津田です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の2、30代若手ロケットエンジン技術者らが「未来型ロケット研究会」なるものを立ちあげたようです。
「反物質」で生成するエネルギーを利用した惑星航行可能な超高速宇宙船を目指し、未来のロケットの実現性を真剣に考える研究会らしいですよ。
未来型ロケット研究組織は国内初。「100年後」の開発を視野に、壮大な将来構想を今年度中にまとめる。
この未来型ロケット、欧米では既に基礎研究が着々と進んでおり、火星を目指す原子力宇宙船は米国が研究中、ロシアも参入する方針とか。
日本も遅ればせながらも馳せ参じるといったところ。
研究会は「往復2週間の火星旅行」「往復20年の太陽系外旅行」を目標に、技術的課題と実現可能性を探っていくらしい。
100年後は近くて遠いなぁ。
だがそんな時はこれッ「軌道エレベーター」!!
東芝エレベータのページ内で大原まり子さんが(写真付きで)語られている箇所発見。
http://www2.toshiba-elevator.co.jp/elv/newsnavi/volumes/18/news/special14.html
高層建築の発展があるのもエレベーターの進化があればこそなのである。ブルジュ・ハリファとかもな。
平成20年発足の「宇宙エレベーター協会(JSEA)」副会長で日本大学理工学部:青木義男教授は、
「無人のエレベーターならば今後30年以内に、人を乗せてであれば今世紀中には宇宙の入り口あたり(高度100km程度)に昇ることができる可能性もある。そうなれば特別な訓練を受けなくても誰でも宇宙へ行ける道が開けてくる」
と語っているようです。
去年凄い勢いでメルマガが来ていた、宇宙エレベーター「小型模型」の昇降を競う「宇宙エレベーター技術競技会」では、競技高度を昨年の150mから300mに伸ばす予定。
宇宙空間でのケーブルの挙動を観測する実験衛星打ち上げも実施間近とのこと。
JSEAは今年度中に宇宙エレベーター実現に向けた本格的な工程表を作成、研究が具体的に動きだすらしい。
ブルジュ・ハリファにも設置の現在世界最速エレベーターは秒速18m。
まだまだ遅いですが、もし軌道エレベーターの速度を新幹線並みの時速300km程度にできれば、いま野口聡一さんが滞在するISS(国際宇宙ステーション)くらいの高さ(高度400km)なら、1時間ほどで行けるから日帰り旅行も可能ですよ。
「ちょっとコンビニいてくる」感覚ですな。
これなら生きてるうちに宇宙に行け・・・ないですかね。
もういくつねると 近未来
近未来には ロケットで
太陽系を 探索だ
宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である
そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない
はやく来い来い 近未来