2009年10月30日金曜日

恐怖の研究

恐怖とは未知なるものへの恐れというより、既知なるものを失うことへの恐れだ

ジッドゥ・クリシュナムルティ


恐怖は人類の最も古い感情である

H・P・ラヴクラフト


恐怖には二種類ある。そこにあるはずのものが無いことと、そこに無いはずのものがあることだ。

不明




上舞です。



映画「戦慄迷宮3D」を見てきたんですがまぁ期待してなかったとおりでしたよ。

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『フォース・カインド』の予告編が面白そうかなとも思ったけどどうだろう。

アブダクションもののようですが。 


最近怖いものはアニメ「青い文学」の「人間失格」で主人公が描く自画像かな。

鏡とか怖いよ。

不気味の谷現象とかも類例かもね。

物語で怖いと感じさせるものは人それぞれですが、根源的なところはなにかしらあるような気がします。

PAO〜N超心理学コーナーの前に大原松露饅頭のCMがあったせいで饅頭が怖いとか。大平透です。

あと忘れられないのが「まんが日本昔ばなし」の「うしおに」。

欠ける鬼歯とか影を舐められるとか、あと音楽が怖すぎる。

隙間や影ってのがおそらく想像力を掻き立てられる分、恐怖心をあおるのかもしれませんね。


「危機を逃れる可能性がたとえ僅かでもある場合にこそ、人は何としてもそれを達成しようしてパニック状態になる」ともいわれるように、完全な絶望状態は逆に恐怖心を低下させるような気もします。

現代に生きる人々は私などから見れば「怖いもの知らず」な面々が増えてきているようにも思われるのです。