2009年11月7日土曜日

Guns N' Congratulations

戦闘武装集団Mk-Ⅲが演じる第八回結婚披露宴寸劇に出演してきた。

MASA殿、このたびはご結婚おめでとうございます。



リーチファイブ北方。



二次会ビンゴでは5リーチなのにビンゴしない強運に恵まれましたよギギギ。

結婚式に参加するのにサングラスと銃の用意が必要なのはココくらいだろうかなぁ。

劇の方はまぁなんとか無事こなせて一安心。


電子音楽のひとに面白いデバイスを触らせてもらったりバイク乗りのひとやガンプラのひとにも話を聞いたりした。

オネアミスネタやガンダムネタ、子供と見てるライダーとかのネタもありつつ、家を買うのが流行ってるとかゴルフの話題もあり同列感が面白く興味深かったり。

もう子供が小学生くらいになる友人もいて、一緒に天体観測をしたなどの微笑ましいエピソードも聞け、次世代が確実にはぐくまれていることはとても喜ばしいこと。

楽しさもあるが一抹のさみしさ(スタンドアローン的な意味で)もある、よい酒宴でありました。

2009年11月6日金曜日

ツイッターは実用的なテレパシーか

みんなそんなに人と繋がりたいのかねぇ。



津田です。



そんなにも見ず知らずの他人とコミュニケーションが取りたいのであろうかと思うが、ゆるいつながりとも表されるように無責任なコミュでいいじゃないかということなのであろうか。

もしくは単なる覗き趣味であってテレパシーというよりもクレヤボヤンス(透視能力)の方なのか。

振り返るに前インターネット時代にはダウンロードオンリーユーザーは毛嫌いされたものだと記憶しているのだが、世間にはこんなにも自分を発信したい人が多かったとは正直驚きを隠せない。

これが世代が違う若さってことか。

振り向かないことはある意味美点だが省みないことと同義ではないと思うのだが。

もちろん手軽なツールが増え選択肢の幅が広がるのは良いことだが、安易で考えなしの低い交流に流れてばかりいっているように感じられるのはエントロピーの関係で詮無いことなのかもしれない。


でも対面コミュが苦手な人もいるだろうからそれはそれで需要が高いだろうし非常に使えるツールだろうことは想像に難くない。

いってみればソレはなんのことはないツールなのであるし使い方次第だ。

が、なんだろうか俺には居心地が悪そうで気味が悪い世界に思えてならない。

別にツイッターを悪く言っているわけではなく、自分がそう感じる理由は何かということについて関心を持っているのである。

自分が、なぜ、そう感じるのか。

自分なりに納得したいという欲求があるのだろう。


つまり久しぶりにしゃっくりが止まらなくなってコップの反対側から水を飲むと治るという民間療法を勧められ効いた時のあの笑いたいようなそうでないような変な気持ちはなんなのか、とか。

脳が悪いのかもしれませんよね!

2009年11月5日木曜日

好きとか嫌いとか

最初に言い出した奴ぁ誰かのう?



津田です。



トキメモ4がPSPで12月3日発売らしいですがそんなことはどうでもよく、伊藤計劃「虐殺器官」を読み終わりましたよ。

確かに惜しい人材を亡くしたというのは過言ではなかったと思います。

主人公がアメリカ人には感じられないように見えるのはステロタイプにこちらが毒されているせいかもしれないしね。

肝心のネタというかオチの部分に説得力が足りてない気もするが、デビュー作でこれなら素直に凄いと思う。

しかしまぁ、何箇所かお遊びの部分があって気にはならない箇所ではあるが、頭文字D・神聖モテモテ王国・メタルギアのネタが混ぜ込んであるのはどう評価すればいいのか判断がつきかねる。

