2010年6月26日土曜日

おいらはドラマ~SFなドラマ~

ツイッタードラマとかどうなったん?大魔神カノン?ナニソレ。



嵐を呼んだり呼ばなかったり北方。



「ドラマ」ってのは、登場人物の行為・行動を通して物語を紡いでいく芸術表現の一形態、らしい。

今じゃテレビドラマのことだけどね。

ドラマの特徴は、物語の一切が登場人物の行動によって描かれる点、登場人物が何らかの目的を持っている点の二つ。

その目的への障害に直面することで登場人物たちは葛藤し、それは人物同士の精神的・物理的衝突の形で描かれることが多い。

行動を積み重ねていった結果、最終的に障害を乗り越えるかどうかが物語上の山場となり、この過程そのものをドラマと呼ぶ場合もあるそうな。

葛藤や行動の因果関係のないものは非ドラマなんですねぇ非ドラ~。

なるほど刑事モノが多いのもわかる気がする。

それはそうと普通のドラマはほぼ見ないんですが、ちょっと特撮とか絡むとなんとなく気になったり。

以下、目を引いた7月放映開始予定ドラマ。

宇宙犬作戦http://www.tv-tokyo.co.jp/uchu-inu/

 これはズルいだろタイトル。こっちでも放送するといいなぁ。


・満福少女ドラゴネット:http://dragonet.jp/

 特撮らしい。魔法少女系の亜流なのか?


・もやしもん:http://moyashimon.noitamina.tv/

 ノイタミナ枠なんだけど実写なんだ。漫画途中まで読んでたなぁ。

・熱海の捜査官:http://www.tv-asahi.co.jp/atami/

 オダジョーと栗山千明が主演なんで。ドタバタサスペンスっぽいな。ラブ++で話題の熱海には行きましたなぁナツカシ。


・ジョーカー 許されざる捜査官:http://www.fujitv.co.jp/JOKER/index.html

 心震わす異色の刑事ドラマ、衝撃の勧善懲悪エンタテインメント、らしい。ブラック・エンジェルズみたいなもんか。堺雅人が主役なんで。


あともうなんでもアリなんだなぁと思ったタイトルが「土俵ガール!」。

そうそう要注目なのが第1回放送は8月31日(火)22時からなんでちょっとまだ先なんだが、NHKドラマ10枠での

10年先も君に恋して:制作開始発表(http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/52186.html

であろう。

なんとこれ、日本で(世界で?)初めて「宇宙エレベーター」を背景に取り入れたドラマであり、宇宙エレベーター協会(JSEA)も宇宙エレベーター開発の“いま”がドラマに盛り込まれるよう様々な形で協力をしていくようです。

凄いぜ!

まぁ主演:上戸彩の基本ラブストーリーなんでしょうが知名度を上げるためならなりふりかまわなくとも結構。大いに盛り上がっていただきたい。

協会も、ドラマを通じ宇宙エ レベーターの仕組みをわかりやすく伝えつつ、宇宙エレベーター・エンジニアである主人公のリアリティをどう魅せるか、に協力していくらしいんで期待したいところ。


メークドラマですね(さらなる誤用)。

2010年6月25日金曜日

The March of the Black Queen

ツキは無慈悲な夜の女王様だったり。



津田です。



考えてみれば「はやぶさ」はヤマトよりエンタープライズより長い年月を単独航宙してきたんだなぁ。

そんな「はやぶさ」も偉大でしたが、2009年6月29日に無事、月へ届いた漆黒のビジュアルクイーン月周回衛星「かぐや(SELENE)」も素晴らしい成果をあげた機体のひとつでした。

十年余りの下積みを経て、子衛星2機(リレー衛星「おきな」・VRAD衛星「おうな」)を共に連れ、NHKのハイビジョンカメラ(HDTV)で魅せる 「地球の出(アース・ライズ)」、「月の裏側」をはじめ数多くの美しい月面の映像を我々に届けてくれたことはまだ記憶に新しいことと思います。

約一年半にわたる華麗なライブを危なげなく続けられたその機体は、これまで日本が開発した天文科学衛星の倍以上のボリュームを誇り、「はやぶさ」の6倍もの重量というグラマラスさ、まさにビッグスター。

