「戦闘妖精・雪風 第3部」が不定期連載されている早川書房のSFマガジンですが、2月号掲載分を読んでなかったんで読んできました。
立ち読みでスミマセン、上舞です。
「ジャムになった男」2006年4月号
「雪風帰還せず」2006年11月号、2007年1月号
「雪風が飛ぶ空」2008年2月号
「アンブロークン・アロー」2008年7月号、2008年10月号、2008年12月号
そしてアンブロークン・アロー第四回2009年2月号。
足かけ三年に渡る長期で連載中ですが、物語内では前作グッドラックのラストから数時間しか経っていないという・・・。
雪風シリーズは作家、神林長平の興味の方向の変遷が如実に現れている作品です。
ストーリーは見かけ上、主人公「深井零」の成長物語とも取れますが、安易なカタルシスを伴う人間的成長などというものではなく、生命力のしつこいぐらい粘り強くたくましい変化の過程なのだろうなと思います。
第二部グッドラックと第三部は映像にしても伝わりにくいタイプの作品なので、第一部だけを重点的に映像化すればよかったような気もしますが、アニメオリジナルのラストから第三部の着想を得たとのことなので結果的には良かったのかもしれません。
敵は海賊~猫たちの饗宴~は、なぜかビデオ持ってますが黒歴史ですかそうですか。
あと「戦闘妖精少女たすけてメイヴちゃん」をストライクウィッチーズ並みのクオリティでリメイクすれば神。
小倉まんだらけにある初回限定萌え萌えメイヴちゃん着色完成済フィギュア(約12cm/原型協力:荒川泰之)フィギュア付き(4000円弱)は押さえておくべきか否か、それが問題だなハムレット。