2009年6月6日土曜日

FINEST HOUR

見敵必殺



上舞です。



漫画喫茶に行く機会があったのでようやく『HELLSING』最終巻を読むことが出来ましたよ。

足掛け10年、年一冊のスローペースながら、しっかりと完結していて大変好感の持てる名作と相成りました。

破天荒なアクション、ベタを多用したスタイリッシュな作画で知られる平野耕太さんの代表作として相応しい完結。

ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』の設定を各所で上手く取り入れかつ独自の考察を展開させて深い解釈を引き出しているといえましょう。

また悪役、敵役が大変魅力的であり、特に『少佐』の演説は歴史に残る名演説。

OVAでも飛田展男が怪演しております。

吸血鬼モノは数多く名作も多いのですが、漫画では萩尾望都「ポーの一族」とか良いですね。

こちらはなんとなくカーミラからのイメージがあるんですが。



・・・思い出した、プレステの洋ゲー「ケイン・ザ・バンパイア」は買ってプレイしたなぁ。

すごく面白かったイメージがあるのだが詳細はあまり憶えていないという。



あと吸血鬼ゴケミドロ(深作欣二監督)は観てみたいですね。

スペース・バンパイア?

なにそれ

2009年6月5日金曜日

遊んでも遊びきれない

辛かったら休めばいい



Eが効く北方。



東京・台場の科学館が装い新たにリニューアルオープン

「ソニー・エクスプローラサイエンス」がエレクトロニクス製品などに生かされている最新技術を体験できる。

子どもたちに科学の面白さを伝えるため2002年に開設。

100万人以上が来館したが、日進月歩の技術革新に合わせ約3カ月かけ改修。

9月15日まで「同じだと思う、違いに気付く」という人間のパターン認識力を応用した技術を紹介する企画展も開催中。

一般(16歳以上)500円。原則無休。





一個くらい北九州に分けてくれよ科学館。



というわけで、先日行ってきた『日本未来科学館』の話題でもぼちぼち。

ていうか企画展「お化け屋敷で科学する!― 恐怖の研究」は6月22日(月)で終了してるし、ターミネーター展~戦いか、共に生きるか?ロボットとボクらの未来~は6月28日(日)明日までと話題が古くなっちゃうがカンベン。

↑スマン、随分疲れているらしく日付を全く勘違いしていますな。


自分は「新交通ゆりかもめ」に乗って行ったのだがコレ自体が自動運転システムのロボット車両なんで未来っぽいよな。

あと東京までは北九州からなら断然スターフライヤーに乗っていくことをオススメする。

さて、やはり一番目を惹かれるのはシンボル展示の「Geo-Cosmos」だろうか。

直径6.5m の球体の表面には、約100万個のLED(発光ダイオード)が貼り込まれており、世界初の球体ディスプレイとして、様々なコンテンツを映し出すことが可能。

↑外観の半球状に出っ張ってる部分にあるよ。

では以下ジオ・コスモスの姿を。






































そしてパーシカ&ソフィラ。

ふたりでお出かけは初めてですな。

 

パーシカ&ソフィラ:「青い地球は手のひら!」

2009年6月4日木曜日

ゴルフとRPG

MMORPGがアバターによるチャットシステムから進化したという側面もあったことは知りませんでした。



津田です。



ファイナルファンタジー最新作「FF14」発表。PS3・ウィンドウズ用オンラインゲームにで。

スクウェア・エニックスの人気RPG「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズ最新作「FF14」が、PS3とウィンドウズ向けのオンラインゲームとして発売されることが3日発表された。

2010年に日・英・独・仏4カ国語でサービスを同時開始予定。 

「FF11」が複数の人数で同時にプレーするMMO(多人数接続型オンライン)RPGとして日米欧の各地域でサービスを展開中。



友人が11をやっているので14が出ることを楽しみにしているようだ。

現在のオンラインRPGは経験値(数値)積み上げ方が主流であり、淘汰された結果、この形式=オンラインRPGといってもよさそうである。

多くの人がプレイし支持しているので面白いものであるとは思われるのだが、構造的な負の側面として、長時間プレイする人ほど有利であり初心者の間口は狭いという点、時間的制約が多すぎるといった点にあろうか。

ある程度プレイしたらキャラクターが老衰して次世代キャラに代替わりするようにする方法もあるだろうと話したのだが、時間を積み重ね(費やし)キャラ資産を増やすことが現在のMMORPGの価値のひとつだといわれるとなるほどそうなのかもしれないと思う。

この枠組みのなかでMMORPGは発展しているのだという。


ほんとうにRPGとはそうなのだろうか。


『武装神姫バトルロンド』は対戦の形式をとっているものの、神姫のオーナーという役割を演じるという点ではRPGかもしれない。

基本的にオーナーと神姫は勝つことこそが目的である。

なんかF.S.S.を連想させる。

オーナーは神姫を鍛えて(数値を積み上げて)育ててゆくのだが、上限に至るまでの期間は俺感覚では割と早い。

その後も武装や戦闘方針を変更することでプレイ継続は可能であるが、選択肢としてもう一度育てなおすことも可能だ。

ただしその時には神姫との別れが待っている。

神姫をリセットするとき、そのメモリーは当然消去されてしまうのである。

ゲーム的にオーナーに残されるのは起動前の神姫のパーツのみ。

それと想い出。

アイドルマスター(アーケード版)も別れの演出が秀逸であった。


プロはいない世界なので(廃人はいるらしいが)、視聴者やプレイヤーを現実に戻す時間的制約を意図的に設けないのもどうかとは思うMMORPG業界だが。

選ぶのは消費者であるのだから。

2009年6月3日水曜日

ぬ:ヌーナに楔

約19億年前に数々の大陸が衝突・融合して、初めて一カ所に集結し誕生したヌーナ大陸は、地球上に出現した最初の超大陸であったと考えられている。

一度出来上がった超大陸も、やがていくつかの大陸片に離散してゆくが(大陸はマントル上に浮くプレートの一部だからね)ちょうど裏側あたりで再び新しい超大陸を形成する。
    


このことから、分裂した同士ではあってもいずれどこかで出会う可能性が高いこと。




マントル北方。



こんな感じで大陸は約5~6億年くらいの周期で集合離散を繰り返してきたようだけど、現在までに何回超大陸があったの?ってとこはまだよく解ってないらしい。




以下代表的なものを、年代は当然推定。


・ヌーナ大陸:19億年前

(・コロンビア大陸:18~15億年前。先カンブリア時代原生代)

