2009年8月26日水曜日

拡張する感覚

世界をダイレクトに認識することは人間には難しい。

なので自意識というソフトウェアが身体というハードウェア上に走っているのかもしれない。



上舞です。



「戦闘妖精・雪風 アンブロークンアロー」で似たようなこといっていましたが、道具を使うということは拡張した身体を使うということなので、あるとき道具が自分の意のままに操れる様に感じられた時、道具にも意識があるのではないだろうかという人間特有の感情移入能力が発現することもあります。

自分の身体はすでにソフトの一部なので肉体にも意識があることは普段は忘れがちですが、例えば身体が思うままに動かない時などはそれと認識されやすいのではないでしょうか。

バイクを操っていると人機一体感が生じてくるのはよくある話でしょう。

しかし雪風と違って相互リンクではなく、常に一方的な人間の感覚投射のフィードバックによるものであることを忘れないよう心掛けなければなりません。

マジンガーの頃から言われているように、神にも悪魔にもなれるのですから。




さて、人間を乗り物にする異星生命体の話「70億の針」の二巻が出てたんで購入。

つらつら読んでみて、どうかなぁと思ってたらインスパイア元の小説や寄生獣とも若干異なった展開に。

今後が楽しみかもしれない。



でもこのネタは電王だよなぁ。









だから気をつけよ世の母親たち。

子はあなたの一部であり、そうではない。