2009年11月9日月曜日

さよならは別れの言葉じゃなくて

再び逢うための遠い約束らしいですよ。



津田です。



買っちゃいましたよDVD「さよならジュピター」デラックス版。

最視聴が怖い映画ですけど俺は好きだったんだからしょうがない。

それにしても酷評が多い本作ですが、堂々と胸を張って失敗だったというのはわかるとして、今作以降邦画で宇宙モノ実写SF映画ってなんかある?

無知な俺ですがもしあるとしても悪い意味でもこれだけ知名度がある宇宙SF邦画はほかに知らん。

結局、日本人は作り手も受け手もほとんどがもうそれは求めていないということの証明になっちゃってるよね。

へたれだね日本人。

日本人は誰も作ろうとしないんじゃなくて作れないんだと思う、実写ではもう。

だからキムタクヤマトはある意味凄い。

やはり負けるとわかっていても男だったら戦って戦って戦い抜いてひとつでも多くの敵をやっつけて(金を支払わせて)死んでゆくのが男じゃありませんかそうじゃありませんか沖田さんということなのだろうか。

なので漫画やアニメや3Dへ表現方法をシフトしてきたのはひとつの正解であるし、現に成功している例もあるだろう。

暴論は百も承知だが、それもこれも「さよならジュピター」があった、作ってくれたおかげであるのだ。

黒歴史だが日本特撮映画を語る上で欠かせない存在感があるということだけは、誰しも否定できないだろう。

誰がなんと言おうと俺にとって「さよならジュピター」は、今だ日本宇宙SF特撮映画史上(うわぁ狭い範囲)最高峰の作品である。

もうそんなジャンルは存在しないという意味で。