2010年3月7日日曜日

ま:マッドなサイエンスは尽きず

かつてSFで猛威を振るったマッドサイエンティストたちは、ちゃんとした科学者の権威の裏返し的なパロディとして存在していたのであるが、現実世界は小説より奇なりと申しましょうか、マッドなんて修飾するまでもなく既知外のことを大真面目に研究する科学者は大なり小なりマッドサイエンティストなのであることが判明していく久しい。(イグノーベル賞とか参照)

科学の危険性の擬人化でもあったマッドサイエンティスト。

狂った(ってしまった)科学者はいても狂った科学は存在しないと言われていたものだけれど、「マッド・サイエンス入門」(堀晃)が功を奏してか、かつてありえなかったマッドサイエンス的なものまで後を絶たない。

科学自体が狂気を取り込んでしまったのですね。

このことから、単独であったマッドサイエンティストはその姿を消したが、制御された狂気は集団個々中に潜み尽きず、俯瞰的にはマッドが認識されづらくなっているということ。



MAD北方。



好奇心は一種の暴力と考えれば、制御された科学的知的好奇心というものはスポーツみたいなものかな。



狂った~科学には~青空は~似合わない~。

沸き立つ黒雲、轟く雷鳴でこそ。


ちょっと読んでみたい⇒図解アリエナイ理科ノ教科書 http://www.b-geeks.com/28g/ari1.html