2011年7月30日土曜日

ちゃんと復習しろ

というわけでダークサイド・ムーンを観る前に「トランスフォーマー/リベンジ」を。



津田です。



2は評判も良くなかったこともあり映画館には行かなかったんですが、せっかくTVでやるんで見ようかと。
第30回ゴールデンラズベリー賞では最低映画賞、最低監督賞、最低脚本賞を受賞したらしいし、監督自ら酷い出来って認めちゃうのもどうかと。

で感想なんだけど、出だしの人間パートの痛々しい下品さが見るに堪えなかったし、米軍宣伝のようなドンパチシーン長すぎといろいろうんざりするシーンは多いものの、まぁこんなもんじゃないのかねって感じ。
アクション映像、視覚効果はホントすごいし。
無人偵察機プレデターが映画に出たのってこれが初めてかな?
航空博物館シーンでエノラ・ゲイが映っててびっくりした。
細かいとこで原作(TVアニメ)の部分部分をチョイスしてるみたいで、ネタとしては重要アイテム「マトリクス」、人型トランスフォーマーであるプリテンダー、ウーマン・サイバトロン、スペースブリッジ、どちら側につくかを選ぶ、折檻されるスタースクリーム、合体トランスフォーマーなどちょっと詰め込み過ぎかもね。
トランスフォーマーとしてじゃないけど冒頭キッチンでの乱闘はグレムリンのパロかも。
前作でも感じたんだけどクルマメーカーの宣伝のためか、車両形態時のピカピカ感がどうにも違和感がある。
まぁ難はあるものの、それなりには楽しめましたよ。
TVだしね。

以下ちょっと3のネタバレ。

2011年7月29日金曜日

進撃の太陽圏

たまにはブラウザゲームでも。



津田です。



「Solarmax」:http://www.bubblebox.com/play/action/20130192.htm

宇宙艦隊を送り出し惑星を占領してゆき、敵艦隊惑星を制圧するリアルタイムシミュレーションゲーム。
チュートリアルがあるし難易度も選べるんで慣れればスムーズ。
条件を満たせばメダル(勲章)がもらえるのが嬉しい。
なんか以前KZM君にiPhoneで見せてもらったゲームに似てる気がするなぁ。
単純ながらグラフィックもきれいだし、なかなか面白い。
最終キャンペーンをクリアすれば一応エンディングもある。

お手軽に宇宙艦隊司令の気分を味わえるぜ。

↓わーいメダル全部もろた。


ぜんぜん趣は違うんだけど、スーファミの「アースライト」ってシミュレーションを思い出した。
あれは詰将棋のような醍醐味があり、かつドラマティックでいいゲームだったな。

2011年7月28日木曜日

小松左京、旅立つ

ある程度予感はあったのですが、やはり衝撃は大きい。



北方です。



ちょっと前に当ブログでも小松先生のことは「小松左京展」で話題にしたんだけれど。
http://kitaqsf.blogspot.com/2011/07/sf50.html

2011年7月26日午後4時36分、肺炎のため死去。80歳没。
ワールドコンNippon 2007のマリーンシャトル船上イベント「ドンブラコン」にて、遠目にでもお見かけすることができたことは、大切な思い出となっております。
日本SFの御三家ももう筒井さんだけ。
確実に昭和は遠くなりにけりですが、今こそ小松さんの信じ夢見た未来を我らが形作ってゆかなければならない。

未来か、宇宙か、異世界へか。
果てしなき流れに乗り、旅立ち逝かれた日本SFの巨人、小松左京。
よい、旅路を!

-北九州SF研究会一同-

2011年7月27日水曜日

ソーなんですよ、川崎さん

びっくりするほどウルトラマン的だったよ。



津田です。



ギリギリで「マイティ・ソー」を観に行きましたよ。
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの第4作という位置づけなんだけど、むろん単体としても話はわかる。アメコミ実写映画だしね。
北欧神話を題材に、ヘイムダルに守られている魔法の虹の橋〈ビフレスト〉は、アインシュタイン-ローゼンブリッジ(ワームホール)として設定されるなど多少SF的設定を加味され、クラークの第三法則(充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない)も引用されていい感じ。
アスガルドの描写は荘厳であり、まさに“ひかりの国”を彷彿とさせる。3Dで見ても良かったかもね。
全体的に大変楽しい映画でした。
メインバトルとなる対デストロイヤー戦でのデストロイヤーが鎧鎧しててカッコいい。
あと兄弟喧嘩ってはた迷惑だよな。
ロキ役の人がちょっとデータに似てたし、ラスト間際にちゃんと映画のタイトルを叫んでて笑った。

ストーリー的にはホント大したことないんだけどちょっと主人公が謙虚さを学ぶって過程が弱いなーと原作を調べると、あわわこの設定をぶっちぎったのか原作ファンはお怒りなんじゃあと思った。
わずかにドナルド・ブレイク医師って単語は出てきたけどな。

言うまでもなく雷神トールをそのモチーフにしてんだけどマイティ・トールじゃなんか日本人みたいで間抜けだ。
トールハンマーもムジョルニアと呼称されており、ミョルニルの英読み。
そういえばムジョルニアはブラックホールを封じ込めて作られているって解説もあった。物騒な武器だこと。

マーベルの次作「キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー」は2011年10月14日公開予定。

2011年7月26日火曜日

ふたつの流星群

今年8月のペルセウス座流星群は極大期の8月12日に満月なんでちょっと見づらいかも。



上舞です。



でも、そんなにメジャーじゃないけど「みずがめ座デルタ流星群」が7月28日に極大を迎え、かつペルセウス座流星群が見え始める時期と重なっている。
晴れた暗い空なら、2つの流星群を合わせて1時間に15~30個の流れ星が見えるらしいですよ。
おりしも新月なんで観測にはもってこいかと。

