2010年10月24日日曜日

グリーゼのために

ベートーベンの悪筆乱筆のせいで本来「テレーゼ(Therese)のために」という曲名だったのが「エリーゼ(Elise)」に間違えられたという説が今日有力視されている。けどバガテル(「ちょっとしたもの」「つまらないもの」といった意味)として作り残されてるところからベートーベンも照れくさかったんじゃないのかな、察してやれよ。



ハビタブル北方。



我が太陽系から20光年という目と鼻の先に、地球に似た惑星が見つかったよ!ってニュースは耳に新しい。
確か赤色矮星をめぐる惑星で自転と公転が同期してるという特徴があったような(うろ覚え)。
このハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に位置する惑星グリードじゃねぇグリーゼ581gから地球外知的生命体らしき存在からのパルス信号が発信されている事が明らかに!という擬報が流れて、SF者としては非常に楽しい終末いや週末を過ごしたわけだが、宇宙開発が再び脚光を浴びつつある昨今、なかなかにタイムリーな話題だったといえよう。
詳しくは末尾のリンクを参照にされたし。

SETIの方もドロシー計画が11月からスタートだし、やはり来るべきファーストコンタクトってのはロマンがあふれるよね(あっぷあっぷ←溺れてどうする)。

やった、異星からの通信きた!
解読はまだだがこちらからも通信だぜ。
“どんな姿をしていますか”“そちらはどんな惑星ですか”“文明レベルはどれくらいですか”“何人くらい住んでるんですか”“どうして地球に通信してきたんですか”“パンツは何色ですか”etc.etc.
数年後、宇宙ストーカー規正法で銀河警察から警告を受ける地球人類・・・。
SFショートショート 「グリーゼのために」




地球外知的生命体らしき存在からの信号を確認 / ラグバー博士「未知の文明からの可能性が高い」
http://rocketnews24.com/?p=52546

ソースリンク(英語)
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1316538/Gliese-581g-mystery-Scientist-spotted-mysterious-pulse-light-direction-newEarth-planet-year.html

事の顛末(英語)
http://worldofweirdthings.com/2010/10/15/weird-things-talks-to-astronomer-ragbir-bhathal/

Togetter(ツイッターまとめ)
グリーゼ581からのレーザー通信の可能性(仮定の話)
http://togetter.com/li/62325