・パノティア大陸:15~10億年前。

・ロディニア大陸:10~7億年前。6億年前から分裂。エディアカラ生物群とか全球凍結とか。

・パンゲア大陸:2億5000万年前。2億年前から分裂。ペルム紀~三畳紀。アルフレート・ヴェーゲナーの大陸移動説で有名。あとプレートテクトニクス。

 1億8000万年前、ジュラ紀に北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸へ分裂。

 パンゲアの娘 KUNIE(ゆうきまさみ)・・・関係ないか。


そして未来。

・アメイジア大陸(ノヴォパンゲア大陸):約2億年後。

・パンゲア・ウルティマ大陸(パンゲア・プロクシマ大陸):約2億5000万年後から約4億年後


ネーミングセンスが良さげ。

2009年6月2日火曜日

ロボットの名残

政府が「宇宙基本計画」了承、今後5年間で必要な総額を最大2兆5000億と試算




津田です。



2009年度の政府全体の宇宙予算は3400億円あまり。足りてないじゃん。

もの凄~く批判されてた「将来の有人月探査に向けた二足歩行ロボットなどによる月面の探査」も一応検討するようですが。

まぁ冷静に考えれば二足歩行である必然性は、恒久的月面都市建設が本格的になるような時代なら、まだありそうなんですけどね。

フチコマみたいなのにすればいいのに。


そんな中、福岡県宗像市旧玄海町役場跡地に世界規模のロボット開発拠点「ベーダ国際ロボット開発センター」が設立されています。

テムザックの北九州からの移転はこのためだったんですな。

九州大学、早稲田大学、システムバイオロジー研究機構、フラウンホーファーIAIS(ドイツ)、聖アンナ大学院大学(イタリア)、金沢工業大学、京都大学、九州工業大学、(株)テムザックなど国内外11機関のロボット工学、先端医療分野の世界トップクラスの研究者が集まり、医療、介護、生活支援などでロボットの共同開発を行なうとのこと。

世界の英知を結集しようというのだからまぁ移転止む無し。

是非とも明るい未来を担っていただきたいものです。



現実世界で活躍できるロボットをつくるためには、シナリオベースのプログラムではなく、原理原則を与えて作動させるという生物由来の方法論が有効ではないかという研究も進んでるようですし、何らかのブレイクスルーが期待できるのではないでしょうか。


アシモフのロボット工学三原則のように。


2009年6月1日月曜日

Summer time memory

「塩・・・ください・・・」



上舞です。



人には全く薦められないアニメ『夏のあらし!』ですが・・・面白いです。

ギャグのセンスとか昭和殺しなとこが性に合ってるんだろうな。

フレーバーだけだがタイムリープ物でもあるし作中で一応考察はしてるしSFギャグでもある。



でもコミックはなんとなく買いそびれてるんだよなぁ。

この作品はアニメのほうが面白いような気がする。

漫画喫茶に行った時にでも読みたいですが。

ED『キラリフタリ』は久々にCDを買ってしまいそうな勢いですよ。


そして人によっては嫌いだろうけど、こんな小ネタも見逃せないポイントでもあります。


釣りキチに咲にトレーニング・・・

そして春ちゃん!

いい喫茶店だな『方舟』。




あしたも早起き!

2009年5月31日日曜日

その名に恥じぬ

国際宇宙ステーションにソユーズ宇宙船到着、乗員6名体制に移行。



津田です。



3名の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船は米東部標準時で29日午前8時34分、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功。

3名の宇宙飛行士が乗り込んだISSの長期滞在ミッションの乗員は初めて3名から6名へと移行。


今回、ISSが乗員6名体制に移行したことを受けて、ISSはロシア(Roskosmos)、米国(NASA)、欧州(ESA)、カナダ(CSA)、日本(JAXA)の主要参加の全て宇宙飛行士がISS内に揃うという状態となったとのこと。

まさにスタートレックの世界、ジーン・ロッデンベリーの理念を今ここに体現ですよ!


おりしも先行していた3名は宇宙で映画『スター・トレック』を見ることが出来たようなんで感慨もひとしおでしょう。

乗員の一人Michael Barrattさんが大のスタートレック好き(トレッキー?)で、どうしても見逃したくなかったらしく、お願いしたらNASAが応じてくれたとか。

そうそう、悪天候で2日遅れの帰還となったスペースシャトル・アトランティスをNASA TVの中継で見られてよかったんですが、

天候回復待ちで任務もないアトランティスに、NASAがパラマウントピクチャーズの協力を得て『スター・トレック』のデータをノートパソコンへ送ったようです。

多分、ISSへ送ったのと同じのでしょう。

ところがパソコンには動画再生ソフトが入っていなくて結局見られなかったとか。

残念!

映画を見損なったアトランティス・クルーは戻ってから劇場に足を運んだのかな?



微笑ましいトラブルでよかったですよ。