2009年1月31日土曜日

うろおぼえあらすじにつき

正誤不詳。




上舞です。

神林長平作品装丁コレクションそのいち

徳間から出てた本の数々(現在は早川書房から出ているのでしょうか)


【新書】

「過負荷都市」はたしか「プリズム」と似たような都市機構制御体が出てきて、もう疲れたのであとよろしくって話。

西瓜からいろんなものが出てきたり。

明るい「七胴落とし」と言えなくも無い雰囲気。

「機械たちの時間」は神林作品にはよく見かける火星のコンピューター知性体マグザット君の自分探しの旅にハイブリッドなソルジャーが振り回される話まぐ~。

あとヤクザ。



以下【文庫】

「蒼いくちづけ」はOZというちょっと恥ずかしい名前の超能力探偵が活躍。ダークな「ライトジーンの遺産」か。

おなか大事に。


「太陽の汗」は南米逆ピラミッドでビックリ!

典型的なメリケン記者や褐色美少女もあるよ。

グーグルストリートビューに似た?アイディアもある。

実はこの中では一番読んだ。




「ルナティカン」は月で育った子供が・・・いかん「蒼いくちづけ」とイメージがだぶる。

「あな魂」と違って子供はハッピーエンドだったような。

刑事っぽい人もいたような。

「宇宙探査機 迷惑一番」は迷走する惑星探査機の一番機が引き起こすドタバタ劇。

お笑いテイストだが「死して咲く花、実のある夢」のテーマの原型が垣間見える。





「親切がいっぱい」は本当に全く話に絡まない宇宙人らしき生物が変なアパートに来て帰る話。

たしか泥棒っぽいコンビが出てきたと思うが短編「痩せても狼」ってのの原型か。

「天国にそっくりな星」は刑事物であり仮想現実テーマ。刑事好きだよね。

指の数による人生経過の考察が頭に残っている。




というわけで、後から調べたり読み返したりして「全然違うじゃん」と頭を抱えること必至。

しかし表紙絵を見て思うことは「神林作品」じゃなきゃ買わないよなってことだ。

かといってアニメ絵(萌え)にしろってわけじゃないんだがさ。

2009年1月30日金曜日

霜焼けお手々がもう

かゆ・・・うま・・・


北方でく。


2、3日前かフグ毒のニュースがあったんですが、ゾンビ・パウダーの主成分はフグ毒の成分であるテトロドトキシンが含まれているとされてるようです。

でも実際にゾンビ・パウダーに用いられるのは毒を持つフグではなく(毒は無い)ハリセンボンだとか。

で、まぁこの毒素で仮死状態にし、酸欠よる脳(前頭葉)へのダメージで自発的意思のない人間、ようするにゾンビを作るってわけだ。

現実でもフグ毒は主に呼吸器系の麻痺を引き起こし、死亡に至らせることが多いみたい。

のうダメージ、でも人間的には死亡、みたいな(うまいこといったつもりか)。

かんかんのう踊れ(父さん酸素欠乏症で・・・)




『哲学的ゾンビ』という心の哲学で使用される概念というか用語があるのですが、これは行き着くところ「クオリア」(感覚質)の問題に集約されるようです。

意識の問題と言い換えてもよいのでしょうか。

外部刺激(情報)を身体の感覚器が捕え、脳に伝達する。

するとすぐに何らかの「イメージ」や「感じ」がわきあがる。

例えばある波長の光を視覚刺激として脳に伝達されたとき、その刺激を「赤い」と感じれば、その「赤い色」の「感じ」は意識体験の具体的な内容のことである。

この「赤い」なぁって「感じ」こそがクオリアの一種である。

「特定の物理的状態がなぜ、どのようにして特定のクオリアを生じさせるのか」という問題。

そしてこの「クオリア」をもたない「哲学的ゾンビ」とは外面的には普通の人間と全く同じように振る舞うが、内面的な経験(現象的意識、クオリア)を全く持っていない人間と定義される。


自分は「物理領域は因果的に閉じていない」との主張が興味深いと感じるがどうだろう。

「クオリア」は「時間」の概念とともに変化生成される可能性を思いついたので記しておく。

2009年1月29日木曜日

いいですとも!


