2009年1月24日土曜日

雪の降る街を

昼過ぎから降り始めた雪は北九州の屋根屋根に、ゆったりとした寝息を静かに浸透させていった。



こんばんは、北方です。


「雪の降るまちを」は途中からの転調が神懸っている名曲です。

この曲を非常にうまく使用した「エスパー魔美」のエピソード「雪の降る街を」が思い出されます。


超能力は二種類に大別することが可能です。

エスパーとはExtra Sensory Perception、超感覚的知覚にerを付けて人称にしているもので、受動感覚的超能力者とも理解できるでしょう。

対してマミくんはどちらかというと能動的(サイキック)能力に長けているようです(念力、瞬間移動)。


さて、映像に表現された最初期のサイキックバトルとして忘れてはならないのが映画「幻魔大戦」でしょう。

原作は未完の帝王:平井和正および姉大好き石森章太郎。

戦士ベガはデザインが素敵でしたが声は江守徹。

バンダイからプラモも出てまして小倉まんだらけにある(たしか1500円、当時400円ぐらい?)。

まだあるかな、ちょっと欲しいかも。

そう!関係ないけどアオシマがついにソロシップ(イデオン)を28年ぶりに再販だったんですね。

1/2600 ガタマン・ザン、1/2600 グラム・ザンとのセット販売で3,990円とお手ごろ価格だ。

ソロシップとグラム・ザンは組んだなぁ。でもザラスかBOXにあるのか。



えぇとベガでしたっけ。

最近なんかに似てるような気がしてたんですが、劇団「ギンギラ太陽’s」の大塚ムネトさんを連想させるんでした。

え~頭の被り物加減と髭っぽい所でなんとなく(笑)・・・スミマセン。

ギンギラ太陽’sのみなさんはインスタントラーメン「うまかっちゃん」のCMでうまか5としてもお見かけします。



・・・ゆ、雪といえば雪藤洋士。

ブラック・エンジェルズも最後のほうはサイキックバトルで世紀末救世主伝説でしたよね。

アニメ「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」の主人公も雪藤を髣髴とさせるような描写でしたし、元々のアイディアの時代劇「必殺シリーズ」も復活。

二面性のあるキャラクターは普遍的に魅力的ってことなのか、実は本気出したら凄いんですというなんだか中2病設定に魅せられるのか。

かように超能力バトルは手をかえ品をかえ全く廃れることはないのでありますね絶対可憐チルドレンとか。

絶チルは「(予知された)未来は努力で変えることが出来るのか」といった結構真っ当かつタイムリーな主題を扱っているようで小さなお友達にも安心して見せられるのかな1、2回しか見たことないけど。




もうなにがなんだかわけがわかりませんが、幻魔も凍る東丈のアブソリュート・ゼロ並の寒波には十分お気をつけください。


超能力『絶対零度(アブソリュート・ゼロ)』:つまらないギャグで場を凍らせる。相手は死ぬ。






さぁ、帰ろう・・・


戦士が帰還するところは常に生命の源だ(江守徹の声で)

2009年1月23日金曜日

パンデミ~ック!

北九州でもインフルエンザが猛威を振るっているようですね。

上舞です。


鳥インフルエンザがヒトに感染とのニュースもよく聞きますが、鳥類の祖先は恐竜という説に関連して恐竜がインフルエンザで滅びたという説があるのもうなずけます。

巨大隕石が衝突した際、ウィルスも一緒に飛来していたと。

大量の灰燼が太陽光を遮り地球は寒冷化、乾燥した気候がウィルスをさらに蔓延させた要因でもあった、

とかさ。

はい、一気にムーライズされてきましたね。


感染予防には「うがい」「手洗い」「マスク」といった基本的なところが今でもやはり一番有効な手段だそうです。

子供の頃はマスク、カッコわるい。といったイメージがあったんですがまぁ不審者の必須アイテムだしはっきりいってこんなにファッション性のないアイテムもないです。包帯萌えとかあるのに。

なのでこれはビジネスチャンスですよ!

