2010年4月5日月曜日

「趣味だねぇ」

山崎直子宇宙飛行士搭乗スペースシャトル「ディスカバリー号」、宇宙へ。



津田です。



打ち上げ中継は結局USTREAMで見たんですが、順調でしたね~。

最後の外部タンク切り離しの時は、カメラが外部タンク側についていたので、離脱していくシャトルのお腹を見ることが出来て感動でしたよ。


初フライトの山崎宇宙飛行士は、日本人女性初のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として、主に国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルのロボットアームを操作、多目的補給モジュール「レオナルド」をシャトルからISSへ移設、補給後再びスペースシャトルへ戻すミッションを行う予定。

またロードマスター(物資移送責任者)として、スペースシャトル~ISS間の物資移送作業全体の取りまとめも行うとのこと。

ほう、リアルマチルダさんといったところですかな(不吉なこというな)。


さて、スペースシャトルの宇宙船本体部分はオービタ(軌道船)と呼ばれ、現在三機が稼動中である。

礎となったものも含めて年代順にちょっとまとめ。


エンタープライズ:1号機であるが滑空実験機のため宇宙には行っていない。アノ逸話は有名。


コロンビア:2号機であり最初に宇宙に到達したシャトル。

1994年7月8日(STS-65)向井千秋宇宙飛行士搭乗。

1997年11月19日(STS-87)土井隆雄宇宙飛行士搭乗。

2003年2月1日(STS-107)28回目のミッション再突入時に空中分解。宇宙飛行士7名全員と共に失われた。

備考:カウボーイビバップ 第19話「ワイルド・ホーセス」にレストア機として登場。(制作98~99年)


チャレンジャー:エンタープライズと同時製造の地上試験機改造機のため、製造はコロンビアより早い。

1986年1月28日(STS-51-L)10回目の打ち上げ直後に空中爆発。宇宙飛行士7名全員と共に失われた。

クルーには日系人宇宙飛行士、初の民間人宇宙飛行士(小学校教諭)、初のアフリカ系アメリカ人宇宙飛行士らが搭乗していた。


ディスカバリー:2度の大事故後の初飛行はいずれもこの機体が受け持った。

「2001年宇宙の旅」の木星探査船の名前としても有名。

1985年1月24日(STS-51-C)日系人初宇宙飛行士搭乗。

1998年10月29日(STS-95)向井千秋宇宙飛行士搭乗。

2000年10月11日(STS-92)若田光一宇宙飛行士搭乗。

2005年7月26日(STS-114)野口聡一宇宙飛行士搭乗。(コロンビア事故後初)

2008年6月1日(STS-124)星出彰彦宇宙飛行士搭乗。

2009年3月16日(STS-119)若田光一宇宙飛行士搭乗。

2010年4月5日(STS-131)山崎直子宇宙飛行士搭乗。ディスカバリー37回目のフライト。

日本人宇宙飛行士の搭乗率が高い。

備考:北九州市「スペースワールド」には実寸大模型が打ち上げ時のように直立に展示されている。


アトランティス:4番目に建造。実用機5台のうち唯一日本人および日系アメリカ人宇宙飛行士が搭乗していない。飛行回数31回。

映画「アルマゲドン」で序盤に流星群の被害を受け爆発したシャトルとして登場。

あとディヴィッド・ブリン「ガイア -母なる地球-」では重要な役割を果たす。


エンデバー:チャレンジャー事故を受け「エンタープライズ改修より安い」との判断の元、ストックのスペアパーツから新造。飛行回数24回。

アーサー・C・クラーク「宇宙のランデヴー」の主役宇宙船の名称としても知られる。

1992年9月12日(STS-47)日本人初宇宙飛行士、毛利衛搭乗。

1996年1月11日(STS-72)若田光一宇宙飛行士搭乗。

2000年2月11日(STS-99)毛利衛宇宙飛行士搭乗。

2008年3月11日(STS-123)土井隆雄宇宙飛行士搭乗。

2009年7月15日(STS-127)若田光一宇宙飛行士搭乗。


今回、ISSにシャトルドッキングすれば、宇宙で日本人がふたりも働いていることになりますね。


ダイソン教授は『ターキー』、つまり飛べない鳥とスペースシャトルを評した。

技術開発の典型的失敗例という負の側面ももちろん存在するのだ。

だがこれを念頭に置いてなお、人類は巨費を投じ、危険を冒し宇宙へ向かう。

ダイソン教授はこうも述べる。

「税金の支払いや義理の母親が嫌いという理由で宇宙に出て行く人も現れるだろう。だが一番の理由は、それが前人未到の行為だということだからだ」

宇宙エレベーターについても、

「私が『こんな仕組みでは無理だ』と以前に言ったことは記録に残っている。しかし、私は自分が間違っていたことを証明されるのが大好きだ」と述べている。

かっこよすぎるだろフリーマン・ダイソン。