上舞です。
ギャラリーSOAPにて「こま撮りえいが こまねこのクリスマス ~迷子になったプレゼント~」を観賞してきました。
特別同時上映「こまねこマナー広告」「どーもくんTVスポット「孫」」「どーもくんTVスポット「雨のうた」」「どーものこそだて(TV未放送)」「こまねこ ~はじめのいっぽ~」。
まぁ30秒から5分くらいのフィルムなんですが(本編は20分)。
「こまねこ」の存在は某北九州市御役人さんから「こんなにかわいいのが女の子だとは思わなかった」と、うかがっていたのですが(フィクション)、うわさに違わずかわいかったですよにゃにゃにゃ。
こまねこ公式:http://www.komaneko.com/index.shtml
上映後、北九州市立大学:宮本大人准教授の特別講義「コマをつないで物語る-「こまねこ」からさかのぼるアニメと漫画の話」と題されて22:30オーバーのトーク及び映像の上映が非常に興味深く、価値あるものでしたよ。
「こまねこ」のような表情を豊かに作られている人形アニメは稀で非常に日本の漫画的だということ。
実写映画の原理も実物のコマ撮りであって、動画の原理の根本は全く変化してないということ。
NHK人形劇「三国志」でお馴染みの川本喜八郎はチェコスロバキアに渡り人形アニメを学んだということ。
ピンスクリーン技法という正気とは思えないアニメーション映像のこと。
北九大図書館には世界の珍しいアニメーション映像作品がかなり収蔵されているらしいということ。
など盛りだくさんで充実した時間でした。
真の物理宇宙世界はアナログであるのにもかかわらず、我々の認識機構はこの世界をデジタルにしか認知できないのでそのズレをアナログ的と捕らえているのではないのかな、そう考えたりした寒空の夜道でした。