とどろく雷鳴、嵐をついて
上舞です。
風よ吹け吹け嵐よほえろ的に、時として風は台風、タイフーン、ハリケーン、サイクロンとしてわれわれ人類に大損害をもたらす存在であります。
「大暴風」(ジョン・バーンズ)ってのがむかし上・下巻でハヤカワから出てましたな。
最近、北九州には台風がめったに上陸しないんで、災害が来ないに越したことはないんだけれど、なんとなく物足りなく感じてしまう心持ちがすることも事実。
ファンタジーっていうかラノベ分類で「正しい台風の起こし方(気象精霊記シリーズ)」とかあるらしいけど。
しかし台風っていえばドラえもんながら「台風のフー子」は泣く。
ドラえもん屈指の非常に良質の泣ける作品であろう。一種のペット動物モノだから卑怯だな。
宇宙的には、捲土重来を期している金星探査機「あかつき」が、従来の気象学では説明ができない大気現象である惑星規模の超高速風「スーパーローテーション」(風速秒速100m、金星自転の40倍の速度)を重要観測対象の一つにしていたことが記憶に新しい。
歴史的には北部九州において元寇の時に神風が吹いたとされるせいで、二次大戦ではカミカゼなんて言葉が定着したし、オタ世界で神風といえばアレなんでまた別の意味が加わってみたりと、風の神様も大変ですな(カイゲンかよ)。
桶屋も儲かるしね!
いつもいい風がその局で吹きますように(牌の谷のナントカ)