2009年4月18日土曜日

に:ニュートリノ世にはばかる

素粒子間に働く「弱い相互作用」にしか感応しないため他の物質に与える影響が非常に少なく、それによって検出することも非常に困難な素粒子。中性微子とも。

他とあまり関わりを持たないが、その存在は大きな意味を持っていることの意




でも質量はあるよって超神オカンでが言ってた。


津田です。



SF的にはニュートリノ通信とかでしょうか。

どうやって受信するんだろう。リングワールドの建材とか重力レンズでか。

SFじゃないけど「全核兵器消滅計画」(著:中嶋 彰)てのもあって、ニュートリノ収束ビームで核兵器を未熟爆発状態にして大爆発させないようにするアイディア(俺的理解)。


世間的にはどんな物質もすり抜けちゃうよんという不思議粒子として認識されていると思うがどうか。


ニュートリノ検出装置のひとつとして日本岐阜県飛騨市神岡町にあるスーパーカミオカンデがよく知られていると思いますが、日本って不思議粒子好きですよね(日本に限らないか)。




木枯らしニュートリノ「あっしには関わりがねぇこって」


風の中で待っている

2009年4月17日金曜日

神速愛

おばあちゃんが言っていた

戦争だけはしてはならない

しかし戦争をするのなら勝たなければ嘘だと

(実話)




津田です。



そんなこんなで『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』を観ました。

TV版とは完全なパラレルの関係にあるかと思いきや、なんと繋がっているようにも捉えられるという結構凝った構成。

前日譚的歴史改変モノでしたよ。

SF考証的には難ありなんでしょうがでもがんばった!

以下脳内補完付きで軌道エレベータを中心に見ていきます。




1999年、地球(たぶん太平洋上)に衝突した巨大隕石は海の大半を蒸発させてしまいます。

おぉ、郵政遊星爆弾。

神林作品群にも似たようなシチュがあるしジャック・ヴァンスの「終末期の赤い地球」からこのかた荒廃する赤茶けた地球はデフォでありますよね。

映像では、それは全生物が死んじゃうよぅ~なレベル(笑)に見えちゃうんですが。

東京タワーが折れ曲がっただけですんでるのは東京タワーが凄いからです。

でこの隕石から地球外生命体がわんさか出てきて、生き残った人類はZECTという対エイリアン組織を立ててマスクドライダーシステムを開発、これに対処してるわけ。

ZECTが世界を牛耳っている形ですね。

まぁ独裁的組織に反発者も出てきてドンパチ(ライダーバトル)なんですが。

   

いったい軌道エレベータはどう絡んで?と思ってみていると、どうやらZECTには巨大彗星を引き寄せて莫大な水を獲得、支配権をより強めようという「天空の梯子計画」とやらがあるようです。

 

どうやっていつのまにという点はスルーしてください、すでにエレベータは用意されています。

隕石衝突の結果、地軸が傾いて日本が赤道上付近に位置すると俺的強引解釈。

  ←立ち乗り・・・

なんだかんだで宇宙へ。しかし・・・立って乗るのはあまりにも無いだろ。ここだけはもっとどうにかできなかったんだろうか。一番しょぼさが際立っていた。

どのように彗星を引き寄せるかっていうと、ライダーの変身技術にも使われているクロックアップという装置があるわけなんだが、これの巨大版が軌道ステーションにあってライダーのベルトとの連動で操作して空間捻じ曲げて引き寄せる・・・らしい。

クロックアップって単なる加速装置なんじゃぁと思い調べたんですが、どうやらタキオン粒子収束放出装置のようで。

もう、なんか万能すぎますがこの世界のミノフスキーマジックということにしておこう。

なので宇宙空間バトルでもクロックアップすれば重力があるような闘い、余裕でした!

 ←北海道と樺太が見える

そして崩壊!(軌道ステーション一部部分だけ、と思う)

   君はどこに落ちたい?

バイクを持っていかなかったら即死だったぜ!

そして最後の闘い、再び宇宙へ!


