2010年12月8日水曜日

あーその失敗って30年くらい前に流行ってたよね。30年くらい前に見たわ

あかつき・・・ここぞというときにビビりやがって!



津田です。



金星周回軌道投入失敗のニュースは残念だけど、僅かに六年後に再チャレンジの希望が残されてはいるようですね。
しかし「はやぶさ」の一回目の小惑星イトカワへのタッチダウン時といい、機器センサーが過敏なのかそういうプログラムのせいなのか、危険と判断してすぐ中止してしまうところはなんとも日本人気質らしいというかなんというか。
まぁその慎重さが結果的には救いと希望になってくれればという想いである。

でも歴史を振り返ってみれば米ソ宇宙開発競争華やかりし時でも、惑星周回軌道への人工衛星投入なんて失敗の連続、二桁の失敗を経てようやくなし得て獲得した技術なんだから、雲泥の差の予算とたかが一回の失敗(火星探査機のぞみ)くらいの経験値で成功されては正直たまったもんじゃねぇよとは思うだろう。

幸い「はやぶさ」のあまりのドラマチックさがまだ印象に深く残っているので、世間の風当たりもそんなに厳しくない様子。
金星より近い軌道を回るので太陽からの様々な影響が懸念されるらしいが、宇宙帆船イカロスで影を作って影響を少なくしようとかいうそれなんてヤシマ作戦?なことを考える作家さんもいるようで、今後ともまだまだ目を離せない宇宙のドラマであるのだ。