2010年5月11日火曜日

どこまで行くのかおつかれさんね~

33歳、まだまだ現役のようです。



津田です。



NASAは先月22日、探査機ボイジャー2号で観測データ送信に異常が発生したことを発表。

ボイジャー2号は現在、探査機の状態のみを発信するモードに切り替えられ、原因究明を含め復旧作業が進行中。

5月1日に探査機から届いた初期データによると、探査機動作は基本的に正常なものの、観測データをフォーマットするためのシステムに異常があり、地球に届くデータは読み取り不可能な状態ということ。

現在ボイジャー2号は地球から海王星までの約3倍の距離に位置しており、地球からボイジャー2号に命令が届くまで13時間、その返信が戻ってくるのにも13時間を要する。

まどろっこしいようだけど1977年打ち上げ以来33年経た今も通信を続けられるというのはなんとも凄いですよ。

人間同士の方がそんなに通信し続けられないですよね、きっと。


ボイジャー2号は現在太陽系から離脱中で、太陽圏を越えた領域で太陽系がどのようになっているかを調べる星間空間ミッションをNASAにより運用中。

通信は2030年頃までは保たれると考えられているようです。さすが原子力。

なお1号は打ち上げは僅かに遅れたものの、地球から最も遠い距離に到達した人工物体として太陽から約140億km(約95天文単位)の距離で末端衝撃波面を越え、太陽系と星間空間の間の衝撃波領域であるヘリオシースに入ったと見られており、NASAは100天文単位の距離に到達したと発表。

速度は太陽との相対速度で17.075km/s(3.602天文単位/年)、第三宇宙速度(地球表面から慣性飛行を行い、太陽重力を脱出に必要な最小初速度)を超えていますね。

人工物では太陽系最速であろう。

仮に太陽系に最も近い恒星系ケンタウルス座アルファ星まで行くとして、到着するまで約8万年しかかかりませんよ。


そうそう、先に太陽圏を離脱したと推定されているパイオニア10号・11号に搭載されてるのが、カール・セーガン発案の地球外生命へ向けたメッセージ金属板(男女人物画の着衣問題で物議をかもした)。

金星ミクの元祖だ(チガウカ)。

ボイジャーのはゴールデンレコード。

ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマーに重要アイテムとして出てビックリだった。


しかし最初は木星と土星の探査で4年間の探査期間だったのが天王星と海王星も調べて延長につぐ延長。

ホントこの太陽系グランドツアーはSF界への影響も計り知れないものがありますネェ。

映画『スタートレック』の探査機「ボイジャー6号」とか。


遠路はるばるごくろうさんね~