ファッションに合ったオシャレマスクを普及させるのデス。

調べてみると淡い色合いのカラーマスクや竹炭入りの黒いマスクなどあるようですが、あまり見かけません。

黒いマスクとかかっこいいと思うのですがどうでしょう。

スペインかぜの頃は黒いマスクがあったようなので今あってもおかしくないと思うんですが。

しかし冷静に考えてみると黒マスクって不良っぽいアイテムでもあるような気が・・・あとベイダー卿。

新たな都市伝説が生まれそうでもあります。



医療SFといえば古典ですが「ミクロの決死圏」。

現実世界でも血管中で動く小型特殊ロボットが開発中ですが、オーストリアのそれはミクロの決死圏に出てくる潜航艇ちなんで「プロテウス号」と名付けられているらしいです。






さて本題。

映画「感染列島」が公開中ですがそんなことはどうでもよくて、そのオフィシャルサイトで感染ゼロキャンペーンというのをやっているんです。

その中に動画がいくつかあるんですが、注目はコレ。



『感染ゼロ戦隊 ボーゴマン』



【うがい編】【マスク編】【手洗い編】と三話あります。


"防護(ぼう・まもる)は、感染症の被害から身を守るため日夜戦い続けている。

ボーゴアメリカ司令塔にいる、クラウス・デビッド博士から指令を受け、

感染症ウイルスを撒き散らすウイルス男爵から人々を守る。"


だめだ、おかしすぎる。

河崎実監督を思い出したけどよりつまらなさ加減が充実しててホントにくだらないです(賞賛)。

戦隊パロディモノ好きなら是非(そんな人いるのか)。

http://kansen-0.channel.yahoo.co.jp/index.php?catid=278







追記:H2Aロケット、無事打ちあがって衛星も順調らしいので一安心ですね。

2009年1月22日木曜日

いつかみた、未来

毛利 衛さんが館長を務める「日本科学未来館(Miraikan)」のお土産をいろいろもらってうれしい、

津田です。



その中で今日はHONDAのASIMOのペーパークラフトを作りましたよ。

A4サイズの紙が2枚だけなんでサクサク出来るかなと思ったんですが、

結構大変でした。

ペーパークラフトも奥が深いな~楽しいです。


では完成品をどうぞ!

じゃん。

おお、写真で見るとカクいな(笑)。

背景のクリアファイルもお土産です。

お気に入りです。

大きさ比較。GNアーチャーと握手!⇒

結構大きいですよ。

figmaのミクの頭がASIMOの肩ぐらい。

ではせっかくなんで歩いていただきましょう~(注:ペパクラは歩行しません)

可動箇所は頭部と肩が回転。

股関節がちょっと前後に動かせるくらい。

踊ったり・・・

落ち込んだりもするけれど、






                   明日のためにASIMOは歩き続けるよ。

じゃあ、未来で!




http://www.miraikan.jst.go.jp/

2009年1月21日水曜日

オーバーマ・キングアメリカ!

エクソダス、するかい?(閉塞感のある現状から)

とでも言うんでしょうか。

北方でん。



オバマ政権は、米国防総省とNASA(米航空宇宙局)の宇宙計画の間に長期にわたり存在してきた隔たりを埋め、

今後予想される中国との競争に備えて、月への飛行計画を加速する見通しとのこと。

スペースシャトルが退役する2010年から(もう来年ですよ!)、宇宙飛行士を国際宇宙ステーションを経由して月へと運ぶ6人乗りの宇宙船「オリオン」が初めて打ち上げられるまで5年の期間がありますが、

その間、米国はロシアに有料で宇宙飛行士を宇宙ステーションに輸送してもらうことになります。

オバマ大統領は、その期間短縮を目指したいと述べているらしいです。


宇宙開発には是非とも力を入れてもらいたいところではありますが、

その背景には米国防総省が中国の促進する宇宙計画を米国軍事衛星に対する脅威と見なし警戒を強めている、

という軍事戦略的な思惑がある点は、警戒する国がソ連から中国へと変わっただけで、

今も昔も変わらない。




日本では1月23日(金)12:54~13:16ごろ、

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」搭載のH-IIAロケット15号機が打ち上げ予定ですね。

