津田です。
ロボット産業は北九州市が振興に力を入れている分野です。
2006年に地元企業や研究者などによる「北九州ロボットフォーラム」が設立、フェアを主催しています。
今年は29団体が出展、生活を助ける先端技術が13日まで披露されるそうです。
注目のロボットたち
・本の読み聞かせロボット「二宮くん」
若松区の早大情報生産システム研究センターなどが開発。
カメラでページを読み込み1字ずつ音声に変換。
文庫サイズの小さな文字は読めないが、滑らかに朗読するとのこと。
将来は感情のこもった朗読を目指すらしい。
なんで「二宮金次郎」?と思ったら、背負ってるパソコンを薪に見立ててるのね。
・手術用鉗子ロボット
魚ロボットで知られる北九州市立大国際環境工学部(若松区)の山本郁夫教授が、産業医大(八幡西区)などの協力で開発。
魚ロボットで実現したしなやかな動きが均等な力で臓器を柔らかく挟む鉗子に生かされているようです。
素材は通常の鉗子と同じステンレスに動力は電動モーター。
接触部分が臓器の形に応じて柔らかくしなるのが特徴。
血圧変化に合わせ挟む力を自動的に調節する機能も備えているとか。
手で操作する鉗子は1点に力がかかって臓器を傷つける恐れがあるが、鉗子ロボットは均一の力で包み込むように挟むためその危険性が低く、医師の負担を減らせるんだそうですね。
硬いステンレスで柔らかさを実現できたのが大きな成果だということのようです。
明日行ってみようかなぁ。
北九州ロボットフォーラム
http://robotics.ksrp.or.jp/robotforum/index.html