2010年11月21日日曜日

トーキング・ライツ

スキューバは体験で一回しかやったことないけど、なかなかいいもんですよ。



上舞です。



でもまぁ水中に潜るってだけで緊張するわけであり、慣れてるヒトにとって見ればホラ簡単でしょってことが初心者にはすっごく敷居が高いわけで、出来るヒトには出来ないヒトの感覚が逆にわかんないんだろうなってことは、自動車運転教習の時にも思った。

で、いきなりハンドシグナルってのも上手く出来るわけがなく、自分の意志が相手に伝わらないってのは非常に由々しき事態なわけですよ。一歩間違うと死んじゃうし。
水中では電波が減衰しやすいらしく、お手軽な水中通信機器はありそうでなかったようなんですが、日本が世界に先駆けて開発した「水中可視光通信技術」ってのを先日TVで見ておおっと思ったことですよ。

ダイバーは手に特殊な水中ライト、頭には小型スピーカーを装備。
フルフェイス型水中マスクの中で普通に口を動かしてしゃべると、水中では使いにくい電波の代わりにLEDの光が高速に点滅、様々な信号を伝播。光は相手側の受光部で受け止められスピーカーに信号が送られる。水中では鼓膜が使えないため小型スピーカーは骨伝導式のものを使用。

水中で会話する装置として音波や超音波を使ったものがあったようだが、1対1で会話が出来ないなど実用性からは遠かったようです。
可視光通信ではライトと受光部が向き合っている限り、ダイバー同士が1対1で会話したり、1人が同時に複数の人に喋ることも可能。
グラスボートなどを使うと、ダイバーが船上にいる人に情報を伝達することも可能だ。
機器開発は座間味村第3セクター(21ざまみ)や県内のIT企業のほか、慶応大学など産学が連携して去年から行っているものらしい(経済産業省の地域イノベーション創出研究開発事業)。
想定価格はワンセット10万円で、来年夏の商品化を目指しているようだよ。

沖縄の自然とITの融合で生まれた新しい技術「水中可視光通信技術」。

とどけけ!ひかりでわたしたちの歌を!(なぜ・・・アイマス調で言う?)