2009年10月17日土曜日

はれときどき仏陀

霊示:ゴータマ・シッダールタは無いわぁ



さとりちゃれんじ(ベネッセ)北方。



さて、SFをはじめオタク文化を含むサブカルチャーは、なんとなく宗教とは相容れないところも多々あるが、その実体は宗教にも似たところがあるので、同族嫌悪なのかもしれない。

いわゆる心の拠所としての神があり、創始者がいれば悟りを得たものもいるだろう。

当然、神を祭り上げる信者もいる。

心酔のあまり恍惚となってトランスするものもいることだろう。

迫害だってちゃんとある始末。

そういえば、信者は一般社会からあまり認められず冷笑をもって迎えられるコトだってアルカポネ。


また、この不況下にあってもお布施だって欠かさない高い信仰心を持つ者も少なく無いと聞く。

論争だって大好きだ。

教義の解釈が異なれば対立分化していくことなど日常茶飯事だ。


まぁ最近では認知度が上がって浸透と拡散してゆくにつれ、教義への理解が曖昧になり、誰も彼もが神の名を気軽に使ったり適当に賛辞したりするのも似たり寄ったりか。


他人に、他の信者に迷惑をかけず、お互い不干渉で楽しくやっている分には、構わないのかもしれま千年万年。

自分の信条を笑われても怒ることはない。

なぜなら僕が一番ガンダムを上手く貶せるんだと自惚れるくらいには好きなのだから。

あぁあれだ、彼氏の悪口や愚痴を自分が言うのはいいけど人に言われるのはなんかムカつくとかそういうテンプレ。

ぷゆぅ(声:かないみか)

2009年10月16日金曜日

メタマテリアル・ガール

ここからはステルスモモの独壇場っすよ!!



津田です。



メタマテリアルを使った「卓上ブラックホール」を中国人科学者らが作成との記事があったが、なんのことはないマイクロ波放射を完全に吸収し、そのエネルギーを熱に変える装置のようです。

最近、日本の産業技術総合研究所ナノテク研究者らが開発した「カーボンナノチューブ黒体」の、あらゆる波長の光を97〜99%吸収できるという性質に似たものかな。

そもそも「メタマテリアル」ってなんだ?と思うよね。

語句そのものは「人間の手で創生された物質」の意なんだけど、特に「光を含む電磁波に対して、自然界物質には無い振る舞いをする人工物質」を指すようです。

でも「負の屈折率を持った物質」とかいわれてもピンとこないんで、なんに使えそうかというと、

高分解能レンズ、光ファイバー、レンズアンテナ、透明化技術(ステルス)などに応用が期待されている、らしい。

SF的に言うと遮蔽装置とか光学迷彩とか。

まさに透明人間あらわるですよ、そこにいるのに存在感がなくて気がつかれないとか影が薄くて認識されないとかではありませんから!


カーボンナノチューブ黒体のほうも、光・赤外遮蔽などのステルス分野や光吸収性や熱放射性に優れることから太陽熱集熱や赤外線センサー、人工衛星の放熱への応用が期待できそうです。

またディスプレイなど美しい黒が必要な分野からもかなり注目されているよう。

決して通常のものより性質が腹黒いとかドス黒いとかじゃありませんから!


Living in a meta-material world

2009年10月15日木曜日

前進せよ、今がその時だ

ねぇ知ってる?「巨神ゴーグ」には実写を使ったパートもあるんだって。



北方プロパガンダ。



というわけで、「ロシア革命アニメーション 1924-1979」を観賞に行ってきました。

「アニメは洗脳する!」っていうキャッチコピーから怪しさボリシェヴィキ。

アハンとギャルと、ではなくロシア・アバンギャルドは名のとおり前衛攻撃部隊(アドヴァンスガード)。

実写を交えた共産主義プロパガンダアニメ映像は何故かポップカルチャー満載の謎アジテーション。

普段目することの無い映像を存分に堪能して、まいりましたよ。

2プログラムの内容

A

・「ソビエトのおもちゃ」:内容は難解。初のアニメらしいんで動くだけで凄いということか。

・「百万長者」:金さえあれば犬でも上院議員になれる。

・「予言者と教訓」:共産国策を笑うな。

・「狼に気をつけろ」:人狼キタ!押井監督これ見た?

