2010年5月8日土曜日

いんてん!!

再興第94回院展見てきた。



上舞です。



規定サイズが一応225cm×180cm以内とされており大きな絵ばかりで見ごたえは十分ある。

この画面を埋めるだけの財力労力だけでもすごかね~と思うよ。

日本画の人は長寿が多いみたいなんだけど今院展が最後の出品のひらりん(平山郁夫)は79で亡くなった。

でも被爆者としては早世ってわけでもないのかな、かな?


まぁそんなことは置いといて、去年に比べて私の好みの絵は少なく少々パッとしないなぁと思いつつもそれなりに楽しめた。

暇なんで図録(見本)をじっくり眺めてたら「秋蜩の鳴く頃」というタイトルが目に入った。

えっ?

ま、まぁよくある誰もが考えそうな字の連なりだし薪を置いている小屋を描いている絵(北九州会場での展示は無い)だし関係ないだろ常考、落ち着くんだ。

と、去年のや春の院展の図録も見てると四人の女の子が楽器の練習をしている絵を発見。

け、けいおん!みたいなのキターッ!

こうなるとこの緑髪の裸体女性の絵も俄然フォウのヌードポスター(北爪宏幸)として立ち上がってくる。

(後で確認したらフォウは白ストッキング身に着けてたんでかなり違うのが判明だが)


とまぁこんな風にも楽しめる日本画の公募展である院展は最高だな、そう思った次第(北九州会場は明日まで)。


ノイタミナあたりが「いんてん!」を作るとして、アニメノチカラあたりが「日展の美子ちゃん」をやるってのはどうかな。

2010年5月7日金曜日

密林の怪罠(←なんて読むんだぜ?)

職場の人からフォリキュラリスのミニチュアをもらったよ。

なんでなんだぜ?




職中北方。



タカラトミーアーツから200円ガシャポンで「不思議生物大百科 密林の怪罠 食虫植物」ってのが出てるのは知ってたが買うまでには至らなかったものなんだが。


こういう植物モノで一番有名なのが英SF作家ジョン・ウィンダム「トリフィド時代」だろう。

「トリフィドの日」とも訳されるこの作品は1951年作品だが今だ古びず衰えず、全世界の子供たちにトラウマを与え続けている、といいな。

古典文学中心の文庫シリーズに初収録されたSF作品で、「SFが大人の鑑賞に堪える文学になった」と世界の読書界に衝撃を与えた、らしい。知らんけど。

しかし緑色の流星雨が流れ、世界中の人々がその天体ショーを目撃するところから始まるこの恐怖の物語の発端が、5月7日の夜、そう今夜というのは出来すぎであるな。


侵略テーマSFの巨匠として「海竜めざめる」「呪われた村(映画「光る眼」のが有名か)」なんかで知られるジョン・ウィンダム。

「トリフィド時代」もそろそろ映像化が来そうな予感ですよ(3Dで)。



怪罠ってアレだ、Amazonでついついポチッてしまうことだな(チガウカ)。

2010年5月6日木曜日

シェイプシフター

「宇宙犬ビーグル号の冒険」(山田正紀)が読みたいなぁ。



津田です。



「ウルフマン」上映中で見ようか迷うけど相撲の話ではない。銀河旋以下略。

宇宙犬の話は犬SFであると共に、数少ない「においSF」であるといってもよいかもしれない。

においコンピュータとか出るしね。


嗅覚的にはヒトなんて盲目にも等しいのに比べ、犬は凄い。

動物は犬も好きですが猫のがもっと好きだし体質に合う。犬は匂いがちょっとダメなんだよね。

個人の好みは置いといて外見的に犬はカッコイイよね。

上位機種として狼とかかなりいい。狼犬(ハイブリッドウルフ)とか。

犬は人為的品種改良の極致の産物といってもよく、幅広いサイズと形態をもつため「シェイプシフター」(変身動物)と呼ぶ研究者もいるようだ。

自分に無い能力を持つものを変身させる願望、変身ヒーローを身近に実践した証かもしれない。

人類はショッカー。


今年2月発行『犬狼伝説 20周年エディションBOX』限定版の「リボルテック『犬狼伝説』版プロテクトギア」を“書庫”で見せてもらったことがあるんだけど、今度漫画も借りよう。

「紅い眼鏡」も見たいね。

でも犬狼伝説と聞くと剣狼伝説の方を思い出しちゃって人、それをロボ娘萌えと言う。



貴様らに名乗る名前はない!

