先日レンタルしてまだ聞いてなかった「琉神マブヤー ミニ・アルバム」をようやく聞きながら吉田秋生「YASHA -夜叉-」とその続編「イヴの眠り」も読みきってしまいやらなきゃならないことが全て後回しででーじやべぇ。
津田です。
そして「YASHA -夜叉-」での重要な舞台が沖縄で魂“マブイ”とも関連深かったので変なテンションが上がったり体力は下がったりパラメーター調整がむずかしい夏、皆様は耳を澄ませていたりご健勝のことと存じます。
つうか日曜日はてぃーだ(太陽)の力で是非とも雨は避けていただきたいホント、選挙なんで。
吉田秋生はその昔「BANANA FISH」を読んだことがあり、その絵の上手さとストーリーの巧みさに舌を巻いた記憶があるのだが借り物だったので肝心の内容はほとんど忘却の彼方、しかしYASHAにシン・スウ・リンが成長して出てきた時はなんだか懐かしく思ったよ。
吉田秋生の絵柄というか作風は、けっして似てるわけじゃないんだけどどこか大友克洋を俺の中では思い起こさせるところがある、不思議。
この作品の核となるアイディアの一つに遺伝子操作で作られたインフルエンザに似た初期症状を持つウィルスが出てくるんだけど、 現実世界でも最近新型インフルエンザなんてあったよねーとか。
遺伝子操作された新人類というまぁいってみればありふれた手垢の付いたアイディアをリアリティあふれる表現力で描き出す手腕は並大抵のものではないと思う。
アニメ化とかは難しいだろうなぁとか思ったんだが実写ドラマ化されてて吹いた。
無理がありすぎるだろ正直。
でも阿部寛のケン・クロサキはちょっと見たかったかも。
そうだ、吉田秋生は「桜の園」は文庫版だけど持ってるんだった。
1990年版の映画を深夜放送で見たのがきっかけだったかなぁ。今は音信不通のNMR先輩に進められたからだったか。
というわけで長編SFサスペンスドラマの大傑作、「YASHA -夜叉-」「イヴの眠り」を読むと沖縄とかハワイとか行きたくなって困りますよ。
(「BANANA FISH」も読み返したくなるし)
あとやっぱり双子っていうか兄弟ネタは定番だけどオイシイよね。
だけにいかに料理するかって所がキモなんだろうなぁ。
散漫になってしまったのでこのへんで。
あ、そういえばマブヤーにも生き別れの兄が敵方として出てきますな。