ほぼ同時期に読んだ「フルメタル・ジャケット」にスター・トレックネタがあるのとはまた違う感じだしな。

モンティ・パイソンネタがあるのとは異なり、無くても良い部分ではあるので疑問が残るのだが。

カフカへの言及もあって、文学への素養があればなお楽しめるし、この作品から広がっていくことも可能だろうと思うと、とても優れたSF作品だということができる。

J・G・バラードに言及している箇所もあって、同時期に亡くなられたことを今更ながら思い出し、今年はなにかと訃報続きの一年でもあったなぁとしみじみ。

ちょっと調べるとSF作家:伊藤計劃はサイバーパンク少年だったようですね。

「虐殺器官」は、つい先日糟屋さんから薦められていた黒沢清監督「CURE」からも影響を受けているとのことなので近々。


しっかりとしたSF作品で清々しく読み終われましたのに、もう新作は望めないとは、つくづく惜しい方を亡くされたものです。

改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。



一緒に読んで後輩とかに噂とかされてもSFだから恥ずかしくないですよ。

2009年11月4日水曜日

スクランブル ゴー

それは光速電神。



いくぞ若さで3杯目(ウィスキーをストレートで)北方。



コレダスクランブラーをようやく修理してもらった。

左後方ウィンカーステイが折れてたんだがどうやら社外品だったようでこれを機にノーマルに戻した。

なんだかんだでオリジナルが一番美しいのかな。

バイク漫画とかメカを操縦する系統の創作物によくある表現で「マシンと一体になる」とか「手足のように動く」とかの実感が最近になってようやく現れだしてきてあぁこれがそのことなんだなぁとか、思う。

原付でなに言ってんだとも思うが、一人前にパワー不足を感じてたりもして。

まぁ管理能力不足はわかっているのでこれ以上のマシンは今の自分には過ぎる。

とか修理が終わるのを店内で隼を観賞しつつ待っていたら、おっちゃんがバイクを購入していきましたよ。

DR-Zぽかったけど全然違うかも試練。

こちらの修理が終わった後、支払い時に店員さんがもっと大型のバイクは乗らないんですかと聞いてきた。

適当にお茶御濁しつつ話してたら一台のバイクを指して(何だったかは忘れた)、

「あれなんかもう、どこまででも走って行けそうな気分になれるんですよ」

と、キラキラ語った。

売り文句の常套句きたー。

とかその時は思った。

だがきっとその瞬間は、あるのだろう。

その時は間違いなくそのように感じられることが出来るのであろう。

未来の記憶が虚空に浮かぶ青い惑星を見つめるその時のように。

夕闇を岐路に着く愛車コレダスクランブラーはいつになく軽快に路を、流れゆくのだった。

2009年11月3日火曜日

文化ですよ

でかるちゃ~



津田です。




一口にSF研っていっても様々だ。

SFは元々小説の一ジャンルであったことは間違いない。

だが現在は小説にとどまらず多様な表現方法の中にSF的手法は取り入れられ、SFとジャンルを銘打つにこだわる必要性は特に感じられないだろう。

SF研究会とは既にスポーツ研究会と同様な意味合いを持つに至っているのであろう。

概念が広範囲すぎるのである。

また逆に個々の作品群構成に組み込まれた一部品であり調味料的存在としてSF手法が使用されることも多く、それをもってSFだというのは醤油を使っていれば全てが日本料理だというに等しいであろう。

つまりSFは作品全体の一要素でありそこだけを抜き出して研究するような小範囲の研究だとも捉えられるかもしれない。

多種多様であり様々なアプローチが可能なこのジャンルは拡散しつつも浸透していき、馴染み深くなるほどにわからなくなってゆくという全くもってSF的な構造をも孕んでいる。

思考停止が即消滅の危機にあるような、鮫のように上手に泳ぎ続けなければ死んじゃう存在なのである。(注:洒落が含まれています)