2010年5月5日水曜日

大いなる海へ還れと

関門海峡ミュージアム 海峡ドラマシップの1F多目的ホールで最終日だった、

「海洋堂フィギュアワールド in ドラマシップ」

を見てきた。



北方丸。



そういえば日本丸(正確には日本丸II世)も来てたんでちょうど見ることができてよかった。

  

そしてドラマシップ内へ、入場料300円でこの海洋堂小さな巨大博物館は至極満足できる展示内容でしたよ。

まずは体長2mの巨大レッドドラゴンがお目見え。

帰りがけにオリジナルガシャポン回したらグリーンドラゴンが出た。

つうか写真OKだったのでいろいろ撮ってきた。

携帯なんでまぁ雰囲気だけでも。

 

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁ってのが滋賀県長浜市にあるのね。いつか行ってみたい。

館内は説明文も充実。

ボックスジオラマ↓ってプラモ狂四郎で知ったくちだ。

   

 王立科学博物館の奴はいい。

食玩以外もある、恐竜をはじめ野生動物シリーズ。

  

話題になった阿修羅、プライズのラムや雑誌付録。

  

 

そして膨大な食玩。全国の物産系や戦国等歴史モノ妖怪モノなんでもありだ。

ワールドタンクミュージアム系、飛行機など盛り沢山、うひひ。

  

  

メカやロボット、アリスにミュシャに・・・うわっキッコロとモリゾー、懐かしい。

  

  人形のミニチュアって変な感じ。

  

チョコエッグで火がついた動物、鳥、虫、植物etc&ハムスターず。

  

第44回日本SF大会星雲賞【自由部門】受賞の「おたく:人格=空間=都市」展のヤツ。

新横浜ありなだっけ?(キャストオフ)

第9回ヴェネチアビエンナーレ建築展日本館展示の帰国展は行ったなぁ。

あとご存知ワンフェスのワンダちゃんにリセットちゃんやリカヴィネ。

 2mレッドドラゴンミニチュア。

などなど約3000点のフィギュアの嵐、圧巻でした。

朝一で行ったので人も子供も少なく快適だったな(大きな子供)。

充実美!

なんか作りたくなってきたよ。


そうそう、北九州イノベーションギャラリーでは7/4まで「時代を生き抜く宝物たち展」というブリキ玩具などの北原照久コレクションの展示があってる。

同時併催で「世界の帆船模型展」もあるので、そのうち足を運んでみたいものだ。

2010年5月4日火曜日

ゾンビはさだめ、さだめは死

RPGamer Vol.3 Autumn 2003の付録「死霊要塞(ゾンビーフォートレス)1945」を遊んできたぜ。



津田です。



二度目なんだが楽しいなこのゲーム。

でもバッドエンドを楽しむことができない人には多分楽しくなかろう、と思う。

第二次世界大戦末期ヨーロッパが舞台。

不死の軍隊を作り上げる研究を行っているナチスドイツ軍地下要塞に潜入、機密を奪取するというオリジナルボードゲーム。

 フィールドエリアと要塞エリアの裏表両面のボード。

戦闘は単純ながらじりじり追い詰められていく感がゾンビ的。弾切れ時の戦力低下ったらない。

2~4人用でプレー時間は約90分、らしい。

今回は3人でプレイ、米国・英国・独国で参戦。

フィールドエリアで出来るだけイベントチップをめくり武器などを入手しておくことが肝要なのだが、最後に要塞にたどり着いた人がゾンビマスターになっちゃうんでそこら辺は駆け引き。

今回は見事にゾンビマスターになっちゃいましたよナチスドイツ軍で博士の娘という重要アイテムまで入手済みだったのに。



さてゾンビモノってば最近またとみに流行りなのか去年の「高慢と偏見とゾンビ」はナタリー・ポートマンが主演とプロデュースってんでちょっと話題になってましたが、最近でも「WORLD WAR Z」がなにかと話題、らしい。

当然映画化もってことになってるんだろう。

対ゾンビ世界大戦勃発ってことで日本も舞台として出てるらしいんだが小松博士なるものが日本脱出を提唱したりオタクが日本刀で武士道だったりするらしい、知らんけど楽しそうだな。

そういえば9月10日より劇場公開となる映画「バイオハザードIV アフターライフ」は3Dらしく、物語は東京から始まるのはいいんだがミラの武器は手裏剣に日本刀二刀流。

もう普天間には忍者部隊を駐留させるといいと思うよ。


とにもかくにも生者VS死者。

どの分野でも生者が死者の数を上回っている分野は無いってのはなんの言葉だったですかね。

まぁ世にゾンビのネタは尽きまじ。