2010年7月6日火曜日

夢操作しかもワンってなんだろう

敵はスーパー・ヘビー・ウェイト(ダイエットのことかな)



津田です。



「じゅうおう」違いですが樹なつみの「獣王星」を“書庫”から借りて読みましたよ。

いやー少女漫画枠なんだけどしっかりしたSFで読ませてくれるなぁ。

でも連載で追ってた人は続きがそうとう気になったであろうな、まとめて一気読みできて良かったよ。

設定はガチSFだけどキャラ的に少女漫画として好まれそうな要素もポイントで押さえられており、とても高度にバランスが取れている作品なんじゃないかな。

星系図の解説とか未来史年表とかあるとほんとうっとりするよね。誰もが一度は架空惑星系を考えたりするよね。

あと軌道エレベーターも出てくるしね。

キャラクターがそれぞれ魅力的なことはもちろん、タイトルどおり一つの星についての物語であるという点をしっかり押さえており、すっかり引き込まれてしまいましたよ。


ラジオドラマとかになってそうだなぁとおもったら、ノイタミナ枠でしっかりTVアニメ化までされてたんですね。どうだったのかな。

ともあれ、少女漫画枠へ踏み出すにはなにかと敷居が高いので、こうしてよい作品に出会えることは貴重な機会なぁと思います。

光子企画さんへ感謝です。

次は同作者の「OZ」を読みましょうかね。


柔王丸、セーットアーップ!(無関係)