・「電化を進めよ」:送電線が歩くよ。ロシアの すごい 楽園(イメージ)。

・「射撃場」:ディズニー怖くないぜ! あの・・・ミッキーさん御出演なさってるんですが・・・。

B

・「惑星間革命」:火星の労働者も救う、共産マジ赤の国★星。

・「レーニンのキノ・プラウダ」:レーニンが好き過ぎて生きるのが辛そう。

・「勝利に向かって」:五カ年計画は蒸気機関車の勢いで。

・「映画サーカス」:ヒトラー嫌いがよくわかる。そうとう、お嫌いのようです。

・「ツイスター氏」:ソ連は有色人種は差別しませんがなにか。

・「株主」:内容はさておき、凄いアニメーションしてた。

・「生かされない教訓」:当然ナチも嫌い。ベルリンの壁の必要性を訴えます。

・「前進せよ、今がその時だ」:革命詩人マヤコフスキーに燃え!!前進せよ!!やったー、カッコイイー。

前進せよ
祖国よ
急げ
祖国よ
古い物は朽ちて 消え去れ
前進せよ 今がその時だ
急げ! 一緒に前に進もう


では、ロシアより愛をこめて。

2009年10月14日水曜日

空想できるものは存在できるものだ

カウボーイビバップは名作だ。



上舞です。



けど実は見逃してる回もあるかも。まとめて観たいと思ってるんだけどなかなか機会がね。

劇場版「天国の扉」もそのひとつ。

でもきっかけは本当に必要で望んでいるのならば、訪れる。というかその時がわかる、多分。


というわけで劇場版から見てみることにした。


音楽がとりわけ印象的に使用されているこの作品は、アニメの音楽と映像が売れることを決定的に示した作品でもあっただろう。

現在の目から見てもその完成度は群を抜いているといっていい。

しかし当時からそう感じていたように、古く、懐かしさすら感じるものでもあった。

あぁ、これがインスタントクラシックってやつか。出て即、古典。


今でも、酔えるようです。

プレーリー・オイスターを、おごるよ。

いつかね。

2009年10月13日火曜日

ネェマスター、作ってやってよ

涙忘れるカクテル・・・それは「失恋レストラン」つのだ☆ひろ作詞作曲、つのだじろうと兄弟。



夕暮れのかなたから北方。



「怪談レストラン」は完全ノーマークだったのに何故か偶然リアルタイムで観ることができた。

こりゃぁ・・・人気出そうですね(紳士的に考えて)。


さて、アニメナウ。

・夏のあらし!~春夏冬中~

 う~んドタバタギャグコメディでしかもシリアスストーリーも並走というのは並大抵の技量じゃ難しいんじゃないだろうか。せめて原作漫画が終わってからの方が中途半端にならない気がするのだが。

咲でもそうだったが、原作漫画をアニメが越えちゃうのは(まぁ昔からあったけどさ)本末転倒だと思うんだが、きょうび古臭い考えなのかもしれない。


・君に届け

 ベタベタなイメージ上の“少女漫画”の文法に沿ったラブコメ。色彩がキレイ。女学生版「エンジェル伝説」とも。あっ、なぜか「エンジェル伝説」読みたくなった。

見た目は悪魔、心は天使。つうかアニメ版は飛田展男が北野さん(主役)だったのか、少佐といいすげぇなカミーユ。

・ささめきこと

百合アニメ。思ったよりいい。あれ?なんかでじゃぶだ。この漫画読んだことあるかも。


・DARKER THAN BLACK -流星の双子-

 出だし好評価らしい。でも前作観てないと辛いかもね。雰囲気はあるもののちょっとご都合主義設定超能力バトル漫画なんでキャラに好みがいないと続かないかも。きっと謎は解けない系。

