2010年12月11日土曜日

ミステリー・トレイン

うぉーチラッとだけど静岡ガンダム見られたでー(行きも帰りも)。



ビュワーン北方系



乗ったのはN700系(のはず)。
静岡駅にタミヤの広告看板があってちょっと興奮した。
新幹線乗るのも久しぶり、走行中に車内をぶらついたんだけどすっごく速さを実感できるよね。
なんかこう地面効果でダウンフォースの発生を体感してる気分になる(気のせい)。
そのスピードもさることながら、静かで安定した走行性能は誕生して現在に到るまで、夢の超特急の冠を守り続けているといっていい。
九州新幹線・鹿児島ルートは来年3月12日に開業、「さくら」「みずほ」に使用される予定なのはN700系7000番台である。
そういえば宮崎にあったリニア実験線を石原某が品の無い発言で山梨に持って行きやがって。某規制問題のことも然り、このような人に政治を任せている都民の良識を疑わざるを得ないところだ。

それはともかく、次世代高速鉄道は磁気浮上式と言われて久しいが、エアロトレイン(車両に取り付けた翼によって地面効果により浮上走行する鉄道車両)方式なども研究が進められているようで、まだまだ鉄道は健在ですよ。
飛行機や高速バスなどとの競合が激化している中ではあるが、地上を走行する最上の乗物として今後とも未来を志す乗り物であって欲しいですね。

2010年12月10日金曜日

リミッツ・オブ・コントロール

人智の及ばない範囲もある。



機体整備のため北方



つうかんじで久々のスターフライヤーで超楽しみ!とか思ってたら、
あ・れ?
まさかの欠航。

天候良好なのに何故だと思いきや機体整備のためらしい。
確かに3~4機しか持ってないんじゃこんなことも致し方なかろうが、なんとも間の悪い話である。何号機が不調なんだろう。

なんで急遽JALに振り替え、三時間の遅れと相成った。最後尾に乗るのは珍しいかもです。
スタフラに比べてJALは年季が入った機体だなぁ。雨中着陸怖いですよ。

しかし考えてみるにこういう大量輸送が常時滞りなく行なわれているというのは、普段は意識しないが一昔前ならなんともSFの世界ですよ。
宇宙大怪獣ドゴラで東京からとり急ぎ五市合併と政令指定都市化間もない北九州へ向かうシーンでは、なんと夜行を使ってて思わず吹き出した記憶があります。
いやはやのんびりした時代でありましたなぁ。

んでなんとかたどり着いて待ち合わせという段階で、なんと今度は先方の列車がJI☆N☆SI☆Nですよ。
首都圏では珍しくないとはいえ、なんとも今回は交通機関には恵まれない旅になりそうでした。
帰りのスターフライヤーでも天候が優れず、前半かなりの揺れがあったんで内心穏やかではありませんでしたよ。

雨中飛行は大変だなぁ。

2010年12月9日木曜日

ドォーモお騒がせ

ゴッドハンドUTKB君から「ウルトラマンゼロのエキストラに出てない?」とメール来て焦った。



津田です。



以前の日記→http://kitaqsf.blogspot.com/2010/07/blog-post_24.html

つうことでなぜばれるし。
俺はすっかり忘れてて番組見るの忘れちゃってたんだけど、後日仕事場の忘年会で見ましたよ!って人が何人か・・・おぅ。
変装(仮装、扮装か)してたのになぜわかるのだ。

映画観に行こうか迷ってたんだけど、行かざるを得まいなぁ。

http://blog.ultramanzero.com/?p=1182

2010年12月8日水曜日

あーその失敗って30年くらい前に流行ってたよね。30年くらい前に見たわ

あかつき・・・ここぞというときにビビりやがって!



津田です。



金星周回軌道投入失敗のニュースは残念だけど、僅かに六年後に再チャレンジの希望が残されてはいるようですね。
しかし「はやぶさ」の一回目の小惑星イトカワへのタッチダウン時といい、機器センサーが過敏なのかそういうプログラムのせいなのか、危険と判断してすぐ中止してしまうところはなんとも日本人気質らしいというかなんというか。
まぁその慎重さが結果的には救いと希望になってくれればという想いである。

でも歴史を振り返ってみれば米ソ宇宙開発競争華やかりし時でも、惑星周回軌道への人工衛星投入なんて失敗の連続、二桁の失敗を経てようやくなし得て獲得した技術なんだから、雲泥の差の予算とたかが一回の失敗(火星探査機のぞみ)くらいの経験値で成功されては正直たまったもんじゃねぇよとは思うだろう。

