2009年10月25日日曜日

五感とSF

ペプシあずき味には小豆は入っていないのになんとなく小豆の感じがする。



津田です。



というように我々人間はいかに視覚に左右されやすい動物かということがわかる。

映像表現において視覚効果といえばSF作品が思い浮かぶことが多いことから、SFは絵であるという言葉にはなるほどうなずかされる。


聴覚的にはSFといえば壮大なクラシックも似合うし、電子音奏でるテクノでもOKだ。

様々な音楽や効果音によって多種多様な雰囲気が表現され、感情が動かされる様はその力の一端を垣間見せている。


触覚での認識は、日常に使用する様々な道具を思い浮かべるとよい。

皮膚感覚を感じさせるようなガジェットであれば、空想上ものでも実にリアリティを感じることが可能であろう。

普段はあまり意識せずバックグラウンドで生じる皮膚感覚は、最重要であるがゆえか実に他者へと伝達しにくい感覚でもある。

痛みの感覚器官でもある。


味覚と嗅覚は特化型の皮膚感覚とも考えられるだろう。

直接生存に関わる、害があるかないか「好きか嫌いか」という本能の感覚だということもできる。

個人的主観や経験に基づく最たるものであるため、再現がかなり難しい情報であろう。

しかしながら料理漫画なんて分野もあり、日本の漫画文化は死角が無いんじゃないかと恐れ入る。


このように視覚以外の感覚を直接のテーマにしたSF作品は思いのほか少ないように思う。

ロボットや人工知能に意思や意識が現在生じないのは、圧倒的に入力される情報が少ないせいだという説もあるがむべなるかな。

スパイクじゃないが、目に頼りすぎなんだよ。カメレオンじゃねえんだ! ということでもあろうか。

お化け屋敷の一種で視覚を暗闇で遮り、ヘッドフォンで立体的な音響により恐怖を増す仕組みをとるものもあるよね。

ひとつの感覚を遮断することで、研ぎ澄まされる感性も、あるのかもしれない。



下記はAXEというフレグランス広告というかページだが、3Dサウンドのコンテンツもある。

さすがにネットで匂いは出せないので聴覚に訴えてるということのかな。

http://www.axeeffect.jp/inthedark/