2010年7月12日月曜日

雨中太作戦

雨続きですね。



津田です。



日曜日はR・マツリのおかげか天気が奇跡的にもって助かった。
んで現地で仕事してるとセキレイ(多分)が2羽つかず離れず寄ってきて鳴くので、人懐っこい鳥だなぁと思いつつははぁつまりこれは葦牙となった俺もついにハーレムアニメの主人公となり右派右派ウハウハの日々を過ごすことになるのかなぁ〜Pure Engagement〜とか感慨にふけっていたが、なんのことはない「そこには巣がある。邪魔だ、どかないと怪我するぜ」と威嚇されていただけだった。
雛に何度も餌を運ぶ様子を見つつ一方では巣から落ちて死んでしまった雀の雛を見るというなんとも無常であるなぁと思いつつ仕事中なので無情に徹するしかないのであった。

閑話休題。
さて雨の降りしきるSFといえばもうブレードランナーが真っ先に思い浮かぶのはテンプレなんだけど、梅雨時期の雨のバス停を見てるとなんだか夢幻戦士ヴァリスを思い出すよ。そんなシーンあったっけ(ていうかゲームやった記憶が無いんだが)。
あとミステリでは雨の殺人者とか。

でも今日はレイ・ブラッドベリ「火星年代記」の一編「優しく雨ぞ降りしきる」の映像化作品。
旧ソ連(ウズベキスタン)のアニメーション版です。

There Will Come Soft Rains


当然ロシア語ナレーションですが、英語字幕も簡単なんでわかりやすいかと。
オルゴールが奏でる合衆国国歌。レコードからはフランク・シナトラの「The Moon was Yellow」。
恐ろしくも物悲しい名作かと。

6月のニュースでジョン・デイビスが「火星年代記」の映画化権を獲得、20世紀フォックス製作で映画化される可能性が出てきたという話題もありましたね。
「ハヤカワ文庫SF」が8月で創刊40周年を迎えるにあたり、「SyncFuture 夏のSFフェア」が開催されますが、ブラッドベリによる新たな序文と2短篇が加わった「火星年代記〈新版〉」もそろそろ書店に並んでいる頃ではないでしょうか。
再び名作を手に取る良い機会かもしれません。

そしてもうひとつ。


待ってましたの「宇宙犬作戦」です!
順次ネット公開かどうかはわかりませんが、とりあえずエピソード00からは期待できそうな感じ。
MM9も面白そうなんで北九州でも放送しないかなぁ。

雨中もフロンティア。



追記:masaitanoさんから「(宇宙犬作戦は)TVQで7月19日から放送です!」との情報が。ありがとうございます!