なんだかんだでかなり楽しめました。

日常パートが平和すぎるのに違和感があったり難癖はいくらでも付けられるのですが、

様々な制約がある中でストーリーはまとまりがよく、秀逸です。

実写映画で軌道エレベータを登場させるという世界初の快挙を成し遂げた、といっていいと思います。

いつか本物の軌道エレベータに乗れる日が来るのだろうか、期待しています。



ではまた。

Hyper clock up!

2009年4月16日木曜日

は:反物質から天地創る

対消滅はエネルギー変換率が100%に近く莫大なエネルギーが得られるが、

反物質生成にも同じくらいかそれ以上のエネルギーがかかるのでこの点では意味があまりなく、

莫大な効果を得るためにはそれ以上に莫大な投資が必要なのだということ




津田です。





『天使と悪魔』もそろそろ劇場公開ですね。粒子加速器とかたくさんでてこないかな。


昨年ノーベル物理学賞を受賞した小林・益川理論も、「宇宙が出来たとき(ビッグバン)正・反両物質は同じだけ出来たと思うんだけど現在の宇宙には反物質が少ないのはなんでなんだぜ?」

という疑問解決の糸口となる「反物質の寿命がわずかに短かったんじゃね?」(CP対称性の破れ)を証明するものであったよね(不確か)。



SFでは宇宙船の推進機関などとして超メジャーな物質と反物質の対消滅ですが、身近なところでもコンピュータ断層撮影の一種:ポジトロン断層法(positron emission tomography)PETに利用されています。

人体に陽電子放出核種入りトレーサーを投与、体内で崩壊後1個の陽電子(反粒子ね)を放出。

放出された陽電子は人体中の(たぶん水分子の)電子と対消滅し、光子(ガンマ線?まぁエネルギーね)が放出される(消滅放射線)。

これを検出してコンピュータ断層画像処理を行うものらしいですよ。

非破壊検査としてはX線CTがまだまだ主流でしょうけど、単一光子放射断層撮影 (SPECT)や核磁気共鳴画像法 (MRI)と共にポジトロン断層法(PET)もかなり有用なもののようです。


幸いまだこれらの装置にお世話になったことはありませんが、MRIはかなり身近になりましたよね。

病院でお年寄りが「今日は芋洗いが・・・」とつぶやいていて、院内が込み合っていることを言っているのかと思いきや

MRIのことだった

というネタもありましたねぇ。

2009年4月15日水曜日

6年越しの事実

"Forget everything you know"

"This is not your father's Star Trek" 


などいろんなキャッチコピーがあるようです。



上舞です。



新カーク船長役のクリス・パインは『白バイ野郎ジョン&パンチ』で、上司ジョー・ゲトレアを演じたロバート・パインの息子らしいです。

クリス・パイン公式ファンブログには来日時の浅草でのオフ日の写真があるんですが、なんだかとってもシュール。

新時代のカーク船長としてがんばって欲しいものです!


←は、何年か前にプレゼントでもらったスタートレック大辞典。

索引以外はフルカラー。

800ページ総項目数9000以上の凄まじいものです。

そういえばかのディアゴスティーニからも習慣週間スタートレック-ファクトファイル-と題されて出版されていましたが、様々な理由により残念ながら購入を途中で断念した経験があります。

ふと、そういえば今も出続けているのかなと思い調べてみると、なんと完結していました。

創刊号2003年2月18日発売:特別定価290円(専用バインダー付き)以後定価:560円

314号2009年4月7日発売:総目次・総索引号にて完結

しめて175570円(バインダー含まず)ですよもう笑う。

でもこの時期に完結して、新しいキャストで新しい映画として復活するということは、なんだか不思議なものを感じますよね。

感慨深いよ。



いつの日か、入手出来るといいな!ムリダナ(・x・)

2009年4月14日火曜日

それは名も無き人々の僅かばかりの良心である

誰が見張りを見張るのか?

