2010年8月25日水曜日

今夜は、小さい満月ちゃん!

月に吠えてろ(res.萩原朔太郎)



津田です。



今年、満月が最も地球から近く大きく明るく見えたのは1月30日で、地球からの距離は35万6593km。
今日は逆に遠地点に到達するため、月は40万6389kmの距離に位置するらしい。
近地点の満月より見かけの大きさが約12%小さくなるみたいだ。

月は最も地球に近く馴染み深い天体でありながら、実はまだよくわかっていないことも多く、いつの時代も興味の対象であり続けている。
先日も、月が縮小を続けているという事実が新たな研究結果で示唆されたばかり。
月の耳たぶ状の崖と形容される断崖地形には断層が生じており、高さ数百m全長数kmに及ぶ。
崖形成は溶解状態だった月内部が冷却していることに起因すると考えられており、過去10億年間に形成された比較的最近の変化だと考えられている。
最近って遠いな。
月縮小は専門家からするとかなり衝撃的な発見らしく、惑星進化に不可欠な熱を月は初期段階で大量に失ったと考えられていたにも関わらず、断崖地形形成が続いているという発表は予想外だったらしい。
月震や一時的月面発光現象の原因って案外このへんじゃないのかな。

近代観測の成果により月は荒廃した死の世界というイメージが漫然と植えつけられていますが、その昔は狂気や変身や不老長寿や異界生物の宿る暗き生命の源でもあります。
遠ざかりつつある月ですが今でもその潮汐力で生命の根幹を握り続けているともいえるでしょう。
かつてより近くにありその大いなる重力で生命誕生を促した地球上の夜の支配者は、また人類を宇宙へ誘う甘美で恐ろしくもある銀の女王でもあるのかもしれませんね。



月に代わって、(以下自重)