でおなじみ?のゴルベーザ(30歳)⇒

弟と違ってなんて悪人(濁点が3つも)な名前なんだ親はヒドイよと思ってましたが、

DS版では“神様からの贈り物”という意味で本名は「セオドール」と名付けられていたと母親のセシリアによって語られる、らしいです。


よかったネ!ゴルベーザ。

津田です。



ファイナルファンタジーⅣはスーパーファミコンで初めて遊んだRPGでした。

SFっぽい要素もふんだんに盛り込まれていて(ムー的にですが)大いに楽しんだものです。

戦闘がターン制ではなくリアルタイムバトルだったことが衝撃的で、周囲から何でもいいから速く行動しろって言われながら進めたことが印象に残っています。



で、ちょっと前にコンビニなどで見かけたポーションが半額だったんで買ってきました。

ディシディア ファイナルファンタジー(アクション対戦格闘ゲーム?)のタイアップ商品のようですね。

仮面ライダーディケイドのようなクロスオーバー作品の一種でしょうか。

以前も凝った装丁でポーションが売られていましたが、今回のは普通の350ml缶にイラストが描かれているだけです。

味はともかく青っぽい液体だと絵的に綺麗だろうなぁと期待していたんですが、


                            どーん

なにこのポイズン。

はっきりしないぼんやりとした紫色で味はまずいグレープ?味でしたこれは売れない。



木苺酒を混ぜてみた、

混ぜるな危険。

ゆすらうめ酒のが良かったかな

(変わりません)

口直し⇒





FFⅣの後日談が「THE AFTER 月の帰還」として携帯アプリで配信されているんですね。

ホームページ見に行ったら音楽の懐かしさにほろりとしました。



最近、全くゲームしなくなったなー。

2009年1月28日水曜日

仮面のむこうは、涙

でけいど見たけどもうちょっと役者をなんとかできなかったんだろうか、

上舞です。




これに出てくる五代雄介は別人これに出てくる五代雄介は別人⇒

(大事なことなので二回言いました)。

しかも一条さん的役どころが女性ってもうね。

まぁ完全に別次元という事で納得してます(するしかない)。



『仮面ライダークウガ』は星雲賞を受賞した唯一の仮面ライダーとしても記憶に新しいところ。

でももう10年前なんですね~。

←OPの五代くんは憂いを帯びた表情ですが、劇中では一見のんびりとした天然系で笑顔が似合う好青年。

能天気で飄々とした性格ですが、実は芯の強い優しさにあふれる人柄です。

一条刑事との名コンビは特筆すべきところ。

そういえば平成ライダー中最も変身フォームが多いのですね。まぁわずかな違いですが。



「こんなヤツらの為に、これ以上誰かの涙を見たく無い! みんなに笑顔でいてほしいんです! 


だから、見てて下さい!オレの・・・変身!!」




誰かの笑顔のために頑張り続けた五代雄介には、

逆にいつも笑顔でいて欲しいと

視聴者(少なくとも私には)に思わせたのではないでしょうか。

世界を旅する冒険家、夢を追う男。

技の数は今年で2009個になっているのでしょう。




「そうだよ。だからこそ現実にしたいじゃない。 本当は綺麗事が一番いいんだもの」

2009年1月27日火曜日

天の光は全て

欲しい北方見参!


「天元突破グレンラガン」を半分ぐらい(13話)観た。

評判は良かったので以前から観る気ではいたのですがやっと。

アーサー・ C・クラーク「都市と星」とか神林長平火星三部作っぽいオチなのかもな。

今更感のあるドリルを螺旋と解釈してネタに持ってくる当りレトリックはさすが。



GAINAXらしいですね~良い意味で基本はバッチリ押さえてます。

悪い意味ではステロタイプ。どこかで見たようなものの寄せ集め。

でもそれでいいんです。

なぜならおそらく真のターゲットは若年層。

これは若い頃に(何も知らないうちに)見た方が断然面白いだろうから。


そう、良質のジュヴナイルであるのです。最近はライトノベル?

