正誤不詳。
上舞です。
神林長平作品装丁コレクションそのいち
徳間から出てた本の数々(現在は早川書房から出ているのでしょうか)
【新書】
「過負荷都市」はたしか「プリズム」と似たような都市機構制御体が出てきて、もう疲れたのであとよろしくって話。
西瓜からいろんなものが出てきたり。
明るい「七胴落とし」と言えなくも無い雰囲気。
「機械たちの時間」は神林作品にはよく見かける火星のコンピューター知性体マグザット君の自分探しの旅にハイブリッドなソルジャーが振り回される話まぐ~。
あとヤクザ。
以下【文庫】
「蒼いくちづけ」はOZというちょっと恥ずかしい名前の超能力探偵が活躍。ダークな「ライトジーンの遺産」か。
おなか大事に。
「太陽の汗」は南米逆ピラミッドでビックリ!
典型的なメリケン記者や褐色美少女もあるよ。
グーグルストリートビューに似た?アイディアもある。
実はこの中では一番読んだ。
「ルナティカン」は月で育った子供が・・・いかん「蒼いくちづけ」とイメージがだぶる。
「あな魂」と違って子供はハッピーエンドだったような。
刑事っぽい人もいたような。
「宇宙探査機 迷惑一番」は迷走する惑星探査機の一番機が引き起こすドタバタ劇。
お笑いテイストだが「死して咲く花、実のある夢」のテーマの原型が垣間見える。
「親切がいっぱい」は本当に全く話に絡まない宇宙人らしき生物が変なアパートに来て帰る話。
たしか泥棒っぽいコンビが出てきたと思うが短編「痩せても狼」ってのの原型か。
「天国にそっくりな星」は刑事物であり仮想現実テーマ。刑事好きだよね。
指の数による人生経過の考察が頭に残っている。
というわけで、後から調べたり読み返したりして「全然違うじゃん」と頭を抱えること必至。
しかし表紙絵を見て思うことは「神林作品」じゃなきゃ買わないよなってことだ。
かといってアニメ絵(萌え)にしろってわけじゃないんだがさ。