上舞です。
米航空宇宙局NASAは13日、月探査機「エルクロス」衝突実験で月に水の存在を確認。
月に水が存在する確実なデータを得たと発表。
近い将来、有人月面探査の際に飲料水としての使用や、分解して酸素や燃料として利用できる可能性もみえてきた。
月南極付近のクレーター「カベウス」には太陽光が永久に当たらない部分があるが、そこに水分が氷の形で存在する可能性が高いとされていた。
10/9、エルクロスをカベウスに激突させ、舞い上がった噴出物を分光計で分析。
その結果、土砂中に水蒸気を確認、飛散した水分は約90L相当とのこと。
月極(駐車場ではない)付近の水が数十億年前から存在するとなれば太陽系の歴史、進化の新たな解明の糸口にもなるだろう。
NASAは現在、次世代有人月面探査「コンステレーション(星座)計画」を進めているが、膨大な開発費などに批判も多く、オバマ政権は計画の見直しを迫られている模様。
そういえば毛利館長の日本科学未来館も危なかったようですが。
人はパンのみにて生くるにあらず、とは誰の言葉でしたかねぇ。
NASA幹部は会見で「今回の発見は間違いなく月への関心を高めることになる」とコメント。
人間は希望もなければ長くは生きられない。
またツキがあらばこそ、明日も夢見てしっかりやれるというものなのだ。