2010年11月27日土曜日

One Year Later

一年は短い、一年は長い。時の流れは相対的なものである。



上舞惣一



一年後に逢いましょう。
そういって二度と再び合間見えないこともあれば、年がら年中顔をつき合わせているということもある。
先のことは未知の世界だが、予想し方向性を導くことは可能だ。
それにはまず今やりたいことをやる、後悔しないように今すぐ実行するということも肝要だ。
だから自然と後悔などしない人生を歩むことにはなるのではあるが、確かに今途切れてもそれはそれで満足だろうと予想できる。

なので。
今後は死んでも後悔するような生き方をしようと思う。
一年後、とても後悔するように、まだなにもやっていないと後悔するように、行こう。
変化を望む行き方ではなく、変化させる生き方で遊んでやろうと思う、可能な限りは。

渇望を!

2010年11月26日金曜日

The New World

ま、なんか新しいことやりたいねと思って始めたブログももう少しで二年目か。



津田真間



SF、サイエンスフィクションはやっぱり新しさが命だとは思ってるんだけど、如何せん昔話が多くなっちゃうこともあり難しいところ。
なかなか新しい作家さんを開拓するのも骨が折れる。読書家の人は凄いなと思う。
なんで科学的なネタを拾ってきては駄文にしているんだけど、ちょっと忙しいととたんにペースが落ちてきちゃう。
所詮身内だけで毎日やろうってのが結構な無茶ぶりだったかもなんだが、日記もまともにつけたことなかった身としてはよくやったよなと自画自賛。

それでもやはり新しい世界は見出しにくくなっているのは確か。
だが、新世界はきっとまだある。
それは常に見えぬものを見て聞けぬものを聞き、触れられないものをも実感しようとする心意気であるのだ。
その心持ちさえ思い出せれば、センス・オブ・ワンダーを今一度、何度でも体感可能だろう。

未来を!

2010年11月25日木曜日

ショパンと蜂蜜

ポーランドってポーの(イカ略)


津田です。



ポーランドの至宝展は人が多くてゆっくり見られませんでしたねー(棒読み)。

さて、ショパンの手の彫像とかも展示されてましたがアートラウンジに特別開設されていたミュージアムショップではショパンのCD付きの図録やショパンの胸像、関連本なども売られていてショパンの曲も延々と流されていましたよ。
ついショパ~ン3世とかいう単語が頭を過ぎったが気のせい。

んで、よく知らないゲームのことを話題にするのもなんだと思うけど、ちょっと面白そうなんで取り上げてみよう。
『トラスティベル 〜ショパンの夢〜』というXbox 360専用として2007年6月14日に発売されたロールプレイングゲームがそれだ。
その後、新要素が追加され『トラスティベル 〜ショパンの夢〜 ルプリーズ』として2008年9月18日にプレイステーション3へ移植、発売されたんだけどプレイできる環境にはないなぁ。
歴史上実在した人物、しかも作曲家でピアニストを主人公、題材としているというコンピュータRPG史上稀にみる異色作だといっていいんじゃないかな。

http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/trustybell_ps3/


キャラクターデザインは結構好み。ナレーションは森本レオだって。

あらすじ(wikiより)

物語は1849年10月17日の深夜、ショパンが病に見舞われ床に伏せ、彼の見た最期の「夢」から始まる。彼の意識は現実世界を離れ、ファンタジーの世界へと降り立つ。この世界では、夢の世界(ショパンにとっては現実世界)で病に侵されている者は魔法の力を授かることが出来、ショパンもまた魔法の力を授かった。
しかし、ショパンはこの世界が自分の夢であると気づいており、すべてが幻で、偽物であると認めていた。そんな時、ショパンは一組の少年少女と出会った。


 テーマ的にもなかなか面白そうでしょ。

そうそう、ショップでは針葉樹蜂蜜という珍しげなアイテムを売っていたので買ってみた。
関係ないけど野口五郎の歌で針葉樹ってのがあると聞くがさすがに知らない西日射すアートラウンジのひとこま。

2010年11月24日水曜日

Guns N' Memories 7

イリーの二号ピストルくらいはないと話になるまいよ。



エンフィールド北方



モデルガン編2

まぁマグナムが銃の名前ではないのと同じように、イリーはELEYという弾薬製造会社の弾丸の名前なのだよワトソン君。
というわけでワトソンの銃としてよく紹介されているエンフィールドNo.2 Mk.Iであるが、諸研究によりその銃はウェブリー&スコット社のイーリー社の弾薬を使うNo.2という2インチの銃身を持つ拳銃ではないかと推測されているらしい。

とはいえ、エンフィールド・リボルバーはその中折れ式という特異な形状もあって人気が高く、ラピュタのムスカ大佐が使用していたり紅の豚やハウルの動く城にも登場、新しいところでは黒執事なんかにも出てたらしく、いわゆるイギリス系の古い拳銃の代名詞的存在と言っても過言ではない、日本では。

なんで自分もマルシン製組み立てキットのヘビーウエイト製のを購入、純正木製グリップ(チェッカリングが無いタイプ)に変更してありクラッシックムード漂う一品となっている。
一度も発火させたこと無いけどな。

中折れ式(トップブレイク)の特徴としてはリボルバーにしては素早いリロード(排莢・装填)が可能といったことが挙げられるが、如何せんオートマチック式に敵うはずもなく、良くも悪くも伝統主義的保守的傾向が強いイギリスならではなのかなぁと思わせる。