ていうかこちらでは放映しないんですが・・・。


・天体戦士サンレッド 第2期

 まぁ安定。ギャグは一話完結というか小ネタの連続がいいのかも。日常が続く系。ちょうどいいのが溝ノ口。


・青い文学
 恥の多い生涯を送って来ました。

有名文学作品を二話完結でアニメ化というコンセプト。初回は太宰治「人間失格」。

アニメ・・・どうなん?と思ったが意外とイケる口。個人的には荒木飛呂彦作調「伊豆の踊子」を見てみたいがそれはない。

あとのラインナップは「走れメロス」、坂口安吾「桜の森の満開の下」、夏目漱石「こゝろ」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」、「地獄変」。

文学に間口が広がるという点で、とても優れた企画であると思いますよ。


・エレメントハンター

 ようやく物語が展開してきて盛り上がりそうな予感。う~ん、世界は慢性的に元素消失で危機な状況なのに緊迫感や貧困感はまるで感じられない。

でもよくよく顧みればそれが現在の日本のジャスティス間違えた、現状でリアリティがあると考えることも可能か。

エジプト出身褐色系ヒロイン、アリー・コナリーの今後に注目だ。


・獣の奏者エリン

アニメで交合シーンどうするんだろうと思いましたが飛んでる光合でした。まぁNHKだし。

原作はアニメが終わってから読むことに決めましたよ。


毎度言うが、アニメ観過ぎ。

2009年10月12日月曜日

火球的速やかに入手してください

第9章25節、ファイアボール作戦



ハイツレギスタ社製 Tauri34北方。



ユージンのSRドロッセルお嬢様×4種を入手~

ガシャポン商品だからなかなか買い難いよね。




しかしコレで一個400円は破格のお値段、ディズニー監修が厳しいのもあるんだろうけど、愛がないとここまでの造型はなかなか出来ないのでは。

もともと3Dだから立体化しやすいというのはあるのかな?




しかし、手堅いばかりではなくこの小ささで指の可動、オシャレユニットの飛行形態への展開を組み込むという冒険もおこなっている。

難なく片手立ちもこなすお嬢様であらせられますが、生産数が少ないのか入手困難なのが難点。

あとガシャポンなのに模型上級者向きな点かな。まぁそこが良い点でもあるのだが。

総合的に完成度の高い模型でありましょう。

買えてよかった~

さすがで御座います。その構え・・・カポエイラ!


空手よ

2009年10月11日日曜日

なぜ人工知能が必要なのか

またはロボットね。



上舞です。



人間の支配欲と保護欲求をリスク低く満たすためじゃないかなぁ。

一昔前ならそこらへんは家族とか会社とかでまかなえてたかもしれんのだが、制度が変化しつつある昨今そうもいってられんということか。

のでペットが流行ってるのもうなずける話だ。
飼うのはいいが最期まで責任を持って欲しいもの、子供とか配偶者とかより以上にもっとね。


そこでロボットですよ。がしかし、機械的に反応してくれるだけでは便利ではあるのだが欲求充足率は低いものであるのだろう。

ある程度の知能が要求されるのだ。

もしくは人間をはるかに凌駕する知性と冷酷無比な理論、膨大なデータベースを駆使して人類に対し、

「ごはんちょうだい」とか「あそんであそんで」とか「ねむいの」とかするんだぜ。


なんと言う恐るべき近未来。

んで人類知性を創造した存在があるのであれば、きっと孫には甘い。

困ったもんである。


メモ:人間に似た知能もしくは自我をメカトロニクス上に人為的に発生させるためには、それがひとつではダメだ。

ヒトは一人では人間ではないという考えに基づくなら、人間のような知能には対立存在が必須である。