2010年9月15日水曜日

ラグナロック オフライン

なんとなく岡崎つぐお「ラグナロック・ガイ」を読んだよ。



津田です。



“書庫”からの借り物で「ジャスティ」も借りたかったんだけど3巻が無かった、残念。
北欧神話をモチーフとしつつストーリーはボトムズのような超人兵士ものっぽく進行、マクロス風人物作画と北斗の拳的荒くれた辺境惑星描写がとても昭和感を醸しだしており、非常に懐かしく読めるのであるがこれ当時としての評価は厳しかったんじゃないかなあ。
まぁひたすら主人公ラグナロック・ガイことガイ・グレイバードのハードで孤独な戦いを追っていけば楽しめるのだが今だったらチートすぎるとか言われちゃうんだろうな。
全7巻ですんなり読めて無理なくまとまっているんだけどなんだろう、この普通感は。
超人(超神?)兵士なんでアクションは銃撃と格闘がメイン、戦闘強化服やメカもオンパレードなんだけど亜流スタジオぬえ的とでも申しましょうか、なんかこうモヤっとする。
あと最大のライバルキャラが坊主頭なのがイカンのか、こう敵があまりかっこよくないのもな。
しかし女性キャラは安彦良和のような昭和的エロスが楽しめるんでいい感じですよなかなか。

北欧神話を題材とした作品の中において、なかなかにラグナロクの本質を突いた結末をもってきているとも思うんで、十分楽しむことができました。
久々にいろいろ調べるいい機会になったし。
曜日とか北欧の神々だったんだ。
火曜日→Tuesdayテュールの日、水曜日→Wednesdayオーディンの日、木曜日→Thursdayトールの日、金曜日→Fridayフレイヤの日。
みんな神々の黄昏や世界樹とかも大好きだよね。
ラ…ラグナローック!



―それは…おまえにこの世のすべてを問うことだ…!