回。

グダグダで終わりそうな感じだけれど、お祭りの最後はなんだか物悲しいくらいでちょうどいいのかもね。

わりと嫌いじゃないです、私は。



上舞です。



SF強化合宿の時に気づかされたのですが、やはり私は旅をする作品にどうやら心惹かれるものがあるようです。


最初こそどうなることかと思ったディケイドですが、なかなか考えさせる作品になってきています。

「ディエンドライバー」、変身時の「ディッ、エーン」の音声が入っていれば危うく購入をしてしまうところでしたよ。

あ、ザラスで投げ売られるなら11月の結婚式イベント(寸劇)用に購入してもいいかも。

「仲間」というお宝、私はまだ持っているのかな。



映画、行かなきゃ。





旅は、帰るためにするんだ。

帰るところのない旅は、ただの移動に過ぎない。

神林長平『永久帰還装置』のように。

オススメです。