同じくマルシン製では、坂本竜馬愛用の高杉晋作から贈呈されたS&Wモデル2アーミー 33口径(寺田屋事件の際に火を噴いた)が有名であり、製作したことはあるが所有してはいない。

2010年11月23日火曜日

電車でD(oujin)

北九州線とは、かつて西日本鉄道(西鉄)が福岡県北九州市内で運行していた軌道路線の総称であり「北九州」線と名乗るが、この名称は西鉄成立時(1942年)からのものであり、沿線の自治体「北九州市」(1963年成立)よりも歴史が古い。
北九州線が旧門司市・小倉市・戸畑市・八幡市といった北九州市の母体となった各自治体を結んでいたことで、沿線が一つの一大都市として発展し、北九州市成立への基礎を築いた。
(wikiより)



上舞です。



1992年(平成4年)10月25日、北九州本線の一部(砂津 - 黒崎駅前間)いわゆる小倉と黒崎間を結んでいた路面電車が廃止されたんだが、この年の夏、全国でも類を見ない路面電車内を貸し切っての同人誌即売会が開催されたことを知るものは今となっては少ないだろうと思う。
廃止が決定してたって事もあるんだろうが、よくもまぁこんな無茶ぶりが実現できたもんだと思う。
まだわりかしおおらかな時代でもあったのであろうか。

「光画急行in北九州」と名付けられたこの企画、実際には売り手さんは片手に余るほどだったように記憶しているが、なんたってこういう無茶っぷりは評価したいところ。
なかなか楽しかったように記憶している。こんなに長く路面電車に乗ったこともなかったしな。
途中、貸し切りと知らずに信号停車中の列車に乗り込んでこようとしたおばあちゃんが、怪訝そうな様子で電車を見送ってたんだったっけか。

遠い夏の日の陽炎のような思い出。

 


2010年11月22日月曜日

老醜の時

TV邦題「死の宇宙病」
宇宙には未知の病気がたくさんあって恐ろしいなあ。



津田です。



「The deadly years」はメインクルーが急速に老化していくという現象に見舞われるなか、同船していたストッカー准将との指揮権に絡んだ審査会やカークの元カノ、ウォレス内分泌学者との関係、ロミュラン中立宙域に近いという地理的要因も加わって、かなり緊張感あふれるシナリオとなっている。

なかでも、誰にでも訪れる「老化」という重いテーマを取り扱っただけあって、クルーの年老いてゆくメーキャップと演技は必見。
あとチェコフのキャラクターの性格付けが事件解決への伏線となってる。
しかしこの痛々しくも心苦しい感じは、実際後年の映画で再体験することになるのだから、スタートレックってものの歴史をひしひしと感じずにはいられないよな。
このエピソードでカーク船長が34歳だってことが披露されたんだっけか。

小説ではカークがどうしても解けない命題を五つ挙げてるんだけど

・なぜこの宇宙が創造されたのか
・どうしてわれわれは自分が知っていると思いこんでいるにすぎないことを信じられるのか
・絶対的な正義とか不正義とかいうものがこの世にあるのか
・美というものの本質は何か
・フェルマーの最終定理の証明は何か


このうちフェルマーのは解かれちゃいましたよね、時代だなあ。

カーク「なにもかも、いずれわれわれが年をとる日まで憶えておかなければならぬ貴重な体験だったというわけだ……もちろん、まだだいぶ、間があるがね。え、そうだろう?」

2010年11月21日日曜日

トーキング・ライツ

スキューバは体験で一回しかやったことないけど、なかなかいいもんですよ。



上舞です。



でもまぁ水中に潜るってだけで緊張するわけであり、慣れてるヒトにとって見ればホラ簡単でしょってことが初心者にはすっごく敷居が高いわけで、出来るヒトには出来ないヒトの感覚が逆にわかんないんだろうなってことは、自動車運転教習の時にも思った。

で、いきなりハンドシグナルってのも上手く出来るわけがなく、自分の意志が相手に伝わらないってのは非常に由々しき事態なわけですよ。一歩間違うと死んじゃうし。
水中では電波が減衰しやすいらしく、お手軽な水中通信機器はありそうでなかったようなんですが、日本が世界に先駆けて開発した「水中可視光通信技術」ってのを先日TVで見ておおっと思ったことですよ。

ダイバーは手に特殊な水中ライト、頭には小型スピーカーを装備。
フルフェイス型水中マスクの中で普通に口を動かしてしゃべると、水中では使いにくい電波の代わりにLEDの光が高速に点滅、様々な信号を伝播。光は相手側の受光部で受け止められスピーカーに信号が送られる。水中では鼓膜が使えないため小型スピーカーは骨伝導式のものを使用。

水中で会話する装置として音波や超音波を使ったものがあったようだが、1対1で会話が出来ないなど実用性からは遠かったようです。
可視光通信ではライトと受光部が向き合っている限り、ダイバー同士が1対1で会話したり、1人が同時に複数の人に喋ることも可能。
グラスボートなどを使うと、ダイバーが船上にいる人に情報を伝達することも可能だ。
機器開発は座間味村第3セクター(21ざまみ)や県内のIT企業のほか、慶応大学など産学が連携して去年から行っているものらしい(経済産業省の地域イノベーション創出研究開発事業)。
想定価格はワンセット10万円で、来年夏の商品化を目指しているようだよ。

沖縄の自然とITの融合で生まれた新しい技術「水中可視光通信技術」。

とどけけ!ひかりでわたしたちの歌を!(なぜ・・・アイマス調で言う?)