2011年6月1日水曜日

ここは酷いインターネッツですね

時代が生んだヒーロー2本立て
「ソーシャル・ネットワーク」と北九州初公開「キック・アス」を小倉昭和館で観てきた。



顔本北方



・ソーシャル・ネットワーク

あくまでも事実をもとに脚色されたフィクション映画であるとのこと。
まるで期待していかなかったんだが結構楽しめた。
冒頭の女子学生の顔の格付けサイトは、結構前に亜種(猫の写真だったっけ)をネットで見かけた記憶があるけどここが源流だったのか。
SNSは無法地帯のインターネット内におけるある程度の閉鎖されたコミュニティの一種で、インターネット内インターネットくらいの認識しかなかったんだけど、なるほどある程度の社会的ステータスを重要視する人々にとってはフェイスブックの仕様は大変魅力的であり、そのような人々というのは世界的に多いのだなぁということが理解できる。
映画では結果的に、女の子にフられた腹いせに億万長者にまで登りつめてみた、後悔はしていない キリッ (だけど未練はある)。というオチなんだけど、歴史は非モテがつくった、ともする普遍的英雄譚の一種なのかもな。
頭のイイ馬鹿は始末におえない。

しかし現実にはまだ直近の出来事なのによく映画化できたよなー。
でもこれもスピード情報化時代のたまものであるのか。
最先端を疾駆しているものから見れば、すでに遠い過去の出来事なのかも。

六次の隔たりを経て誰にでもたどり着くことは可能かもしれないけれど、その人とコミュニケーションが成るかどうかはまた別問題であるな。