2010年10月17日日曜日

MとSは表面上の違いでしかない

MM9、最終回だけ録画されてないなんてどういうことなの。
(追記:masaitanoさんによると2話連続放送なんて卑怯だよね、とのこと。そういうことだったのか・・・)



上舞です。



でも見たけど。
MはMonsterの略、SはSupernatural Beingの略って分類上の設定がきっちり物語上における要点として盛り込まれていたりするところが好感度高かった。
あくまでも気特対の日常を描くことに専念しているにもかかわらず、背後にはしっかりとした怪獣特撮モノのテイストが織り込まれており、またキャラクターに合ったキャスティングにより違和感なく最後まで物語を楽しむことができた。
1話30分というアニメ的長さってのも見やすさの鍵だったかもね。この雰囲気で一時間はおそらく辛い(特撮に金かけられないから)。
低予算でも工夫でいけるって事を改めて知らしめてくれるドラマづくりだったんじゃないかな。
一応ラストはありがちなぬるい親子話(怪獣の)になるかと思いきや、金枝篇「王殺し」ネタを持ってきてて、なかなかやるなと思わせた。

原作読んでないからわからんけど、多分原作より楽しめたんじゃないかと予想。
あまり大々的に怪獣は出てこないものの、その存在感を十二分に感じさせることに成功した、現代版ウルトラQともいえようか。
オープニングナレーションが石坂浩二だしな。

短いし機会があれば是非、一見の価値はあるかと。