このロケットには打ち上げ能力の余裕を活用して、相乗り小型副衛星が7機!も搭載されています。

公募による6機及び、JAXAによる1機の計7機は以下のとおり


  • 「かがやき」 ソラン株式会社 デブリ検出、オーロラ電流観測、残留磁気低減化設計

  • 「STARS」 香川大学 テザー宇宙ロボット技術実証実験、親子衛星によるテザー伸展実験

  • 「航空高専衛星(KKS-1)」 都立産業技術高等専門学校 マイクロスラスタおよび3軸姿勢制御機能の実証

  • 「PRISM」 東京大学 伸展式屈折望遠鏡による地球画像取得実験、民生品を利用した超小型衛星バス技術試験・実証、多様なアマチュア無線サービスの実施

  • 「SOHLA-1」 東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA) 地域産業活性化、雷観測

  • 「スプライト観測衛星(SPRITE-SAT)」 東北大学 スプライト現象・地球起源ガンマ線観測

  • 「小型実証衛星1型(SDS-1)」 宇宙航空研究開発機構(JAXA) マルチモード統合トランスポンダ、スペースワイヤ実証モジュールの軌道上実証、先端マイクロプロセッサ軌道上実験



このうち東大阪宇宙開発協同組合は「中小企業の技術力を結集して人工衛星を打ち上げよう」

と、設立されたもので、この小型人工衛星は「まいど1号」の愛称でも話題になりました。


「夢を打ち上げるんやない。夢で打ち上げるんや」

とはなんとも大阪らしい。


打ち上げ当日の天候が良いことを祈りましょう。

では!



Yes!
Can we change our world

2009年1月20日火曜日

われのロボット

上舞です。

サイバーダイン社のパワーアシストスーツHALが福祉の世界から徐々に導入されつつあるようですね。


しかしターミネーターを製造した会社と社名が一緒だし、製品の名前もディスカバリー号のコンピューターと同じ名前というのは、お前知っててわざとやってるだろ!と突っ込まずにはいられません。


そもそも人造物が反乱を起こすってモチーフはそれこそフランケンシュタイン博士の怪物にまでさかのぼれますが、まぁもっと言えばそそのかされたとはいえ創造主に反する行動をとっちゃったりする話が超ベストセラーであったりするわけで侮れない。

「ロボット」の語源がチェコの作家カレル・チャペックの戯曲「R.U.R.(ロッサム万能ロボット製作所)」に由来しており、チェコ語で「労働」を意味する語からの造語であることは結構有名だと思う。


古典も古典なSFであるが、そのストーリーは実に現代の物語に多大な影響を与えているということがわかるだろう。

余談ではあるがこの戯曲の舞台は、とある孤島に設定されている。

まずロボットというと金属の身体を反射的に思い浮かべるだろうが、R.U.R.におけるロボットとは、「人造人間」のことなのである。

そこに描かれているのはまさに生化学的機械、そうですねかなり違いますが雰囲気としてオーラバトラーとか思い描けば近い感じがするのではないでしょうか。

まぁヒトの量産型をつくってロボットとし、労働に従事させようというアイディアです。

スーパーロボット(3~4メートルぐらい)の製造は(おそらく生体部品のため)失敗したとか記述があって思わず笑みが。


ああそうだ、神林長平の「膚の下」(火星三部作のひとつ)のアートルーパー達とその生き様は、R.U.R.への返歌であるといってもよいかもしれませんね。


最新ではキャシャーンSinsがもっともその血を受け継いでいる作品でしょう。

そういえば新造人間キャシャーンの製造過程が昔から疑問だったんですが、ゼーガペインのヒトを量子データ化する謎技術が非常に近いかなぁとかひとり納得してみたり。


宗教的な倫理観とかも色濃く出ているのは当然ですが、かみさまに製造物責任を問うても仕方がないとはいえ、文句や愚痴のひとつも出てくるといったところなんでしょうかな。

子孫に限らず、なにかををつくるときにはそれに滅ぼされてもいいくらいの覚悟が必要なのですね!

