2010年2月13日土曜日

オリンピアンの思い出

その昔、小倉駅前には「オリンピアン」というゲームセンターがあっての。



五輪の北方。



まぁゲーム下手だったのでもっぱら見る専だったんだが「ワルキューレの伝説」だけはワンコインクリアまでがんばったよオリンピアで。

というわけでバンクーバー冬季オリンピック開会式の様子をチラッと見てたんだが映像と演出が良くて思わず聖火台点火まで離れられんかったがお偉いさんの話のとこだけはスルーした。

聖火台不具合がちょっと残念ポイントだったね。


さて小学校図書館には定番だった岩崎書店から翻訳出版されていたSFジュブナイル小説の一冊に、「宇宙大オリンピック」という本がありました。

内容などは残念ながら覚えていないのですが近年、同書店よりSF名作コレクション第2期のひとつとして「惑星オピカスに輝く聖火」と改題され、読むことが可能なようです。

ストーリーは、

地球、ケンタウルス、シリウス、リーゲルなど50の星から集った選手団がオピカスの星でオリンピックを開催。

だがなぞの宇宙人の妨害がはじまる。

すっかり宇宙の中でも文化の沈滞したところとなってしまった地球だが、金メダルをとることはできるのか?

というもの。

うん、正しいジュブナイルって感じ。


オリンピックに特に興味は無いものの、一応は「平和の祭典」だ。

偽善であれ戦争抑止に少しでも貢献しているのなら、素晴らしいことだと思う。

勝ち負けでなく、記録や限界に挑戦するその姿勢こそが、美しいのだともいえよう。

2010年2月12日金曜日

草むらに

美しく散る



上舞です。



誰が称賛したのか「花のラファエロ」ってばなんだか少女漫画みたいな響きですなピエール=ジョゼフ・ルドゥテ。

北九州市立美術館分館(リバーウォーク北九州)で2010年2月20日(土)~4月4日(日)まで「美しきバラと花々の祭典」展が開催されるようです。

王妃マリー・アントワネット、后妃皇后ジョゼフィーヌ当時のフランスに薔薇ブームを引き起こした「バラ図譜」から抜粋した代表作も展示。

より感覚的に鑑賞できるよう、会場にはバラの芳香が漂う演出が施されるようです、すごいな。

くしゃみ注意。

香しいバラの香りに包まれながら、気高く、優美な作品をご覧いただける、またとない機会らしくてよ。

※追記※ 上記の香り演出は現時点では未確定情報。


薔薇といえばローゼンリッター。

不良中年ワルター・フォン・シェーンコップの娘はユリアンの嫁。

田中芳樹は早くSF小説を書いてください。

超銀河英雄伝説とか(おいやめろ)。

 

満身な僕らは旅に出たまま
思い切り泣いたり笑ったりしてるぜ

2010年2月11日木曜日

貴様、プロだな プロに違いあるまい

プロフェッショナルっていいですよね。

俺なんかまぁ永遠のアマチュアだと思うから。



津田です。



やっぱり「~のへ」の使い方が気になる冲方丁「マルドゥック・スクランブル The Second Combustion 燃焼」を読み終わり「The Third Exhaust 排気」へ突入したところ。

面白いですよ久々に時間を惜しむほど。

例のあのシーンに突入、ここの映像化って難しそうだなぁ。


で今回は建築エコノミストさんのブログが面白いので紹介。

建築エコノミスト 森山のブログ http://ameblo.jp/mori-arch-econo/

特に下記の2編が面白そう(全部読みなよ)。

・カイジの鉄骨渡りに関する建築的考察

http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-10431076393.html

・めぞん一刻館は今建てられるのか?

http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-10444352372.html

まさか“四谷氏の丸太による壁ぶち抜き行為の実現性”まで検証されているなんて感動モノです。



プロフェッショナルな方のお話は非常に興味深いなぁ。

2010年2月10日水曜日

SFのウィリスはアタリだ(個人の感想です)

映画『サロゲート』観てきた。



津田です。



新作映画なのにDVD借りてきて見ているような懐かしい不思議感覚。

大作の影で霞んでいるようだが、良作ですよサロゲート。今になってパンフ買えばよかったとちょっと思う。

見所も多く、OPすぐのところであのジェミノイドと教授も出演。

ネタ的には小説ではよくある感じで、日本では漫画・アニメで描かれているようなシーンが実写で違和感無く描写されている画面、おそらくこれがもう既に視たことある感に繋がっているのだろう。