ハイビジョンカメラを含む15もの観測機器のほとんどは下面集中配置、推進系は堅実なスラスタ群を後面に集中配置という運用に即したものだが、片側だけに展開する太陽電池パドル、12mに達する磁気観測装置と四方に十字に伸び広がる月レーダーサウンダアンテナ、常に地球に向けられ“かぐや”の情感あふれる声を届け続けるハイゲイン(HG)アンテナ、と非対称にアグレッシブな外観でありながら機能美としての優雅さも持ち合わせた、月の女神に相応しい艶姿とはこのことであろうか。

ペーパークラフトは作ったことありますが、アオシマには是非ともプラキット化していただきたいものです。(が、まぁ次期スペースクラフトシリーズはHTVだしその後も「あかつき」きゅんとかあるだろうしなぁ)。

とまぁ今更とも思われるかもしれないが先日(といってもかなり経ってしまったが)お土産で頂いた「しきしまふげん」(現代萌衛星図鑑の人ね)の同人誌をつらつらと読んだからなのである。

驟雨様、その節は貴重な本をありがとうございました。



生憎の天候で明日26日の夕方から夜にかけての部分月食は観測できそうにありませんが、月を見上げることがあればたまには“かぐや”のことも思い出してあげてください。

そうそう、今年は日本で月食が3回ある珍しい年で、部分月食は元日未明に続き今回で2回目。

12月21日には一部地域を除き皆既月食となるそうですよ!

楽しみですね~


はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま -持統天皇-

2010年6月24日木曜日

チャンバーも走る2050

チャンバー:内燃機関における燃焼室



津田です。



20日からシンガポールで開催中のロボカップ世界大会もいよいよ大詰めですね。

最新技術を結集したロボットでサッカー世界一を目指すこの大会「ロボカップ」は、ロボット技術向上を目指す日本の研究者の呼びかけで1997年に発足した国際プロジェクト。

今年のシンガポール大会には、世界42の国と地域から過去最高の約3000人を超える研究者や学生が参加。

開会式で主催者側は、「われわれは人の形をしたロボットチームでワールドカップの優勝チームを打ち負かすという目標の達成に、大会を重ねるごとに近づいている」と挨拶。

そうそうこのロボカップ、ロボットと人工知能の新しい標準問題として「西暦2050年までに、人間のサッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型の人型ロボットチームを作る」ことを設定、その研究過程で生まれる科学技術を世界に還元することをマジで目標としているんですよねぇ。

大会はロボットの大きさや種類ごとに分かれておこなわれ、中でも注目なのが二足歩行人型ロボットが3対3で競い合う「ヒューマノイドリーグ」と呼ばれる最も過酷な部門。

技術的にはまだ黎明期なんで各チームのロボット状態に合わせ、毎年可能な競技・ルールを作成している状態らしい。

以下現在までの水準。

2002年:歩けないのが普通。特に優秀だと歩いてボールを蹴れる。多くが外部システムや電源に頼る。
2003年:優秀なロボットは歩く。特に優秀だとボールを蹴れる。
2004年:優秀なロボットはボールを蹴れる。特に優秀だとボールを見つけて蹴れる。
2005年:優秀なロボットはボールを見つけて蹴れる。特に優秀だと状況判断で機動する。
2006年:2対2のゲームが成立し始める。
2008年:試合形式が3対3になる。専任のゴールキーパーを置くようになる。

・・・まだあと40年あるんで最先端人工知能と技術の粋を集めたロボットが華麗なドリブルとパス回しでゴールを狙い、人間をボッコボコにのすような試合を見ることができるかもしれませんな。

この競技には日本から大阪や石川などの3つの大学が参加するほか、最近はドイツなどヨーロッパ強豪に加え、アジア勢も国をあげた支援を受け急速に力をつけているらしいです。

5月の日本大会国内予選にはジュニア部門だけでも全国から約2460人が参加、勝ち抜いた22チーム49人が世界大会へ出場してるようなんで結構競技人口も増えてきているのかな。

他にも、コンピュータ画面上で11対11の人工知能の選手達が戦う、ゲームの質が最も高い「シミュレーションリーグ」とか、集約型システムのロボットとして素晴らしい速度とフォーメーションで戦う「小型ロボットリーグ」などもあり、このリーグなんかはすでに、5台のロボットを5人の人間によるラジコン操作で勝負を挑んでも、人工知能ロボットに勝つことはもはや不可能という域にまで達しているようですよ。

すごいな。

24日今日まで4日間に渡り、各団体精鋭のロボット選手たちによる熱戦が繰り広げられたようで、結果が気になるところですね。

燃えて青春 駆け抜けロボット。

2010年6月23日水曜日

僕に命令できるのは、僕だけさ

いよっ、海東屋!



