【冬月さんからの投稿です】
500円というリーズナブルな観賞料もあってか、日曜日に行ったら親子連れでいっぱい。
映画というより46分のCGドキュメンタリーなんでしょうが、いやー泣けた泣けた。
宇宙空間の広さ、果てしなさ。地球を離れて小惑星へ旅する孤独さが前半じわじわと沁みて来ます。
イトカワへの着陸で傷つき、一時は交信途絶したはやぶさに呼びかけるナレーション。まるで人間に語りかけるように。さあ、地球に帰ろうと。
地球からの交信を受けてとつとつと帰りの旅路をたどり始めると、萌えキャラでもないのにいつのまにか感情移入してましたよ。
満身創痍の状態で大気圏突入し、燃え尽きてゆくところで、不覚にも涙が。地球帰還カプセルがまるで一粒の種のようにオーストラリアの砂漠に落ちていく…。
ありがとうはやぶさ。映画のスタッフグッジョブ!
私たち日本人は、機械を道具として認識する欧米人に対して、人のように擬人化して認識すると聞いたことがあるけど、まさにそうだった。