映画『ウォッチメン』は良くも悪くもアメリカのスーパーヒーロー観を如実に表現した作品だと感じた。




DR.北方。



SFとしてもミステリとしても良い意味で非常にテンプレートをなぞった堅実な作りとなっており、3時間を感じさせない魅力的な映画となっている。

が、テーマがテーマだけに後味の悪い思いをするであろうなぁということはやはり予想通り。

ネタバレだが、ガンダムOOと同じく外圧による世界統一という試みをネタにしている。


語り部で狂言回し的役割のロールシャッハが一番人気らしいのはXメンにおけるウルヴァリンの位置づけだからだろう。

みんなダーティさん好きね。

服装にアイデンティティがあるスタイルのようで、帽子に対して固執系。

トレンチコートの肩ベルトが千切れているのが印象に残っていたが、これは漫画設定に忠実のようだ。

このように細部にも楽しめる点が多い。

コミック作品の良質な映画化に成功しているのではないだろうか、と思わせる。

冷戦時代の歴史を復習しているとさらに興味深く鑑賞できるだろう。




アメリカンなヒーローはやはり自警団的視点から、という点を再認識。

アメリカはやはり歴史の浅い国なんだなぁ。

レッドさんが守っている日本(神奈川県川崎市)は今日も平和だ、たぶん。

2009年4月13日月曜日

ろ:ロボより証拠

ロボットの活躍により決定的証拠が発見され、事件が解決されること




上舞です。



ゴルゴムの仕業?いいえ、バドーです。

ロボットで刑事といえば『ロボット刑事』のKですが、アシモフの『鋼鉄都市』に出てくるヒューマンフォーム・ロボット(アンドロイド)R・ダニール・オリヴォーがその原型たるものなのでしょうか。

もっとも彼自身は刑事ではなく、人間の刑事イライジャ・ベイリとのコンビで事件を解決します。

『相棒』のような「バディもの」だともいえるでしょう。

『ケータイ捜査官7』は気にはなっていたものの観る機会を完全に逸していたのが悔やまれます。

同様に『特捜ロボ ジャンパーソン』も観てないよ~。

いつか観てみたいものです。




やさしさは時には 闘うことだと  言ってるような あいつの背中

独りどこへ行く

2009年4月12日日曜日

その男の名は

映画館に前売り券を買いに行きましたよ。




北方メン。




でもこのチラシはどうなんだろ。


前売り特典はこれ⇒オリジナルネックストラップ付きクルーIDカードです。

メンバーサイトにも行ってみたんですが、今のところチラシと同じ柄の壁紙しか置いてないようでした。

今後に期待(できるのだろうか)。

なんかブログパーツ希望。


で、当日はこれを下げてエンタープライズ号に乗船せよということなのですねやってやるぜ!



レナード・ニモイも未来のスポック役で登場するらしいという情報もあって、徐々に盛り上がってきたなぁ。



そういえばトランスフォーマーの続編の予告も見ました。副題はリベンジ。

今回は40体以上のTFが出るらしいですが、予告を見る限りでは期待できそうです。

合体モノがくるんじゃないかなぁ。密かにメトロフレックス(都市、要塞基地型)を期待しとこう。


そういえば遅ればせながら「ウォッチメン」も観てきました。

感想などは後日にでも。






訃報

「ダンジョンズ&ドラゴンズ」原作者、デイブ・アーンソン氏死去

ゲイリー・ガイギャックス氏と共同で(テーブルトーク)ロールプレイングゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons)」を制作したデイブ・アーンソン氏が7日、末期ガンによりミネソタ州セントポールで死去。

享年61歳。

トールキン文学などの幻想文学的題材とウォーゲームなどのボードゲームをミックスしたロールプレイングゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を1974年に発表。

ロールプレイングゲームという分野をいちはやく確立することに成功。

共同制作者のガイギャックス氏も昨年3月4日に死去。



優秀なゲーマーでもあったでしょうから、早くも次のステージに進んでしまわれたのだと思います。

ダイスは振っているのか、是非ともお尋ねおいてください。


謹んでご冥福をお祈りいたします。


北方・上舞・津田