幸い「はやぶさ」のあまりのドラマチックさがまだ印象に深く残っているので、世間の風当たりもそんなに厳しくない様子。
金星より近い軌道を回るので太陽からの様々な影響が懸念されるらしいが、宇宙帆船イカロスで影を作って影響を少なくしようとかいうそれなんてヤシマ作戦?なことを考える作家さんもいるようで、今後ともまだまだ目を離せない宇宙のドラマであるのだ。

2010年12月7日火曜日

NASAもいいけどYAMATOもね

先週の12月3日はNASAがやらかしてくれました。ネット住民は発表前までみんなお祭り状態だったらしいですよ。
あのNASAが宇宙生命学上に関する発表の予告までしたんですからね。
期待するなというのは無理でしょ。何をやってくれたかはここでも参考にしてね。

http://www.youtube.com/watch?v=g-_kH5nvPhU



木里です。



実写「宇宙戦艦ヤマト」を観ました。この映画を観たからには書かずにはいられまい。ということでレビューします。
ちょっとだけネタバレかも

2010年12月6日月曜日

人鳥大将

今年の日本SF大賞は「ペンギン・ハイウェイ」と「日本SF精神史」だペン(語尾)。



津田です。



第31回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催)が6日に発表、大賞には

・森見登美彦:小説「ペンギン・ハイウェイ」(角川書店)
・長山靖生:評論「日本SF精神史」(河出書房新社)

が選ばれたようです。
副賞は各100万円。
あとともに今年亡くなった作家:柴野拓美さん、翻訳家:浅倉久志さんに特別賞が贈られたとのこと。

森見登美彦の四畳半神話大系はアニメが面白かったな(小説読んでない)。
OP曲がとてもいい感じでカラオケでも歌いやすい。

関係ないけどアニメ刀語は残りあと一話、真庭忍軍の真庭人鳥も死んじゃいましたね。

2010年12月5日日曜日

行動の一端

アレクサンダー・ジョーンズが誰だったか思い出せないと光子企画さんが言ってたのでググってみたけど該当人物らしいのがなかなか見当たらず。
結果、アレグザンダー・ジョーンズが正解。
ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンのホーカ・シリーズの主要登場人物:アレグザンダー・ブレスウェイト・ジョーンズ(アレックス)は世界連邦共和国外務省文化振興局星間調査部隊に所属する少尉であったが退役の後、惑星トーカの全権大使に任命される。



津田です。



まぁ例によって読んでないんだが天野さんが表紙描いてたんで書店では何度も手に取ったことはあった(買うた止めた音頭)。
テディ・ベアのような異星人が地球文化の真似っこをするっていう設定だったと思うが、スタートレックにも似たようなエピソードがある。
TV邦題「宇宙犯罪シンジケート」がそれだ。
「艦隊の誓い(未開惑星には干渉してはいけないなどという誓約)」が出来る前、2168年に宇宙船ホライズンが訪れていた惑星シグマ・イオタ2号星(小説ではデイナ・イオティア系第二惑星)に<二十年代におけるシカゴのギャングたち>という1993年発行の本を置いてきていたため、模倣性の強い惑星住人が完全なギャング文化を形成していたというお話。
このエピソード中にカークが車を運転するシーンがあるのだが、当然酷い運転で同乗したスポックも警戒するほどだ。
新しい映画「スター・トレック」で幼少のカークが見せた運転技術はなんだったんだぜ?

それにしてもエピソードのオリジナルタイトルであり会話中にも頻出する“A Piece of the Action”は慣用句として「分け前」という意味があるようなのだが、斎藤<ボケネコ>伯好先生は「行動の一端」と訳されておられる。
小説をちゃんと読めばもちろん誤訳などではなく、効果として翻訳してあることは一目瞭然。
心憎い翻訳であろう。

追記としては後年、「スタートレック:エンタープライズ」(TVシリーズ)において、貨物船ホライズン(2102年就役)が出てくるのだが、船室にはしっかり「シカゴ・ギャング」というタイトルの本が置いてるのが確認できるらしい。

ところで小説ではカットされてるんだが、マッコイが惑星に通信機を忘れてきたというラストのオチがある。
その時、通信機の構造は我々の装備の基本をなすものですとかなんとかスポックが言っていたのが印象的だったけど、現在の携帯電話文化を顧みるに、スタトレ恐るべしといったところであろうか。

スポック:「ああ、なるほど―<本>ですね」
カーク:「そうよ、おめえのいう通りさ、スポコ」