上舞です。
というわけで「アリス・イン・ワンダーランド」見てきたわけだが、まぁなんだね、あれだね。
ディズニーだしな。
日本ディズニーのようにそうよ、愛でてよし食べてよしよ・・・愛でてよし食べてよし?とはいかないようで。
さようでございますか。
見所。
・チェシャ猫かわいい。
・白の女王は黒い。なぜか仲間由紀恵に見える。
・しゃべる花が「神聖モテモテ王国」(ながいけん)を思い出させた。「嬢ちゃんチクったら地獄やで!(花言葉。)」。
・そういえば赤の女王と戦う戦士、の「戦士」は原語で「チャンピオン」。アリスだけに(違います)。
・しかし3Dである、バトルである。もういい加減飽きてきた。
さて、ルイス・キャロルことチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンのアリスへの愛情とは、世間ではいわゆる少女愛者とみなされがちであるけれども、この少女的なものへの愛というのは少女が大人に成長した後も不変的なものの象徴を愛するということなのであり、年齢とは関係が無いとする説を私は採っている。
つまり成人女性に対しても少女の時と同様に接したことが社会的不名誉であったという見解である。
まぁいわゆるホンモノであり完全変態。
彼自身が少女を象徴とする子供に変身したかっていたのではないのかとも、思われるのである。
赤の女王曰く、「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」。
つまり子供であり続けるためには全力で変化し続けなければならなかったのではないだろうか。
非現実の王国の中で。