絶賛はしないがSFとブルース・ウィリス好きなら見て損はないと思う。


字幕はある意味定評のある奈津っちゃん。

でも“過負荷銃”は良い訳だと思いましたよ?過負荷都市思い出した。

ストーリーはオリジナルかと思いきや、同名のアメリカン・コミック原作らしい。

ところでパスワード実行時の、shift+enterのネタがなんなのかわからなかった。

コンピューターの詳しい人にでも聞いてみよう。

突っ込みどころはあるが普通に楽しめたし良かった、とは思うものの単に感性が古臭いだけなのかもしれない。


次視聴予定の「アバター」でも使われている、遠隔操作型端末のガジェットを対比してみるのも面白いかもしれませんね。

2010年2月9日火曜日

誰も夜は寝てられぬ

もしも猫の侵入を許してしまったのならば。「やわらかい侵略者」著:ナサンジェル・ワーグラム



上舞です。



トゥーランドットのことを調べていて、登場人物中で狂言回し的な3人、皇帝に仕える大蔵大臣、内大臣、総料理長の名前から、「ママとあそぼう!ピンポンパン」の番組名が採用されていたと知ったときは驚いた。

・・・どういうことなの。


アニメ「はなまる幼稚園」はノーチェックだったんだけどガイナックスがやってるらしく、毎回変わるエンディングの2話目があぁそれっぽいなと感じさせる。

http://www.starchild.co.jp/special/hanamaru/ending/ed2.html



あと河出書房新社から『日本SF精神史』著:長山靖生(1260円)というのが出ているらしく、非常に興味深いもののようなので欲しい。

しかしながら、あのドゥーガル・ディクソンによる初のサイエンスノベル「グリーンワールド上・下」も欲しかったりする。

http://www.diamond.co.jp/greenworld/

なんか今キャンペーンもやってて、ツイットすれば第1、2章のPDFファイルプレゼント(たぶんDL)らしいのでこれ見て購入を決めるかな。


とりとめなくまとまりませんが、明日は名前のない女優人形写真を展示に行くので早く休まないと。

2010年2月8日月曜日

すくらんぶる-09

スクール水着とランドセルとブルマーは9歳までというマルドゥック市における緊急法令ではありませんよ。



津田です。



「~へ」と「うっそり」の使い方が特徴的な冲方丁「マルドゥック・スクランブルThe First Compression 圧縮」を読み終わり「The Second Combustion 燃焼」へ突入したところ。

すごくオーソドックスなスタイルと読みやすい文体で好感が持てる。

解り易いストーリー・テリングでSFガジェットも無理なく収まっている感じだ。

よく醸されたサイバーパンクという趣もあって懐かしくも思える。

虹色に偏光するカメレオングラスとか涙出てきそうなほど。

2003年の作品で第24回日本SF大賞を受賞している。

そういえばゴンゾでアニメ化の話が中止になったことでも知られているよね。

現在は映画化の話が進行中らしいので、ちょっと楽しみでもあります。


まぁでもいってみればいわゆる昔の「魔法少女モノ」の対形と捕らえることも可能な構造かもしれない、とか考えたり。

あともうやはりというかすでにというかボギーな男は人間では務まらないということなのかもしれませんねリアリティや幻想という両方の意味合いにおいて。

そしてちょっと失敗だったかなーと思うのがDTB流星の双子を見る前には読んでおくべきだったということ。

小動物と少女のイメージがアニメに引きずられ過ぎてイカンイカン。

さて、これからアノうわさのシーンが大半を占めるという2巻目。

のんびり読みますよ。

2010年2月7日日曜日

真冬もユカイ

ワンダー・フェス・ブギウギ~

いつかは行ってみたいよワンフェス シュワッチ ブギドゥワー



ガレージ北方。



今日は世界最大規模の立体造形物の祭典「ワンダーフェスティバル2010[冬]」が開催されていましたね。

朝からNHKの日曜美術館 夢の運慶 傑作10選なぞを見たりしてあーなんかつくりたいなぁーとか思いましたよ。

まんだらけで「はなかずら」っていう耐熱性ドール用ウィッグを発見したので、植毛神姫をもう一度つくりたくなってきた。

昼過ぎあたりから浅井真紀さんの造形ライブ配信もあってたしな(またアバターつくってた)、全部は見られなかったけど。

あと確かワンフェスはコミケと違って長モノがOKだったと思うんで、コスプレもかなり見ごたえがあることでも知られていたはず。

ニコニコ動画の生放送「朝まで生ワンホビテレビ7」を見て雰囲気を楽しむか。


あ、エンデバー打ち上げは天候不良のためNoGo、明日以降に延期になって残念ですがシャトル引退まであとわずか、十二分に慎重であって欲しいものであります。