現在、大学系サークルにSF研が存在するとしても形骸化しているだけで全然SFを研究して無いよねと断言しても過言ではないと思う。

しかしながらここがまだまだチャンスであるともいえる。

まったく知らない人を言葉巧みにSF魔道に陥れるのだ。

間違えた、素晴らしく輝かしいSFの世界に誘うのである。


でもそんなんでハマるひとは元々何らかの素養がある人なのでよりディープについていけない彼方へ行った時に引きずられる恐れがあるかもしれません。

遠くから生暖かい目で見守りつつ自己鍛錬に励む方がなにかと心的健康には良いように思います。

Subculture Fiction

SF脳がいなければつくりだす。体調がよければそんな方法も試したいとは思うのですが。

2009年11月2日月曜日

拙者モードにしてください

心得たでござる。



津田です。



携帯写真をQRコードモードに切り替えた際“接写”になってない場合指示が出るんだけれど、それがしモードとかもどうだろうと思うがいまいちどう使っていいギャグなのかわからなくて困ってしまってこんな時どんな表情をすればいいのかわからないが笑顔でないことだけは確かかもしれないが確かなものはなんにもないねどうして僕はここに?といった面持ちになるのであった。


“糟屋文庫”から強引に貸し付けられたお借りした本が数冊あるので読むのを返し忘れないように記録。

漫画

・ファムファタル 運命の女 2巻 シギサワカヤ

・マイガール 1~3巻 佐原ミズ

小説

・紫のクオリア うえお久光

・虐殺器官 ・ハーモニー 伊藤計劃

読まなければならない読みたかった本ばかりなのでじっくり寝かせてから時期を待って読もうと思いますが諸事情によりそうも遺憾。

漫画はすぐ読めるとして、ラノベはその名に反して非常にヘヴィーだ。読み難い。

三ツ目アウト素直におしゃべり(評価)できないたちなのでとりあえずカバーを外してみたりするも挿絵とかあるし無意味。

コレは苦しい闘いになりそうだtell me why。

伊藤計劃から先に片付けようかとも思う、満月で雨の、ストーブに火を灯すほどの冷え込み厳しい冬が始まる予感のあるギャグ殺期間。

皆様、流感にはくれぐれもお気をつけくださいますよう。

2009年11月1日日曜日

未来図書館

この世で大成功をおさめている人ってぇのは、あの世で見るとネトゲ廃人みたいなもんじゃねぇのか。



津田です。



北九州市立中央図書館で除籍蔵書約1万2000冊無料配布というブックリサイクルが10時からあるとのことなんで行ってきました。

9時から同施設で整理券を配布とあったんですが8時半くらいの時点で既に番号が50番台。

みんなタダだと早起きさんですねぇ(心棚)。

まぁ全冊中から選べるわけじゃなく、随時箱から出して補充していく方式だったんで時間帯はそんなに関係ないとはいえるが。

一応一人20冊までとなっていました。当然図書館カードは必要。


遥かなる戦利品

・大草原の小さな家―ローラのふるさとを訪ねて ウィリアム・T・ アンダーソン

・図説 シャーロック・ホームズ 小林司・東山あかね

・かつらをかぶった蜜蜂 ルイス・キャロル

・石ノ森章太郎の青春 石ノ森章太郎

・宇宙大激震 M・ラインスター

・かれはロボット ・くらげの日 草上仁

・ギャル・ファイターの冒険 梶尾真治

・フルメタル・ジャケット グスタフ・ハスフォード

以上9冊。



ところで北九州市内に17ある市立図書館で、年間5000冊を超す本が消えていることを皆さんご存知か。

一昨年春、警備員を増員し5人態勢で常時1人がパトロールした結果、昨年度行方不明本は一昨年度より1085冊減った結果が5342冊の消失なのである。

福岡市では盗難防止機器を07年4月から市立図書館10館すべてに導入、年間計8000冊弱の万引きが現在年間約2000冊程度に減じたという。

モラルの低さでは定評のある北九州市民諸君、盗難防止機器導入は結果的に我々市民の税金を使うということなのだ。

お役所の仕事は批判されてしかるべきではあるが、まず自らのモラル向上を図ることが先決なのではないのかね。

モラルの低い年寄りの更生はまず望めないので死ぬまで仕方ないとして、子を持つ親の責任は重大である。

子供は厳格に育てられてこそ自ら責任を持てる大人になった時、規律に従う喜びもそれから逸脱する楽しみも、いや増すものなのだから。