ペルセウス座流星群が見え始める頃は平均して1時間に5個程度。
約2週間後8月中旬の極大期には1時間に60~120個が観測されるようになるらしい。

一方、みずがめ座デルタ流星群はかなり地味って話だが、7月末から8月初めの数日間は2つの流星群が同時に活動するため、どっちかの流れ星は観測できるかもです。

流星群の活動は必ず夜中から明け方に近づくにつれて活発になるそうなんで、より楽しみたい方は徹夜覚悟かな。

そういえば漫画「DARKER THAN BLACK -漆黒の花-」の最終巻4巻をようやく読み終えた。
この話から流星の双子に続くんやねー。
DARKER THAN BLACKにおけるゲートの設定はA・タルコフスキー「ストーカー」を思い起こさせるんだけど、原発事故後の現在においてますますその意味を重くしていることよなぁ。

2011年7月25日月曜日

宙明のある音楽会

続かなければ、出来なかったこともある。



上舞です。



仮面ライダーオーズもいよいよ佳境を迎えようとしていますな。
そんななか今週の日曜日7月31日午前9時からのご存じ「題名のない音楽会」は、「仮面ライダー&ゴレンジャー コンサートホールに大集合!」ですぞ。
渡辺宙明、ささきいさお、細川茂樹らがゲスト。
今年で生誕40周年を迎える仮面ライダー、35作目のスーパー戦隊シリーズ。
長期間続けているシリーズの弊害やオリジナルコンセプトから隔たってしまったとする向きもあろうとは思うものの、あれこれ言って楽しめるのもまた続いていればこそ、だとも思います。

放送曲は、
レッツゴー!!ライダーキック・進め!ゴレンジャー・秘密戦隊ゴレンジャー・バトルフィーバーJのテーマ~ダンシングソルジャーズ・爆竜戦隊アバレンジャーDELUXEメインタイトル・海賊戦隊ゴーカイジャー
の予定。
興味があってお時間のある方は、スーパーヒーロータイムとプリキュアを堪能後に続いての視聴もオツなもんじゃないでしょうか。

  先日、「プリキュアオールスターズ DX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」を見る機会があって、21人もの歴代プリキュアを見ててもう収拾がつかねぇなとか思いましたが、そういえばサークルなども長く(30年とか)続いてると自然にOBが増えてきて把握困難になりがちだよなぁ、とかしみじみしてみたり。

願わくば本来の視聴者層である子供たちの思い出に残る作品で、これからもあってほしいですよね。

2011年7月24日日曜日

Moon Angel

一度はワンフェス行ってみたいなー。



脱武装紳士北方



ワンダーフェスティバル2011夏のコナミブースで、昼ごろから「武装神姫スペシャルステージ」の中継をUSTREAMで生放送するとのことだったんで見てた。

第1部はゲーム、PSP「武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2」新情報紹介。
2ndOPから新着プレイ動画、ダウンロードコンテンツになるアニメ「武装神姫 Moon Angel」の第1話の一部先行上映など、PSP触ったことすらないけどなかなか楽しめた。

詳しくは→ http://www.4gamer.net/games/128/G012840/20110725018/



後半第2部は、浅井真紀(原型師)、柳瀬敬之(デザイナー)、鳥山亮介(武装神姫プロデューサー)、小川原健(武装神姫フィギュアディレクター)の4人を迎えての居酒屋スペシャルトークセッション。
初公開の「フブキ弐型」「ミズキ弐型」は以前のコナミ社内デザイナーから島田フミカネに変更され、メカニカルさが増しているデザイン。かなり欲しい。
デザイナーの変更は神姫では初めてなんで賛否あるようだが、自分は悪くないと思う。
冬に紹介されていたバイク型の「エストリル」「ジルリバーズ」は、びっくりするくらいバイクだったよ。
これ普通にバイクトイとしてもレベル高いと思う。ちょっといいけどスルー。
あ、デザイナーである黒星紅白(神奈川県出身・福岡県在住)の「ペロペロ出来る日を楽しみにしています」コメントは伝説になった。
続く新作「フランベルジュ」「コルセスカ」は武器盛りだくさんのお団子チャイナ風味。
武器セットとしてもキャラの幅の広がりとしても売れそうな感じ。自分はスルーできるな。
そしていろんな意味で度肝を抜かれた浅井パパンがダンボール箱からヌッと取り出した40cmを超える大物「ガルガンチュア(仮)」。
巨大ロボの腹部が開いて神姫が乗るという仕組み。対比は多分オーラバトラーくらいだろうと思う。
あくまでも参考出展とのことだが、王座・玉座をモチーフとしたクレイドル的なモノという意味合いのことを言ってたので、変形して小スペース化出来れば製品化も夢ではないかも。

セルシスおよび電気通信大学発のベンチャー、ビビアンなどと協力して筑波大学発のベンチャー、ソフトイーサが研究・開発した人形型の3Dモーションキャプチャ装置のプロトタイプ「QUMA」の、フレーム・メインユニット設計・デザインとしても関わった浅井真紀原型師。
ちゃんと休んでくださいよ!



先行販売の「オールベルン ルナーリア」「ジールベルン アメジスト」も早々に完売していたようだし、なにげに前回ワンフェスで版権申請が一番多かったという武装神姫。
5周年企画も進んでるとのことだし、これからの動向には目が離せませんな。