最近流行った「ひぐらしのなく頃に」も最後まで読めばわりと真っ当なジュブナイルといってよい面もあるでしょう。

説教臭いとこのひとつも無いようではSFっぽくないよな。




SFパンチラ論を思い出したんで、
ウィキペディア(Wikipedia)から引用、以下

『とり・みきはSFパンチラ論を(諧謔的に)提唱した。

この説によれば、SF作家やSFファンは恥ずかしがり屋であり、感動する内容が直接作品に書かれる事を嫌悪しているため、彼らは感動が作中に「完全に見えるのは恥ずかしいが、さりとて全く見えなくては意味がない」と考える。

これは丁度パンチラの考え方に相似し、とり・みきにとっては、すでにSFとパンチラは完全に同一視されたものなのだという。』

以上、引用終わり。



続きも大いに期待してみるとして、登場人物の一人ニアの声がちょっと引っかかったんで調べると、

フブキさんでしたよビックリ(武装神姫BATTLE RONDO(忍者型MMS))聞いたことあるはずだ。

ウィンターフェスタもそろそろ終わりますが、同系機のミズキさん(赤い)も同じ声になるのかな。




まぁみんな(みんな禁止)ベタな展開が好きだよねぇ。







よしなしごと:「欲しい」じゃなくて「星井美希」にしようかとも思ったが別に好きじゃないのでやめた。

2009年1月26日月曜日

誰がために

2009年は千年に一度の“009”YEAR!だそうですよ。

それでコンビニとかに分厚い冊子が出ていたのか。


津田です。




あれから45年。

人類は 戦争をやめたか。

武器を 捨てたか。

差別や貧困を 根絶したか。

物質文明は 人を幸せにしたか。

美しい地球を 取り戻したか。

科学は すべてを解決したか。

神は いたか。


世界は もう、サイボーグ009を必要としなくなったか。


年始からオープンした公式サイト(http://009ing.com)のトップには上記の文面が投げかけられています。





しかしこの今の世の中で、いったい誰が敵なのでしょうか。

なにと戦えばよいのでしょうか。

マスコミが日夜目先の敵を重箱の隅をつついて我々に提示してくれるのは視聴者がいるからこそだ。

政治家や官僚は弱者や大衆と呼ばれている人々が選んだ、または選ばなかった結果だ。

有害な酸素を大量に放出し、それまでの地球環境や生態系を大きく変えてしまった植物種は断罪されるべきなのか。

簡単な交通ルールも守れないようなやつが愛するものを守れるというのか。

暗闇の中に見えた光明に駆け寄って鏡に映る己の姿を映し出されるのは恐怖に身もすくむ思いがするものだ。



誰がために、ほんとうは何を望んでいるのか。

考え続けることこそ、重要だ。


獣は考えなくともよい。

人間だというのなら、考えろ。


誰も敵にはなりたくない世界で、君は誰と闘うのだ。

2009年1月25日日曜日

Return To Base

「戦闘妖精・雪風 第3部」が不定期連載されている早川書房のSFマガジンですが、2月号掲載分を読んでなかったんで読んできました。

立ち読みでスミマセン、上舞です。


「ジャムになった男」2006年4月号

「雪風帰還せず」2006年11月号、2007年1月号

「さまよえる特殊戦」2007年11月号

「雪風が飛ぶ空」2008年2月号

「アンブロークン・アロー」2008年7月号、2008年10月号、2008年12月号



そしてアンブロークン・アロー第四回2009年2月号。

足かけ三年に渡る長期で連載中ですが、物語内では前作グッドラックのラストから数時間しか経っていないという・・・。

雪風シリーズは作家、神林長平の興味の方向の変遷が如実に現れている作品です。

ストーリーは見かけ上、主人公「深井零」の成長物語とも取れますが、安易なカタルシスを伴う人間的成長などというものではなく、生命力のしつこいぐらい粘り強くたくましい変化の過程なのだろうなと思います。


第二部グッドラックと第三部は映像にしても伝わりにくいタイプの作品なので、第一部だけを重点的に映像化すればよかったような気もしますが、アニメオリジナルのラストから第三部の着想を得たとのことなので結果的には良かったのかもしれません。


敵は海賊~猫たちの饗宴~は、なぜかビデオ持ってますが黒歴史ですかそうですか。

あと「戦闘妖精少女たすけてメイヴちゃん」をストライクウィッチーズ並みのクオリティでリメイクすれば神。

小倉まんだらけにある初回限定萌え萌えメイヴちゃん着色完成済フィギュア(約12cm/原型協力:荒川泰之)フィギュア付き(4000円弱)は押さえておくべきか否か、それが問題だなハムレット。