2010年9月21日火曜日

ハッ、これは人形!(誰の台詞だっけ)

9/12にNHK BShiで再放送があったHV特集「1/24秒に命を吹き込む~人形アニメーション作家・川本喜八郎の世界」を録画してあったんで見た。



紳々と竜々って最後どうなったんだっけ北方。



日本が誇る偉大な人形アニメーション作家、川本喜八郎さんがお亡くなりになったニュースはまだ耳に新しい。
これを機に「人形劇 三国志」再放送しないかな。自分の劉備(蜀)贔屓はこの作品の影響だな。
番組は遺作ともなった、折口信夫の『死者の書』(2005年:第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門特別賞受賞)を人形アニメーションで製作する過程を通して、その驚嘆すべき神業を語ってゆく。
人形作成から絵コンテ、アニメーションまで、当時80歳とはとても思えない精力的な作業っぷりは恐れ入るほかはない。
超恐ろしい人形映画『道成寺』も引き合いに出されたけど、この作品も凄かった。ギャラリーSOAPでほとんど全部見せてもらったな。
喜八郎さんいうところ、人形は人間の縮図ではけっしてなく、人形には人形の世界がある、と語っていたことが非常に印象的。
執心から解脱にいたるようなストーリーは、もっとも人形が得意とするシチュエーションなんだそうである。
そうそう神業といったが喜八郎さんによると、よくあなたにとって人形とはなんですか子供のようなものですかと尋ねられることがあるが、人形とはお仕えする神のようなものなのだそうだ。
作っているのも自分ではないだれかから作らされているようなふうに感じることが本当にあるのだそうである。
自分なんかがこういうのはほんとおこがましいのではあるが、このような感覚の末端をかすめた覚えがあるんで実に共感する。

人間が作ろうとしているロボットや人工知能などは人をより深く知るためのツールであると同時に、このような意味合いをも含んでいるのかもしれませんね。
川本喜八郎作の初音ミクとか見てみたかった気がする(神をも恐れぬ所業)。