2009年1月19日月曜日

不老通りとよばれて

いるけど「風呂」が大正時代に「不老」に転じたものです(門司にある)。


津田です。


キャシャーンSinsが面白くなってきてます。

テーマのひとつと思われる、死なない死ねない滅びない、おなじみ不老不死、永遠の生命という主題が色濃く浮き彫りにされているようです。

このテーマは好きでよく考えますが、哲学的アプローチもさることながら、近年の技術の向上により科学的アプローチもより面白いものになってきています。

もっとも哲学的、倫理的、科学的、それぞれの手法はいくら異なって見えようとも、同じ本質を捉えようとする試みであるので、それぞれ独立して考えるのではなく総合的に考えてみることが視野を広げることになるのではないかと思います。




でさ、

ぶっちゃけ「不老不死になりたいか~」というと、なりたいですよ私は。

「不老不死」の厳密な定義はひとまず置いといて、多分なりたいナと思う人はいないわけないと思う。

でも何故だか(それゆえか)文学作品に限らずこのテーマで表現されるものは「不老不死」の不の面をこれでもかとよく取り上げ、

「いやぁ今を生きるって、本当にいいもんですね~」という締めになる(なりがち)。

あれ?でもそういえば近日公開の実写版ドラゴンなんとかは基本的に死んでも生きてるような・・・

最近はそうでもないのかも。

(自分の、もしくは自分の思い入れてる)キャラクターが死ぬなんて、ゼッタイに許さないよ!って風潮なんですかねTRPGとかMMORPGとかさ。

・・・ちょっと違うか。


映画館で予告編を見て興味を引かれたのが「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」。

80歳の姿で生まれた赤ん坊「ベンジャミン」が、成長するにつれ若返っていくという物語で、『グレート・ギャツビー』でおなじみの(読んでないが)F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をもとにデヴィッド・フィンチャーが映画化とのこと。

どうだろ、面白いかな?ブラピ主演だよ。


とまぁ類義として不老長寿や若返りってのもあるわけなんだけど、アンチエイジングといえばもう立派なビジネスになっているわけで。

人間かようにも死にたくないので不老不死大好き!って感じ。


まだまだ寒くて身も縮まる冬の世ですが、きっと春来てよみがえる。

今宵は風呂で節ものび。


お粗末!

2009年1月18日日曜日

あぁ!女神様

「ワルキューレの栄光」2巻(完結) 著:冨士宏

が出てるよとメールが入ったので買って北方です。




実はファミコンやったことないので「ワルキューレの冒険」は未プレイなのだが創元のゲームブックは、やった。

ワルさまには3巻目でしかあえないんだよなぁ。(間違い、2巻目のラストだった)


しかしながらアーケード「ワルキューレの伝説」は、やりこんだ。

ゲーメスト買ってまでやりこんだ、オリンピアで(なつい)。

ワンコイン(50円)でクリアできたゲームってこれぐらいです。

いや・・・2コインぐらいだったかナ・・・ま、まぁ過去の栄光(?)ってことで誇張も大目に見てよネ!

また音も最高でした。画面も拡大縮小回転機能が売りの基盤だったんじゃないかな。




さて、「~冒険」と違って「~伝説」はトップビュー視点のアクションアドベンチャーでした。

ゲーム中ではワルキューレは女神じゃなくて“神の子”といわれてるんですよね(でも金は拾う)。

ジャンプアクションが難しかったけどクルクル回れて楽しかった記憶があります。

昔は女性をプレイヤーキャラクターとして操作できるゲームがギャルゲーって呼ばれてた気がしますよ。




最後はもちろんマーベルランドを救いに導き天上界へ帰ってしまうワルキューレ、冨士宏さんの漫画の彼女もこれで見納めになりますが、この冒険はきっと語り継がれてゆく伝説となるのでしょう。