上舞です。



というわけで「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー the movie 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ」(長い)を観にいってきました。

なにげなく応募したラジオの懸賞でチケットが当たりタダで(まさにライダーチケット)。後日ポスターまで届いたんだけどこれはどうしましょうかね。

3作品どれでも見れるのですがディエンド好きとしてはやはりエピソードイエローかなと。しかしディエンドはシアンカラーなのになぜイエロー?まさかラストのアノ食べ物の色のことなのか。

3本は最後のオマケのようなところが繋がってるだけで1作品で十分に楽しめる作り、そりゃそうか。

それぞれの物語における登場人物の“絆”(愛情友情慕情)を共通テーマにしているようですが。

世間の評価ではだいたい青>(黄≧赤)、らしくなんか信号機ですなトライアル!

まぁディエンドらしい話でクサ過ぎる感もあるが、子供向けとしてしっかり作られているとは思う(快盗に憧れたらどうする)。

あとストーリーは一応タイムトラベルモノで時間警察も出るしSF(くくく苦しい)。


しかし海東は狙いがブレてないキャラでパンフにも書いてたけど「直接言葉にして相手に伝えれば早く解決することを、全部行動で、しかも遠回しに出していくヤツ」であり実に面倒くせーうっとうしい男なのだが、「逆に言い訳もしない」「死にそうな目に遇っているのに自分の行動の真意を絶対に言わない」案外男らしいヤツなのだ(えーでもソレって全部自業自得じゃ)。

「僕はお宝のためなら命をかける!」

いわゆるツンデレ?でも今回デレはナシ。

海東がデレるのは士にだけ!


アクションも見所突っ込み所満載、そうかアレいつも探してたんだとか、気持ち悪い喋りのウラタロス憑依ディエンドとか、二人がかりで攻撃だ!→即インビジボゥ(さすがは僕)とか楽しいのう楽しいのう。

「僕がもっとも嫌うのは自由を束縛されることだ」


G電王も敵役として強いし良かったと思う、胸の顔は飾りじゃないんだ。

うわさのコンプリートフォームもいい感じでカッコ悪いし(モモにも突っ込まれてたな)、劇場版でひとつのライダー世界は完結するという意味合いでのディエンド、TheENDという役割なんだなぁと思ったりした(考えすぎです)。

G4・リュウカ・オーガ・グレイブ・カブキ・コーカサス・アーク・スカル ファイナルカメンライドゥ・ディッエーン!(なんか語呂が悪い)


とまぁそんなこんなでディエンド好きなら楽しめること請け合い、それ以外には薦められない映画でした。

(でもなんでタイトルにパイレーツなんだろう・・・)

ポンプアクションなのにハンドガンというくるくる回してもカッコいいディエンドライバー、ディエンドケータッチよりこっちの完全版TOYが出ればすっごいお宝なのでしょうがねぇ。

他人にとっては価値の無いガラクタかもしれないものが、人によっては「お宝」になるかもしれない。

「“お宝”とは、かけがえのないものさ」


いつか、未来で。

2010年6月22日火曜日

カリグラ氏の放蕩ッティー(以前もネタにしましたが)

ローマ帝国第3代皇帝が即位したとき、24歳の若さで特に実績がないにもかかわらず市民に熱烈に歓迎されたのは、前任ティベリウスの不人気の裏返しであるらしいよ。

最近どこかで聞いた話だな。

あと非実在青少年のあれはカリギュラ効果になっちゃうかもね。



津田です。



最近Wカップ(バストのサイズではない)で話題のブブゼラですが日本人なら法螺貝でしょって記述も結構目にする。

そこで稲川淳二を投入ですよ。ホラーGUYってね。

「初号機、完全に沈黙しました!」(青葉シゲル)


又借りなんですがDVD「パラノーマル・アクティビティ」の稲川淳二と見る「パラノーマル・アクティビティ」(音声解説)ってのが面白いらしいんだが見るタイミングがイマイチつかめない、けど早く見なければなー。

というわけで今日は借りたり買ったり。

・ハヤカワ・ミステリ(いわゆるポケミス、初めて買ったよ)「機械探偵クリク・ロボット」(著:カミ)

