SF研っつったらUFOを呼んだりするアレかい?アレなのかい?
ベントラー北方。
日本最初のUFOの研究団体その名も「日本空飛ぶ円盤研究会(Japan Flying Sauser Research Association:JFSA)」には、三島由紀夫や石原慎太郎をはじめ糸川英夫、星新一、黛敏郎、柴野拓美というそうそうたる面子が会員として名を連ねていた。
小松左京も所属してたように思うがよくわからん。
特に柴野拓美さんはこの会がきっかけとなって日本最初期のSF同人誌『宇宙塵』を主宰、第1回日本SF大会主催したり日本SFファンダムの父であると共に、現オタク的現象の源流を形作った偉人でもある。
この伝説の同人誌『宇宙塵』は星新一を筆頭に三桁近いのプロSF作家を輩出しているともいわれており、作家を育てるのに長けた方であったろうことがうかがい偲ばれる。
現日本を見て、いかに人を育てる人があまり重用されず結果人が育っていないのかということが垣間見える感じでもあり、まぁもういいトシの自分も含め耳が痛い話だ。
まそれはそれとしてUFOですよ。
最近(でもないか)流行りと聞く東方なんちゃらっていう有名同人シューティングゲーにも「東方星蓮船 〜 Undefined Fantastic Object.」ってのがあるらしく、ベントラー(アイテム)とかもちろんUFOとか出るみたい。
スペースインベーダーみたいなものかな(チガウカ)。
ライトノベル分類になるのか「イリヤの空、UFOの夏」(秋山瑞人)とか典型的ないわゆるセカイ系と見なされているものにもUFOは出てたなぁ。オカルトは扱いやすいからね。
でもUFOの最高峰ってったら『謎の円盤UFO』であろう。
実はねーあんまり見たことないんだけど、エヴァンゲリオンの元ネタ要素がかなり含まれており、エリス中尉なんかまんま綾波ってのはよく言及されているし、プラグスーツばりのコスチュームは今見るほうが逆に新鮮味を帯びるかもね。
最高司令官ストレイカーは任務上とはいえ相当気が滅入るような仕打ちにあっており、碇指令のひねくれっぷりを考えた時なんとなくにじみ出るものがあるかもしれん。
いつかじっくり観たいですよ。
ってことでOPを貼り付けておく。
矢島(カーク船長)正明さんの渋く知的なナレーションと共にお楽しみください。
こちらはおまけ、自衛隊脅威のメカニズム。
では。
ユッ、フォッ(6月6日なので)。