キック・明日
花と嵐の北方
んでキック・アスですよ。
こんな低モラル映画久々に見た。こりゃ大っぴらに全国公開は難しかったろうな。
11歳の女の子が嬉々として悪人皆殺しってのは自分的にはご褒美ですが道徳的にはアウトだよな。
アクションはほんと凄くて、GUNSLINGER GIRL実写版があればこんな感じか。
コミックにはないスカートをはかせたのは正解だと思った。
アクションの9割がたはクロエ・グレース・モレッツ自身がこなしてるらしいが、壁を駆け上って一回転するシーンはやらせてもらえず、スタントダブルの男の子が演じたらしい。
キック・アスというより主役はヒット・ガールでしたね。
figmaとかの可動フィギュアが出れば売れそう。
そしてこの娘のミンディを仕込んだのが犯罪組織から陥れられた元刑事デイモン・マクレイディなんだが、バットマン風衣装に身を包んだどうしようもない親父を演じるのは我らがニコラス・ケイジ。
ビッグ・ダディ……イイ!
自分も娘には優しく接したい(火薬量を減らした弾丸で)。
あ、捕まったダディを救出に行った際、ヒット・ガールの暗闇での戦闘シーンは、まんまFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)画面そのものでしたな。
一応の主人公はほんとダメな感じの俗物代表なんだが、最終的にはまぁなんかそれなりには。
ラスト、マスクを脱いだもじゃもじゃ頭は一瞬ラルフ・ヒンクリーを思い出して懐かしくなりましたよ。
UFO時代のときめき飛行、好きでしたなぁ。
あとホモ(ゲイ)が嫌いな女の子はいませんってのは海外でも共通項なのかな。
なりきりヒーローといえばレンタヒーロー、カラオケであれば歌いたい気分ですよ!