フランス作家らしいんだが(CAMI:本名ピエール・ルイ・アドリアン・シャルル・アンリ・カミ)挿絵も彼が描いているようだ。なんと60年以上前の作品であるよ。

ブックセンターQUESTにて購入、さすが困った時のクエスト。

萩尾望都読本みたいなのが出ててちょっと欲しかったが見送り。大牟田市生まれだったのか。


“書庫”からの借り暮らし。

・「クローディアの秘密」(E.L.カニグズバーグ)

・「継ぐのは誰か?」(小松左京)

・「果しなき流れの果に」(小松左京)

そして読むと風呂に入りたくなる漫画「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)。

福岡でも開催された『ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡』で見たアレが(笑)。

横浜美術館では『テルマエ・ロマエ・ナイト』と称されたコラボレーションが開催されたらしい。

長城や髭でも有名な五賢帝が一人、ローマ帝国第14代皇帝ハドリアヌス(男色家)治世下の話で皇帝も出演する大変日本人向けの面白い風呂漫画。

温泉とか行きたくなるので要注意だ。

風呂は不老である。


治安や経済や政治、もろもろの不安を抱えつつも日本はまだまだ平和です。

パックス・ジャポニカ!

2010年6月21日月曜日

闇照らす 光背に舞う 月翅類

月翅類:月の光を浴びると背中から羽が生えて飛翔することが出来る今考えた俺的ファンタジー生物。

光翅族(エルフ17)に似ているかもしれない。

ゲッシーゲッシー、今日は夏至だよ。(saku sakuは昔ちょっとだけ見てた)



津田です。



というわけで進化齧歯類(プグラシュティク)界のアイドルといえば名門リャナン家の次女であり王家の騎士でもあるティル・ニー・ノグさん、ですわ~(大道寺知世(声優:岩男潤子つながり(どうでもいいけど別府出身なんですね)))。

このNHKアニメ「ジーンダイバー」に出てくる仮想種族プグラシュティクは、化石種齧歯類エピガウルスが進化したとされる人類であり、ねずっちょ(ねずみじゃねぇよ)。

穴掘りも得意だよ。


その昔、二重惑星であるガミラスとイスカンダルでは、ガミラス側は人類と同じく霊長類が、イスカンダルでは齧歯類が進化して人類となったと松本っちゃんの漫画で読んだ気がしたが未確認。


あと「導きの星」(小川一水)ではオセアノ人というリスに似たスワリスという齧歯類っぽいやつを知性化する話だったよなぁ。


「果てしなき流れの果に」(小松左京)でも人類の後に進化した齧歯類が文明を築く未来があったような。


繁殖力旺盛なゲッシーたちが知能を持つまたは知性化される、そんなことが将来アルジャーノン?

2010年6月20日日曜日

say "Papa told me"

夢を見続けることでファンタジーになるのはよくあること。



上舞です。



榛野なな恵『Papa told me』は父娘漫画の代表格でありながら今ではすでにファンタジーの域に達していますな。

ヤングユー休刊からはコーラスに不定期に掲載中で「Papa told me ~街を歩けば~」、「Papa told me ~私の好きな惑星~」の2冊も買ってるはずなんだが今見当たらない。

誰かに貸しっぱなしであろうか。

「Papa told me―シーズンセレクション(春・夏・秋・冬)」の四冊も買ったような気がするんだがなぁ。これは売ったかも。

で、今手元にあるのが「Papa told me」単行本27巻と「Papa told me完全版」全3巻である。

完全版は何が完全かってーと誌上掲載時のカラー扉を完全復刻という点ですな。

そういえばよせばいいのにNHKドラマ愛の詩枠内で「パパ トールド★ミー 大切な君へ」として実写化もされましたなぁ、いや見たけどさ。的場信吉氏が風間トオルですよ。知世役は忘れた。

あとなぜ関西弁であったのだろうか。→ドラマ化記念ヤングユー付録小冊子(つうかまだ持ってたとは)。

ドラマCDもあって、こちらは三田村邦彦パパ、娘は押谷芽衣、百合子ちゃんは榊原良子というまぁ妥当な配役であったか。

つうかこのCDも買った記憶があるんだが、誰かに貸しっぱなしなのであろうか。

榛野なな恵作品は短編集とかも買ってた。ピエタは今でいう百合モノなのかな。

読みなおそ。

あとこんなのも。


神塚ときお「お父さんといっしょ!!」

この作者はバイク漫画とかでも有名ですかな。




まぁ父の日だということで。


そうそう以前話題にした、むらかわみちお「還相」も出てきた。

売り払ってはなかったですね~ちゃんと探せば出てくるもんです。






PaPa!